□ 筋子 と 葉とうがらし
小石川植物園を出たところで大粒の雨が降り出したので、あわててバスに乗って大塚駅まで出る。大塚といえば、ずっと行ってみたかったおにぎりやさんの「ぼんご」があるじゃないか、ってことで「ぼんご」に初入店。
午後三時をまわっていても、お店は満員。お寿司のように、客の注文を聞いて握りだす。中に入れる具は40種類以上にもおよぶ。ごはんも常に炊きたて。カウンターに座って、しばらくおにぎりを作る作業を観察したけれど、これがまた楽しい。とても勉強にもなる。ふわっとつかみ、そしてしっかりと海苔で包む、というような握り方かな。いろんな具を試してみたくても、なにせ一個がでかいので、2個食べるとかなり満腹。「日本一おいしい」という評判もわかるような気がする。
[ぼんご] 豊島区北大塚2-26-3
小石川植物園を初散策。広大な公園内のいたるところに彼岸花が咲いていた。薄暗い林の中に真っ赤に群生している彼岸花の中を一人で歩き進んでいると、しばらくここがどこかを見失う。またところどころにクリーム色や薄いピンクの彼岸花もあって、シロバナマンジュシャゲというらしい。
南池袋の洋食屋さん「UCHOUTEN (うちょうてん)」でランチ。11:30開店で11:40で満員。数に限りのあハンバーグ目当てに出足が早い。そしてその話題のハンバーグは理想の肉質、理想の焼き方。ナイフを入れると、肉汁が小龍包のごとくあふれ出す。1000円前後でこういうランチが出せるのはすばらしい。
[UCHOUTEN] 豊島区南池袋2-36-10 TEL:03-3982-0077
□ 南池袋公園から出陣 (*istDS / PENTAX A 50mm F1.2 :クリック拡大)
今日も朝から猛暑。南池袋散策中にチンドン屋さんに遭遇。この暑さの中での着物姿はさぞかし堪えるだろう。
□ レバニラ定食
日本橋浜町の中華「燕慶園(えんけいえん)」で昼食。レバーが苦手で食べられない同僚が、この店で来ると必ずレバニラを注文する。ちょっと変わった奴だけどね。今日は私もレバニラ炒め定食。安いうえに実においしい。
[燕慶園] 中央区日本橋浜町2‐24‐2 TEL 03-3666-3873
□ とびうお刺
同僚に誘われ、大塚の居酒屋「江戸一(えどいち)」で一献。戦後間もない昭和21年からの営業といっていたので、かれこれ60年もここで居酒屋を続けてきたことになる。無駄が一切ないお店。酒もメニューも60年かけて客に選ばれたものばかりってことだろうか。お店の中のレイアウトも、引き戸を開けるとハッとするつくり。これまた無駄のない構造で美しい。
[江戸一] 豊島区南大塚2-45-4 TEL:03-3945-3032
千石駅の近く讃岐饂飩「元喜(げんき)」で昼食。オープンキッチンなのでカウンターに座ると茹で上げから盛り付けまで自分の品が出来上がるまでを一貫してみることができる。茹で役、揚げ役、盛り付け役が声かけ合い、同期して仕事をしているので、一品一品まさに作りたてのものが供されている。麺は真っ白で、つるつるしてやさしい食感。こんなに食べられるかなと思った盛りも、ペロっと食べられた。
[元喜] 文京区千石1-19-8 TEL:03-3945-8017
□ やさい天ざる
カミさんはこの店一番の人気メニューと書かれていた「エビ餅ぶっかけ」をオーダー。大根おろしにほぐした梅干がのり、海老天と餅天が添えられてくる。これもおいしそう。
□ エビ餅ぶっかけ(*istDS / PENTAX A 50mm F1.2 :クリック拡大)
□ 開店前から行列
後輩たちがサプライズの誕生日祝いをしてくれて、プレゼントまでいただいてしまった。その心尽くしにグッとくる。プレゼントがまたびっくりで、「Confiture et Provence (コンフィチュール エ プロヴァンス)」のコンフィチュール16種類の詰め合わせ。コンフィチュールはフランス語でジャムのことらしいけれど、いわゆるジャムとはイメージが違い、煮詰めた果物のカクテルのような感じ。「秋スイカとココナツ」とか、「洋梨と栗」とか「オレンジとチョコレート」なんてものもある。そしてほとんどがノンシュガー。
□ ひとつひとつ食べ切りサイズの真空パックってのもいいね
□ 浜名湖の天然車海老
家族で私の前倒し誕生日祝い。祝ってもらうような歳でもないのだけれど、食事会のきっかけとして。そしていつもながら大山の「華八(はなはち)」さんにお世話になる。台風の余波でいい魚を入手するのが困難だと言っていたけれど、どうしてどうして、いろんな魚が登場。大満足。
[華八] 板橋区大山金井町28-11 TEL:03-3958-8783
□ 鮟肝の平目巻き
□ さんまの刺身
□ 小柱の磯辺揚げ
□ シンコ 鯵
□ ネギトロ巻き
□ 亀ゼリー マンゴーソース
昨晩は元同僚と新宿御苑の中国料理「古月(こげつ)」で食事。大中華圏各地料理のいろんな要素を取り入れた創作的な中国料理を提供しているとのことで、一つ一つの皿に新しい味の発見があって楽しい料理だ。また、冬瓜の蒸しスープはとてもやさしい味で、かなりおいしかった。
[古月] 新宿区新宿1-5-5 TEL:03-3341-5204
□ 前菜
□ ビーフステーキ シンガポールソース
□ 小冬瓜の蒸しスープ フカヒレの淡雪仕立て
□ 揚げた鱧と苦瓜の土鍋煮
□ 赤こんにゃく
六本木ミッドタウンの裾野に入り込む小さな路地にある京都家庭料理のお店で食事。おばんざいをつついて、ジャコご飯と赤だしで〆る、とても幸せな夕食。 「赤こんにゃく」というものにはじめて遭遇。レバ刺しが出てきたのか見紛うが、味はこんにゃくの煮付けそのもの。調べてみると、近江八幡では、こんにゃくといえば「赤」というほどポピュラーなものなのだそうだ。
□ 焼き松茸
□ うどぬた
麻布十番の居酒屋「はじめ」で食事。超人気店にふさわしく、狭い店内に隙間なくびっしりとお客がおさままり、皆自分の限られた陣地の範囲内で脇を締めてワイワイ楽しく話している。板さんもものすごい集中力で途切れることなく次々に料理を創り上げていく。何を食べてもおいしいのだけれど、目の前に置かれたお惣菜をつついているうちにおなかいっぱいになり、名物うに丼まではたどり着かなかった。
[はじめ] 港区麻布十番1-5-4 TEL:03-3404-8736
□ 北京ダック 骨付鶏の蒸蓮葉包
昨晩は日本橋のマンダリンオリエンタル東京37階にある広東料理「SENSE(センス)」で会食。吹き抜けのバーからつながる高層絶景のテーブルロケーション。マティーニを飲んでから広東料理の前菜をスタートさせることだってOK。料理は洗練された広東スタイルの皿が少量ずつ出てくる。接待はもちろん、デートにもいいね、もちろん奥さんとだけれど。
[センス] マンダリンオリエンタル東京 37F TEL:0120-806-823 MAP
中央区日本橋室町2-1-1
□ 骨付鶏の蒸蓮葉包
□ 滑蒸鮮魚
□ 鮑と帆立のXO醤炒め
□ ミニ中華丼 米の香りがすばらしい!