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□ 諸江屋 万葉の花
子供の頃、よくじいちゃんにセロファンに包まれたお供えの落雁(らくがん)をもらった。でも固くて粉っぽくてただ甘いだけのこの落雁がつらかった。というより、これはお供え専用の仏具の備品か何かで、きっと食べるものじゃないとさえ疑っていた。これが私の落雁経験の全て。
先日会社で、「金沢みやげの生落雁です」といって「諸江屋 万葉の花」という菓子を手渡された。落雁かよぉーと思いながらも、「なま?」。「なま」が付いてなければたぶん遠慮していたと思う。
開けてみると、崩れんばかりに軽く固められた寒梅粉に小豆がサンドされている。甘さも和三盆糖の柔らかく香のいい甘みで、いっぺんに落雁好きになってしまった。ネットで調べてみると取り寄せることができるようなので、さっそく購入。甘いものが大好きなカミさんからも、珍しく褒められた。
僕も最近そうなんです。
先日秋田に行ってきたんですが、秋田には諸越(もろこし:小豆
粉に上白糖を混ぜて型押ししたもの)と言うのがあります。
小さい頃はおいしいとも思わなかったこの諸越なんですが、
渋いお茶と一緒に食べたら、おいしかった~~
好みって本当に変わってくるんですね。実はとても楽しんでるんですが........
なるほど、落雁類は、砂糖と穀類の粉を混ぜて型押しするもので、いろんなバリエーションがあるということですね。
小布施の栗落雁は栗粉ですもんね。小豆粉がどんな風味か試してみたいものです。
お久しぶりです。
さて、小布施の落雁ですが、コレ、栗の粉なんて一切使用されていません。その昔はどうなのかは知りませんが、今や栗蜜(缶詰の蜜漬栗に入っているアレです)を混ぜるくらいです。小布施=栗のイメージで皆さん買われていくようですが、実は店によっては栗蜜さえ使われておらず、頭の中が栗になっているので栗の味がするような勘違いが多いようですよ。主原料は赤豌豆の粉です。ブランドイメージは凄いものです。
駄レスでした。
ほんとうですね。
最初は栗粉の落雁で全国区になったようで、
その後赤豌豆粉になってもしばらく栗落雁として売っていたようですね。
栗蜜を入れているいるところは、「栗」落雁という名称を使いたいからなんでしょうね。
もう少し書き加えると、
小布施の落雁は多くの店が「栗」の文字を使用していない唯一の商品です。単価が安いのでお土産には最適です。しかし、栗だと信じ切って食べている人もいるでしょうが、買って帰って「騙された!」と思い人も多いのでは?ないでしょうか。小布施の栗はやはり数が少なく高価なため、あれだけの製品に使用するには明らかに不足しているはずです。残念ながら、その多くは中●製ですね。
小布施の栗菓子が小布施の栗でないと知ると興醒めですね。
まあ、金沢の甘エビも留萌産だったり、根室の蟹缶もロシアやアメリカから空輸された蟹という時代ですから、驚きませんけどね。