Su | Mo | Tu | We | Th | Fr | Sa |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 |
数週間前のITアナリストのレポートで、今後PC企業の淘汰が進み、ITコングロマリットのPC事業切り離しが相次ぐであろうというような記事を読んだ。PC関連の仕事も多く携わってきたこともあり、大きな時代の変わり目を予感させる内容に、感慨深いものがあった。今朝新聞を開くと、IBMが中国の聯想集団(レノボグループ)にPC事業を売却するという記事が出ていた。しかも売却後も既存顧客が離れていかないように、5年間はIBMやThinkPadブランドは継続使用するとのこと。
でもね、好き好んでIBMのブランドを買い求めているようなお客って、そんな名前だけ継承した別の会社に、付き合う気はないんじゃないかな。キーボードに関する基礎研究や、ノートPCのトラックポイントの開発など、高利益体質の会社ゆえになせる仕事だと思うし、自分もそういうところが好きだった。聯想集団(レノボグループ)がどのような経営をするのかわからないが、徹底的な効率重視のアッセンブラーになっていくことは間違いない。一方IBMはPCのグローバル市場での商権を聯想集団に譲る代わりに、中国での付加価値の高いソリューションビジネスの参加権を暗黙に手に入れたということになるのだろうか。
しかし、これをきっかけにIBMに見切りをつけたとろで、新たに心寄せたいノートPCブランドが見当たらないのも困ったものだ。いっそのこと、アップルに戻ってみようか。
私もIBMの話を少し前に聞いていましたが、その後のニュースで中国の企業の名前があがり驚いています。
実は、今のThinkPad X31は液晶にヒビが入ってしまい、本体にも小さな亀裂が入っているので(犬が踏みつけたせいです(泣))、またIBMを買うかどうか散々迷ったあげくdynabook SSを買いました。昨日届いたところです。
蓋の感触がチャチに感じ、キーボードのタッチも思っていたとおり違いますね。
でも、SDカードのスロットとCFのスロットがあること、(デジカメデータが楽に管理出来ます)、軽いこと、余計なソフトが入っていないこと、ワイヤレスのネット接続が楽なことはまずまずでしょうか。
いいなぁ、と思えるPCになかなか出会うことがないのはPC側の問題なのか、私の理想が高すぎるのか、どうなんでしょうかねぇ!?
dynabook行きましたか。いいですね。IBMは売却先について、東芝にも打診していたようですね。東芝だとよかったんですがね。今日、思わず、今のうちに純正ThinkPadを買っておこうかと、IBMサイトを覗いてしまいました。
わたしはイタリアのオリベッティあたりがデザインしたノートPCなんかが出てくるといいなあと思います。タイプライターを作ってきた会社のノートPCが期待できます。数年前は斬新なデザインのオリベッティ製品があったのですが、すっかり撤退してしまいました。
Posted by: icydog : December 9, 2004 05:50 PM選ぶ道は「ノートも自作」ですね。
Posted by: eveky : December 9, 2004 05:53 PMだよね。
昨日から、そのことをずうっと考えているのだけど、いいケースが見当たらないんだ。それで、リモアの小型のアタッシェケースなんかをPCケースにして、電源も内蔵して作ってみてはどうかなんて考えている。金属加工の仕方も知らないからなあ。
ThinkPadの赤ポチデザインが好きなので、このニュース気になりました。リチャード・サッパーもポール・ランドも好き。全然違うブランドになったら、悲しいね。
Posted by: mashumix : December 10, 2004 10:51 AMIBMから今回の「戦略的提携」について説明するメールが届いた。「PC事業売却」というような響きとはまったく違う印象だ。この内容を読むと、今回の広報戦略はまったくもって大失敗したものと思う。メールの要点は以下の5点。
①IBMと聯想集団有限公司 は、共同でPC業界に強力な新会社を設立することで合意した。
②本社は米国ニューヨークに置かれ、IBMは聯想集団の株を所有し、新会社に対してサービス、サポート、ファイナンシングを提供する。
③新会社のCEOは現在IBMのパーソナル・システム・グループの責任者であるスティーブ・ワードが就任する。
④IBMは、新会社との緊密なパートナーシップにより、業界で最も高い価値を提供する。
⑤統合までも、統合後も現顧客へのサービス&サポートは変わらない。
ということだ。実態がどこまでこの内容に近づいていくのか見守りたいところです。
Posted by: icydog : December 10, 2004 11:48 AM