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遅ればせながら、村上春樹の長編小説を続けて読んでみた。20年前に当時流行っていた「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を読んで以来だ。いつか読もう読もうと思ってうちに、あっという間に時間が経つものだなあとあらためて驚いたのだけれど、読んでみて遅すぎたという気もしなかった。人の意識の曖昧さと、曖昧な意識のリアリティのようなものを感じさせる独特な世界観にすっかり浸りきってしまった。
【追記 06/10/19】
飛ばして読むべきではなかった。風の歌、ピンボール、羊をめぐると続けると、もっと味わい深くダンスを踊れたかもしれない。
投稿者 icydog : September 25, 2006 10:04 PM | トラックバックこんばんは。
私も、最近、村上春樹を読み始めました。
『ノルウェイの森』が流行った頃以来です。
ベストセラーは読まない、という、ひねくれモノですが、
やはり読まないことには、と思い。
ちなみに、飽きっぽいので、短編から攻めています。
『中国行きのスロウ・ボート』とか。
ノルウェイの森も、当時あまりにも流行ったので、読む気が失せてしまったのですが、今回読んだ中では一番好きですね。
私は次、何読んだらいいですかね。
Posted by: icydog : September 26, 2006 01:06 PM重度のハルキファンとしては、
なぜ『羊をめぐる冒険』を読んでいないのか、非常に気になります。
中篇、短編も面白いので『国境の南、太陽の西』か『スプートニクの恋人』、『東京奇譚集』あたりではないでしょうか。
村上春樹氏、ノーベル賞に一番近い作家だとか。
読むなら今のうちですね。
話題になってから読むのが、どうも悔しい私^^;
icydogさんは次、何を読まれるんですか?
kajkenさん、
単行本で読んでいるんですけど、『羊をめぐる冒険』は
なかなか店頭にありませんでした。取り寄せて読んでみます。
アナキョンジャさん、
師匠のお導きにより、「基本」から固めさせていただくことになりました。
「世界の終わり・・・」は私のベスト小説のひとつです。その前に読んだ「ノルウェイの森」がベストセラーとしては今ひとつだったので、全然期待せずに読んだのですが、衝撃的でした。でもその後他の村上小説を片っ端から読んでいったら何だか話が似ていたので、当時の衝撃が薄れてしまいました。その結果、「村上春樹は貧弱な胸の女性が好みなんだな」、という確信位しか残りませんでした。これって女性的感覚なのかな。
Posted by: きよ : September 28, 2006 12:14 AMご無沙汰しております。世界の終わり…から、もう20年なんですねぇ…やれやれ(笑)。わたしにとっての村上春樹は、「風の歌を聴け」の最初と最後に出てくるデレク・ハートフィールドの記述かなぁ…。
Posted by: ひらつか : September 29, 2006 04:28 AMきよさん、こんにちは。
似てるといえば似てるし、イッカンセイがあるとも言えますね。
わたしが特に気になるところは、主人公がいつもまわりの女の人に、
「あなたってずいぶん変わっているわね」と言われるところです。
「変わっている」といわれることが好きなんだろうなあと思います。
ひらつかさん、ほんとうにご無沙汰です。
デレク・ハートフィールドの本を読んでみたいと思って調べると、
この本で設定された架空の作家なんですよね。当時「風の歌を聴け」を
読んで探しまくった人も多いでしょうね。
残念でしたね、ノーベル文学賞。青山の交差点で、トートバッグを持ったTシャツ姿の年齢不詳気味のヒトがいるなぁ…と思ったら、村上春樹氏でした。「大坊」にでも行っていたのでしょうか?
ワタシが好きなのは「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」なんですが、相当オナカ空きますよね。そういう意味では、エッセイの「遠い太鼓」もオナカ空きますが、オススメです。
一昨日「羊をめぐる冒険」がようやく届きまして、
出張の電車の中で読み始めたところです。
これを読みながら、ノーベル文学賞受賞を迎えるのも
いいなあと思っていましたが、そう簡単にはいきませんでしたね。
このリンク、いいですね。それぞれのお店を覗いてみたくなります。
Posted by: icydog : October 13, 2006 06:58 PM