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最近のデジタル機器の新製品は発売前2-3ヶ月前に発表するのが当たり前になってきたようだ。しかもうまく情報量をコントロールしている。こうしておくと、ネット上に多くの評判情報が流れ、発売前までに十分購入検討が可能になる。また、まだ売られていないのに値引きなども始まり、価格比較サイトなどで実売価格のあたりを取ることもできる。他の機種を買おうとしていた人も、これらの情報で買い控えを起こしたりする。
11月上旬発売とアナウンスされたPENTAX *istDsの例では、すでにネット上のあちこちで激賞されており、値引き価格も提示されている。先日幕張で行われたCEATECに実機が数台展示されただけで、その評判もたちまちネット上で評価される。店頭ではすでに予約がたくさん入り、PENTAXでは発売にして月産体制を2倍に増強することを発表している。異例のことだ。
まだほとんどの人が実物に触れることなく、予約が殺到しているのである。おそらく発売と同時に、予約分だけで垂直立ち上がり(発売と同時にがんがん売れること)となる。旧来なら発売後から広告活動をしてじわじわと評判が広まり、人気が出たころには在庫切れとなって慌てて増産体制を整えるというパターンであったろうが、完全に情報先出し&自然拡散型となっている。しかもこの手の商品を買うような人は、ほとんどがネットで調べまくってくれるので、これで十分なのかもしれない。ただし、広がる評判が悪いものだと、発売前に全て終わってしまう危険と裏腹ではある。