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信州から送られてきた「iCon Steve Jobs」という本を読み終えた。昨年末に出版された、アップルの創業者スティーブ・ジョブズの伝記で、自分にとっては非常に面白かった。万人に面白いかどうかわからないけれど、マッキントッシュの発売に衝撃を受け、次から次へと大枚をつぎ込んで新機種を追い求めてきたにもかかわらず、仕事上、泣く泣くウィンドウズに改宗した経験を持つ人にとっては必読の書だ。スティーブ・ジョブズの動向は断片的に見聞きしていたものの、こんな壮絶なストーリーがあったとは知らなかった。
また、クリエイティブな企業を創るということの、難しさや摩擦のエネルギーの大きさについても考えさせられた。革新的なものを生み出すだめには常識を破壊しなければいけない一方で、組織が大きくなるとルールと秩序が不可欠になる。また今までにないものに対して、莫大な投資を決断することも超難題だ。
ジョブズのような天性の非常識人のエネルギーがあったからこそ、世の中は楽しい未来を享受することができたのだろうと思うけれど、ジョブズのような非常識人が組織の中の多くの優秀な人材を焼き尽くしてきたこともまた事実だ。
そんなこんなをいろいろ考えているうちに、またすっかりMacの魅力に心揺さぶられてしまった。今、MacBook Proを買いたい衝動を抑えるのに必死だ。
投稿者 icydog : June 22, 2006 07:20 PM | トラックバックそうなんですよね、この本、万人にウケル本ではないですね。ですが、1980年代後半から90年代中ごろまでのMac全盛期(失礼!)を体験してしまった者にとっては寝る間も惜しんで読んでしまう本です。今ではすっかりMS陣営に捕まってしまっていますが、あの頃のAppleやMacに感じた得体の知れない気持ちの高揚感は全くないですね。完全復活した非常識カリスマに今後期待したいです。個人的にはピクサーとDisney、ジョブスの関係が詳しく分かり楽しかったです!全く関心を示さなかったDisneyが結局今年ピクサーを高額で買収するはめになるとは・・・・。
それと、今のMacはご存知のようにインテルコアですから、魅力度から考えるとどうなんでしょう?
おかげさまで、とても考えさせられ、いい本でした。
読んでいると、いろんなことを考えてしまって、なかなか前に進めませんでした。
つい先日引き出しの整理をしていたところ、
平成8年6月30日に買ったMacの領収書が出てきました。ちょうど10年前です。
増設メモリーの欄を見ると「DIMM32MB」が36800円とあります。32MBですよ!
これでいくと単純計算で1MB当たり1150円、1GBを買ったとすると何と「115万円」になります。現在ノーブランドのものを買えば7~8000円ですので、10年で1/140になっているわけです。恐ろしいですよね。
私も、そのメモリーを使わずに2本持っていましたが、
捨てることができませんでした。この前、半導体メーカーの方に、
需要予測の方法について質問されましたが、こればっかりは
マーケティングでも投資でもなく投機に近いから、投機のことについては、わからないと答えざるをえませんでした。