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□ いせ源(昭和7年竣工)
「とんかつ万平」を出て右手を見ると、鳥すき焼きの「ぼたん」があった。あーそうか、こういう位置関係なのか。「ぼたん」に向かって歩き始めると、突き当たりに「やぶそば」が見える。「ぼたん」も「やぶそば」もお盆休みにメンテナンス工事。「ぼたん」から右に曲がると甘味処の「竹むら」とあんこう鍋の「いせ源」が向かい合っている。「神田まつや」を加えていずれも東京都選定歴史的建造物なのだそうだ。奇跡的に戦災を免れた一角、この味と建造物の歴史密度は凄い。
□ 名店、老舗、歴史的建造物ひしめく一角
□ 竹むら(昭和5年竣工)
□ 藪蕎麦(大正12年竣工)
□ ぼたん(昭和4年竣工)
□ 洋食 松栄亭(明治40年創業)
店構えの写真を拝見し、懐かしい町並みを思い出しました。「まつや」で焼き味噌つついてお銚子を傾けながら、蕎麦のアガリを待つ贅沢…AM出勤を終えた土曜昼の愉しみでした。卵焼きも美味ですよね。
Posted by: 女将 : August 17, 2009 02:14 PM女将さん、こんにちは。
私がまつやに初めて連れて行ってもらったのは入社して間もなくだったので、
かまぼこや焼き海苔をつまみながら酒を飲んで、
最後にわずかばかりの蕎麦をすするという食事に驚き、落胆したものです。
愉しみに感じるようになるまでは、20年ぐらいかかってしまいました。
私がまだ勤めて2年くらいの頃、勤め先は小川町でした。モチベーションが上がらず、さらにちょっと風邪気味だった私に、その当時の常務が「いせ源」のアンコウ鍋を食べさせてくれました。なんておいしいんだろう、そしてなんて元気が出るんだろうとびっくりしたものです。
それから冬になると元気をもらいに「いせ源」に行きます。「ぼたん」で出てくるふかふかの大きいミカンもうれしかったなぁ。
そうして私はグルメになっていきました・・・。神田が私を育ててくれた気がしています。
Posted by: きさらぎぽち : August 18, 2009 08:44 PMきさらぎぽちさん、こんにちは。
いい話ですね。
思えばわたしもすばらしき先輩たちに導いていただいたような気がします。
店が人を、また、人が店を育てて続いていくんですね。
神田の呉服店嶋屋さんの御曹司だった加藤俊郎さんという方(昭和初年生まれで(株)嶋屋の社長。故人)に昭和42年ころJAZZのお付き合いで可愛がっていただいた当時の学生です。老舗が好きだったので
藪や伊勢源、竹村や松やなどに連れて行っていただいたことを懐かしく思い出し、いまでも母とこの辺に行きます。
松栄軒、ぼたんはこの書き込みで行ってみようと思いました。まだまだ知らない江戸文化の価値の高い老舗で知らないところがあり、いってみたいと思います。みなさんよい情報をありがとう。
つくえ君さん、はじめまして。 コメントありがとうございます。
当たり前ですが、このあたりの店は昔から老舗だったということですね。
近くに大きなマンションが建設されていました。
戦火すら免れたこの一角が、今後どうなっていくのか、とても気になります。