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私は大反対したのだけれど、家族会議で3対1で負け、「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」のDVDを見ることとなった。映像の迫力はすごいと思ったが、正直というか、予想通りというか、あまり面白くなかった。でもなんとなく、この作品を面白くないと言ってはいけない雰囲気がただよっている。見終わったとき、家族に本当に面白かったか?と聞くと、みな面白いという。
AMAZONのカスタマーレビューも確認してみた。ここでは、スペシャル・エクステンデッド・エディション(9000円)とコレクターズエディション(4700円)では意見が違うことがわかった。前者でレビューを書いている方々は、みな原作を読んでいる。原作での感動が、映画で再び呼び起こされているようだ。だから未公開カットなんかがたくさん入っていることを大歓迎している。よほど好きじゃないと、こんな高い方を買うはずがないから、評価が高くなるのも当然かもしれない。後者の方の中には、いまいちインパクトに欠けるという評価がある。わたしもそう思う。映画に期待しているものが違うのかな?
ロードオブザリング(指輪物語)、映画化の話のずっとずっと前から原作読んでました。映画も見たけど戦いのシーンが多くてやっぱり本の方がいいなぁと思います。
本にはもっともっと辛い気持ちや焦る気持ち、揺れる気持ちが描かれていて読んでいてどんどん引き込まれます。
こんなにも長く、こんなにも大きなことがたった1年間の出来事だったのか、と読み終わってから気がつきます。
結末が何ともやりきれない感じなんですよ。映画ではどう表現しているのかなぁ。
そうか、そういわれてみると、ひとりひとりのキャラクター設定も淡白だし、感情表現も少ないので、ひきこまれていかないんですね。
Posted by: icydog : January 13, 2004 08:55 AM「キャラクター設定が淡白」ということに関してですが、これはパート1が特にひどかったなぁと私は思ってます。
どんなキャラクターか、キャラクター同士がどんな関係を築いているのか、もきちんと描かれないままに、キャラクター同士の友情シーンが熱く熱く、スローモーション多用で描かれてしまっていて、妙に引き気味に見てしまったのを覚えています。
このパート1と、今回の「2つの塔」に共通する「キャラクターの描き方の弱さ」について、先日アメリカ人の友人と話をしました。
彼曰く、アメリカでは「指輪物語」は、そのキャラクターも含め、誰もがよく知っているため、
改めて映画中でこれを描き込むと、多くのアメリカ人にとって「Too Much」になってしまうのではないか、ということでした。
もしかして、キャラクターや、キャラクター同士の関係性などについても、ある程度知っていることを前提にして、つくられた映画なのかもしれないですね。
Posted by: hana : January 14, 2004 07:55 PMhanaさんはじめまして。そういうところあるかもしれませんね。スターウォーズも最初のものは、キャラクター設定が丁寧でしたが、それ以降はストーリーをなでていく感じがして、のめりこめないですよね。
Posted by: icydog : January 14, 2004 11:51 PM