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子供の頃、ガラナエールという飲料があった。東京でその話をしても誰もそんな飲料を知らない。どうも北海道にしかなかった飲料なのかなあと思っていた。昨年末百貨店の大北海道展でコアップガラナという飲料が売っていたので買ってみた。自分が飲んでいたガラナエールとは違うけれど、ガラナは今でも売っているんだあ。そこでガラナについて調べてみると、大変面白い生い立ちがわかった。昭和30年代、コカコーラの日本上陸を迎え撃つべく、全国清涼飲料工業会がブラジル大使館の協力を得て開発した全国統一ブランドだというのだ。ブランドは統一して、生産するのは各地域の飲料会社。挙国一致でアメリカ軍を迎え撃とうとしたわけだ。それが「コアップ」(Corporation-協力して、Up-向上する)で、コカコーラの参入が遅れた北海道以外は全て駆逐されたのだという。わたしにとってはとても懐かしくおいしい味だが、妻や子供たちは「ゲーッ!」とかいって飲もうとしない。
ガラナと同じように、北海道出身者にしか通じない飲み物が「雪印カツゲン」。これも子供の頃はどこの家庭でも宅配で飲んでいたもので、やがて宅配はヤクルトに駆逐されていった。味はマミーのようなものだったと思う。しかし、これもまだ売っているらしい。
キリンメッツのガラナはよく飲んだ記憶があります。いろんな種類あったんですね。しかし、雪印カツゲンは知りませんでした。
Posted by: eveky : February 7, 2005 05:44 PMどの家にもカツゲンの宅配ボックスがおいてあったものです。
Posted by: icydog : February 7, 2005 10:37 PMはじめまして。いつも拝見しております。かみさんの実家(北海道)で初めてガラナを飲んで以来、けっこう気に入っていますが、東京ではなかなか売ってないですね。僕も東武の北海道展で見つけて買いました。瓶(クラシック・ボトル)だったらもっと雰囲気があって良かったなあとも思いましたが。
美味しいのにどうしてみんな飲まないのかな、と不思議です。
むむむ・・・。面白すぎですっ! こちらの記事、失礼ながら、「ガラナ」にピンと来ず、何度も拝見しつつ、キチンと読んでいませんでした。が! 今、読ませて頂きました! リンクされたページもくまなく読みました。おっもしろいお話ですね~~~っ。
ただ・・・。僕の母は、北海道出身で、高校を卒業するまでは、あちらで育っているので(昭和30年代なら居たはずだ!)、勢い込んで聞いてみたのですが、ちっとも通じませんでした(ガクッ)。本人曰く、自分が住んでいたような小さな町(イカメシのとこです)には、入って来ていなかった、と言うのですが、おそらく本人が忘れているか知らない、あるいは、彼女自体が古すぎ・・・なんだと思いますです。そういう、張り合いのナイ人なので・・・。おしいっ!
sukarabeさん、はじめまして。このボトル、いくらなんでもひどいデザインだと思いますよね。子供の頃飲んでいたガラナエールってのはすごく大人な感じのする渋いデザインだったような気がします。
ガラナのほかに、ドクターペッパーとミスターピブ問題ってのがまた面白い話としてあるようでして・・・。これはまた別の機会にでも。
Posted by: icydog : February 9, 2005 06:43 PM@ぱおさん、ガラナは当時でも禁断の飲料という雰囲気持っていましたから、そういうのが嫌いな人は避けていたかもしれませんね。
Posted by: icydog : February 9, 2005 06:45 PM面白いというか私の食文化と完全に一致!カツゲンは毎朝配達くるのを家の前で5歳くらいまで待ってました。 小原商店のガラナは甘すぎなくうまい。家の近くのディスカウントショップでも販売中です。 ところでローヤルクラウンコーラって知っていますか?王冠にRCの文字があればもう1本 そういう販促は昔は多かった。
Posted by: ショウチャン : August 22, 2007 09:45 AMショウチャンさん、
サイト全部に目を通していただけたようですね。恐縮です。
カツゲンを家の前で待ちうけていたということは、同世代なのでしょうか。
もちろん、ローヤルクラウンコーラもよく知っております。