□ 柴又駅前では寅さんのお出迎え
根津神社のつつじを見て、亀戸へ藤見にでも行こうと電車に乗ったところで、カミさんが「行ったことがないところに行ってみたい」と詩的なつぶやきをするものだから、にわかに電車の中でアイディア会議。結局、柴又ってどうよ、ってことになったものの、柴又ってどうやって行くの?
「乗り換え案内」によれば、日暮里で京成線に乗り換え、さらに高砂から京成柴又線で一駅。思っていたよりはるかに近い。
柴又駅に着くと、いきなり寅さんのお出迎えだ。この街のツカミとしては最高。ディズニーランドのゲートに入るとミッキーのお出迎えに会うようなもの。寅さんファンでなくてもテンションが上がる。また、この銅像が実によく出来ていて、まさにこれから旅に出ようとして、駅前で参道を振り返っている感じ。
参道をプラプラと歩きながら、佃煮つまんだり、だんご齧ったり、漬物ポリポリやっているうちに帝釈天の二天門が見えてくる。帝釈天でお参りした帰りは昼ごはん探索。参道には大きな鰻屋さんが何件かあって、ここは鰻を食べるべきなんでしょう。でもあちこちつまみ食いしたせいで、どうにも鰻の気分になれずに歩いているうちに、うまそうに焼けていた露天のチヂミで腰を落ち着けた。サービスでキムチがドーンと載せられる。たった400円なのに二人とも満腹。
□ 磯おとめ 焼いた草団子に醤油だれをつけて刻み海苔をまぶす
□ かなん亭 煮込み、ラーメン、心太、あんみつ・・・
□ 二天門越しに帝釈堂
□ 帝釈堂
□ 参道の露天でチヂミ
□ コハダ ホタルイカ サヨリ 旬盛り
六本木の「鼎(かなえ)」で会食。以前、何度か行ったことがあったが、指折ってみると8-9年ぶりにもなる。お店のつくりは以前のまま、お店の人はすっかり入れ替わっていた。料理の方もすっかり魚のおいしいお店に。大きなカウンター越しに店主の仕事をする手元が見えるのもいい。
[鼎 (かなえ)]
港区六本木6-7-9 M2ビル B1F
TEL:03-3796-6996
□ タンシチュー 分厚く大きなタンが二枚付け!
「このハンバーグ焦げている!」
カミさんは相当ムッとしていた。焦げてないんだよ、香ばし過ぎる「漆黒」のデミグラスソースの味なんだよ。煮込んであるタンシチューも、この味。焦げているわけではない。前回食べたハヤシライスは、玉ねぎの甘さといいバランスだったが、このハンバーグやタンシチューではかなりストイックな味だ。初めてコーヒーをブラックで飲んだときの印象と似ているかも。甘みや酸味を足すのではなく、この渋いソースの風味の中から、肉の旨みを純粋に感じ取るのだ、たぶん。食べ終わるころに、だんだんとこの味に慣れてきた。
□ ハンバーグ
[グリルエフ]
品川区東五反田1-13-9 MAP
03-3441-2902
□ ハンバーグ定食 たまごを纏ったオシャレなやつ
バツグンにおいしいとんかつ屋さん「万平」のハンバーグ定食。しっかりこねられた豚肉がむっちりと焼かれ、なんとオムレツ状にたまごでくるまれて出てくる。目玉焼きがのったハンバーグはよく見かけるが、これは珍しい。ソースは肉の焼き汁にソース、醤油、ケチャップってところだろうか。
□ うまいトンカツ屋さんのハンバーグは、うまい豚肉のハンバーグ
[万平 (まんぺい)]
千代田区神田須田町1-11 MAP
TEL:03-3251-4996
□ デザートはたくさんの中から3種類選択
ようやくポカポカ陽気。赤坂通りをプラプラ歩いて「オステルリースズキ」で初ランチ。狭いながらも居心地のいい店内。デザートが凄い。アイスクリームやカスタードプリン、ガトーショコラやタルト・・・・などなど、たくさんの中から3種類の選択。デザートだけでもお腹がいっぱいになりそうなぐらい。
□ クイックランチ 自家製のベーコン マスタードソース
[オステルリースズキ]
港区赤坂5-4-17 前田ビルB1 MAP
TEL:03-3585-6080
□ ごまだれ冷やしうどん
朝から頭痛と発熱で、チョーだるだる。ランチもパスだな....と思っているところへ、「籠やでうどん食べに行きませんか」と誘われて、つるつるの冷たいうどんにありついた。冥加、ねぎ、シソ、海苔の薬味がたっぷり載って、ちょっとすっぱいつけだれがまたおいしい。
□ 五目炊き込みご飯つき
[籠や(かごや)]
港区赤坂3-13-3 MAP
TEL:03-3585-1287
□ 麻婆茄子丼
花冷えなんてレベルじゃなく、花氷。4月中旬だというのに信じられない寒さだった。ポケットに手を突っ込んで肩を竦めながら、ひさしぶりに「栄林」に飛び込む。こんなメニューあったっけ?「麻婆茄子丼」。あか・あお・きいろの三色にしたところはいいアイディア。春を呼ぶ彩りだ。味のバランス的にも、茄子味噌の濃い味を玉子でテキトーに加減しながら食べられるところがいい。
[栄林 (えいりん)]
港区赤坂3-16-2 MAP
TEL:03-3583-0171
□ 小林孝亘氏のモダンアートがあちこちに
六本木にあった「レストラン 彩季」が西麻布に移転していた。しかもものすごく立派に、そしてかなりオシャレなお店に生まれ変わっていた。ドアを開けて一際目を惹くのは通路の天井一面に広がる鋳物の木の葉と、その木漏れ日に浮かぶ小林孝亘氏の静かな絵。ちょっとした美術館だね、こりゃ。
□ 骨付き仔羊のナッツバターのせ焼き
[レストラン 彩季]
港区西麻布2-24-7 NishiazabuShowCase 1F MAP
TEL:03-6418-6557
□ かまたま小 ゲソ天 ナス天
昨年夏に開店した「赤坂麺通団」で初ランチ。麺はおいしい。入店から退店まで15分くらいかな。
[赤坂麺通団 (あかさかめんつうだん)] → 【2011.07.31閉店】
□ 重厚つけそば
先月行った、「大ふく屋」の重厚つけそばは、麺も重厚だった。
[重厚煮干中華そば 大ふく屋] 【閉店】
北区赤羽 1-18-4 MAP
TEL:03-3902-2372
□ 石神井川
この週末はまだまだいけたね、花見。ポカポカ陽気に誘われて、緑のまじりだした桜で覆いつくされた石神井川沿いを散歩。ずいぶんと長い間、楽しませてくれたけれど、サクラはやっぱり一斉にドカンと咲いて、サッと散る方が美しいかも。
□ 散歩の途中、「よし田」でぶっかけ蕎麦
□ 成都市本店の麻婆豆腐(陳麻婆豆腐)
赤坂東急プラザ地下にある「陳麻婆豆腐(チンマーボードウフ)」でランチ。三人で三種類のランチABCをシェア。これがよかった。味がとても濃いので、一人でひとつのランチを抱え込むと飽きちゃうね。辛い、甘い、やわらかいの三種がそろっておいしくいただきました。
□ ケチャップを使わない 本場四川省のエビチリ
□ ナスの四川炒め
[陳麻婆豆腐 (チンマーボードウフ)]
千代田区永田町2-14-3 MAP
TEL:03-3539-5058
□ ざるうどん
ランチのときは、どの店に行くかでいつも迷う。結局はいっしょに行く相手を見て、そのイメージで店を決めちゃっているんだけど、この日いっしょに行った同僚は、なぜか氷見うどんが思い浮かんだだよなー。
[馳走 宮わ (ちそう みやわ)] 【閉店】
□ フーチバージューシー (フーチバー:よもぎ、ジューシー:炊込ご飯・雑炊)
「沖縄懐石 赤坂潭亭(あかさかたんてい)」というお店で先輩にごちそうになった。持つべきものはグルメな先輩だ。店内は茶室のような仕立てで、料理は琉球王朝の伝統料理を懐石風に供する。ビールはオリオンの生ビールだったりする。ごちそうになっている手前、カメラは控えていたのだけれど、フーチバージューシーというよもぎ雑炊の鮮やかな色を目の前にして、どうにも抑えきれなくなり、失礼してパチリ。
[沖縄懐石 赤坂潭亭 (あかさかたんてい)]
港区赤坂 6-16-11 浜ビル MAP
TEL:03-3584-6646
□ サバ寿司 (50円)
花見散歩の途中で和歌山ラーメンのお店「戎(えびす)」に寄って、醤油ラーメンとサバ寿司を食べてみた。和歌山ラーメンといえばサバ寿司がつき物らしい。あまり期待していなかったけれど、意外や意外、酢飯がフワッとしていておいしいじゃないか。紅生姜も合う。ラーメンは出汁が濃厚、塩加減は薄味。これもうまい。
[戎 (えびす)]
板橋区高島平1-77-13 MAP
TEL:03-5399-9600