□ 北村の韓屋の瓦
2週間以上ソウル散歩のエントリーを続けてしまった!
これでおしまい。
□ 2013年完成予定の韓国国立現代美術館ソウル館の工事壁
□ 仁寺洞の小道から眺めるサムソンビル
□ 北村から国立民俗博物館の塔を望む
□ 北村の韓屋
□ 抹茶ラテ
歩き回るには、かなり寒かった冬のソウルだったけど、実に面白かったし、おいしかった。歩けば歩くほど、新しい発見があり、また宿題をいっぱい残してしまった感じがする。また、近いうちにすぐ行ってしまうのかな。
ソウル最終日は仁寺洞の「オソルロ ティーハウス」でお茶。
スタバの緑茶バージョンとでもいうか、モダンで洗練された、ゆったりと作られた空間で、緑茶の世界を楽しむような場所。
□ 済州の緑茶
□ 抹茶シュークリーム
[o’sulloc tea house 仁寺洞店 (オソルロ ティーハウス インサドン店)]
□ 強火で10分 鶏一羽のほかにネギ、エリンギ、トック(餅)、ジャガイモ
東大門総合市場に隣接した細い路地に、焼き魚横丁に続き、タッカンマリ横丁という、いわば鶏の水炊きのお店が数件続くエリアがあり、その中の元祖を名乗る「ウォンハルメ・ソムンナン・タッカンマリ」というお店に入る。
□ 繊維街の東大門総合市場に隣接した横丁にある
まあ、ここは文句なしにうまい。スープは複数の漢方素材が長時間煮込まれたものらしい。店の外にはそれらの素材が積まれ、寸胴鍋でグラグラ煮出されている。 かといって、薬臭いニオイがするわけでもなく、クセのない濃厚な鶏の出汁に仕上がっている。
薬味ダレもまたよくできていて、甘酸っぱい醤油ダレは、実においしい甘み。薬味が刻まれたキャベツとニラってのも勉強になる。鶏一羽分を食べ終わるころには、スープも超濃厚な状態となり、クッス(うどん)を入れてシメとなる。残ったスープがあまりにももったいなく感じられ、ごはんをもらっておじやにしたいところだが、どうにもおなかいっぱいで断念。今でも心残り。
□ 鶏一羽分をハサミでカットしたら点火
□ このお店の特徴はこの漢方ダシ (キバナオギ、紅蔘、トウキ等)
□ 店の外に積まれたオンナム(ハリギリ) これも漢方ダシ素材
□ これ、ウマイ! 薬味ダレ(キャベツとニラ、合わせ醤油、タテギ)
□ 沸騰してしばらくして、トックとエリンギはOKとの許可が出る
□ 濃厚な鶏出汁の中に、クッス(うどん)投入
□ 外ではぐつぐつと漢方だしが煮込まれ続ける
□ 通称タッカンマリ横丁 11:30AM
[元祖ウォンハルメ・ソムンナン・タッカンマリ]
ソウル市鍾路区鍾路5街282-21
□ 鶏の唐揚げ (これで1人前! 二人でも食べきれない)
ソウル市内からタクシーに乗って付岩洞(プ・アム・ドン)というエリアにある「CHEERS!」という鶏の唐揚げの話題店に行ってみた。ここは「チキン」と「ビール」以外は英語も日本語もまったく通じないので、全て指差しで注文。鶏の唐揚げは「チキン」と言って指を1本立てる。店内のほぼ全員がこれを食べているんで、これは了解してくれたみたい。ビールも、たぶん瓶ビールにするか、生ビールにするかって聞いているんだろうと思うんだけど、両手で瓶のボトルシェープのジェスチャーで伝える。コーラは「コーラ」「コーク」「コカコーラ」全て通じなかったので、冷蔵庫の前まで行って「コレ」で。そんなこんなでツマミで出された角切り大根の甘酢漬けをつつきながら、待つこと20分、ざるに盛られた大量の鶏とジャガイモの唐揚げがやってきた。
□ じゃがいもと鶏の唐揚げが盛り合わせ
唐揚げはカリッカリ。味はきわめてシンプル。正統派の唐揚げ。塩か甘辛いにんにくチリソースをつけていただくが、そのままでも十分おいしい。そして、なによりフライドポテトがいい。大きくカットした生のジャガイモをカリッとほっこり揚げてある。
ちなみに、卓上にはフォークが一本置かれる。自分たちはもちろん手づかみで食べていたが、途中でまわりのお客さんがみなフォーク一本を器用に使って骨付きチキンを食べていることに気がついた。真似してみたけれど、非常に難易度が高い。
[CHEERS! (チオス!)]
ソウル市鍾路区付岩洞258-3
TEL:02-391-3566
□ タンパッチュッ (お汁粉)
三清洞通りの最奥にある漢方茶のお店「ソウルソ・トゥルチェロ・チャルハヌンチプ」は「ソウルで二番目においしい店」という意味なのだそうだ。このお店の漢方茶の苦さを和らげるサイドメニューだったタンパッチュッというお汁粉が一躍人気メニューになり、多くの人がこれを目当てに訪れる。
甘さ控えめの小豆あんにお餅、赤豆、毎日手むきされる栗や銀杏が入って、シナモンがトッピングされる。アンコとシナモンの組み合わせが格別においしい。栗のホクホクした素朴な風味が楽しめるぐらいのアンコの甘さ加減がいいのかなあ。丁寧に手作りされた味がする。
[ソウルソ・トゥルチェロ・チャルハヌンチプ (ソウルで二番目においしい店)]
ソウル市鍾路区三清洞28-21
□ ラーメンどんぶりサイズのかき氷
伝統菓子をつまみながら、お茶を飲もうと入った「ギャラリーカフェ四季」だったが、今はお菓子が用意できないが、かき氷なら......ということで、たのんでみたものの、やってきた巨大な器を見て途方に暮れた。
カミさんと二人で氷に挑み始めたところ、これがうまい。氷は砕いてあるような氷で全体にきな粉がまぶされている。氷の下にはあんこがびっちり。焼き餅がぐるりとトッピングされていて、モチモチと香ばしいアクセント。
身体の芯から冷えた。
□ 氷にはきな粉がまぶされ、白玉は焼き餅
□ 氷の下には甘さ控えめの小豆あんがどんぶりの底までたっぷりと
□ 緑茶
[ギャラリーカフェ四季(サゲ)]
ソウル市鐘路区桂洞79-6
□ 超スグレモノの炭火無煙ロースター 完璧に煙を吸い取る
ソウルでもトップクラスの韓牛を扱う「ビナリ」で夕食。店内も煙ひとつなく、とても洗練されたデザイン。ウォン安の恩恵を受けるので日本の焼肉屋さんなみの価格。ここのお肉は熟成された赤身の旨さとほどよいサシ加減のバランスがすばらしい。ロースもいろんなものを包んだりせず、シンプルに塩で食べる方がおもしろいかな。肉だけじゃなく、ヨンヤン・トルソッパブという石釜炊きのご飯でのシメもいい。やさしい味わいで、焼肉屋さんであるにもかかわらず、とても身体にいい食後感を残してくれる。
□ ヨンヤン・トルソッパブ
(黒米、さつまいも、かぼちゃ、豆、銀杏、ごま等の入った石釜炊きご飯)
□ ヤンニョンカルビ(味付け)
□ コッデコンシム(ロース)
□ 上品なパンチャン
□ 石釜にお湯を注いでおこげをきれいに落としていただく
□ シャーベット状のスープ
ソウルNO.1と言われる「乙密臺(ウルミルテ)」の冷麺を食べに出かける。なんてったって、ここの冷麺はこのシャーベット状のスープが目を釘付にさせる。非常に繊細な味わい。白菜キムチのような強い味のものを食べたあとだと、この味わいがまったくわかならくなる。なんどか啜るうちに、また塩薄く奥深い味が現われる。麺の食感、コシの強さ加減もよくできていて、蕎麦粉とさつまいも澱粉を7:3で配合しているのだそうだ。極めた味が伝わってくるよ。
□ 白菜キムチ 薄く削いだ大根の漬物
□ 細切り豚肉のたっぷり入ったピンデットク
[乙密臺(ウルミルテ) 江南店]
ソウル市江南区 駅三洞 826-37 サンヨンプラチナムバリュービル 地下1階 B-147
□ クルビ (干しイシモチ)
年末のソウル散策の中から、いくつか紹介。
朝早く、ホテルから出てブラブラ歩いているうちに、だんだん寒さで手足がかじかんできて、市場の中のもうもうと立ち上る屋台の湯気に吸い寄せられた。アッという間におばちゃんに箸とキムチを手渡される。さらに間髪入れず、目の前の料理を見渡して「ちょっとずつね」とダメ押しされる。何をたのんでいいかわからないときに、「ちょっとずつね」ってのは効くね。結局ひと通り料理が出てきて、朝から満腹。
□ 目が合ったと思ったら、箸渡され、キムチの皿を持たされていた
あとから調べてわかったんだけれど、ここは広蔵市場(クァンジャンシジャン)という1905年から続く韓国最初の公設市場。乾物、生魚、肉、食器、衣類、なんでも集まっていてとても活気がある。通りの上でごちそうが作られていて、ピンデットク(緑豆のお好み焼き)なんかは、石臼で豆挽きから始めている。
□ 通りには屋台がぎっしり ベンチにはヒーターが仕込まれている
□ キムパブ(巻き寿司)とトッポギ(餅のコチュジャン煮)
□ チャプチェ
□ おでん(魚のすり身)
□ カルグクス(うどん)
□ スンデ(血の腸詰)をおそるおそる
□ おでん トッポギ
□ ピンデットク (緑豆粉のお好み焼き)
□ 北村
本年も当サイトにお付き合いいただき、ほんとうにありがとうございました!
年末は仕事を終えてから底冷えのするソウルを、7月に続いて再訪。
2012年の年始はソウルの散策の写真からスタートさせていただくことになります。
□ 広蔵市場
□ 桂花ラーメン
「桂花」で熊本ラーメン。新人のころ先輩に連れてきてもらったんだから、もうずいぶんと老舗級だ。この末広店は東京進出一号店で、出店から40年近くになるようだ。
[桂花 新宿末広店 (けいか)]
新宿区新宿3-7-2
TEL:03-3354-4591
年賀状を作り終え、晴れやかな気分で新宿へ買い物に出たついでに、行列が短かった「GROM」でジェラート。
□ ジェラート バニラ+ピスタチオ
[GROM 新宿店] 【閉店】
新宿区新宿3-30-13 マルイ本館1F
□ 日本大学藝術学部ギャラリー棟(K-5 / PENTAX DA15mmF4ED)
江古田の駅が見違えるようにキレイになっていて、駅前の日藝もなんだかとてもおしゃれなキャンパスに生まれ変わっていた。
□ 焼肉セット 熟成ハラミ (100g)
「草の家」でランチ。
勢いで「熟成ハラミ(100g)」ってのをオーダーしてみたものの、ランチでありながら2800円もしたりする。皿にうやうやしく並べられてきたが、この1片が500円かと思うとずいぶんとぜいたくすぎた。表面をカリッと焼いてレアで食べる。ジューシーな噛み心地、当然うまい。
□ サラダはバイキング
[草の家 赤坂店 (クサノイエ)]
港区赤坂2-14-33 三田ビル 3F
TEL:03-3589-0779
□ ブラックねぎ玉ラーメン
池袋東武百貨店12階の「諸国ラーメン探訪区」枠では全国各地のご当地ラーメンの有名店が入れ替わりで出店する。現在はというと「富山ブラック 麺家いろは」というお店が出店。「富山ブラック」ってなんなんだ。
「ブラック」たる所以は黒醤油と呼んでいるものらしく、その正体は超濃厚な魚醤なのだそうだ。その名前からして、ちょっとキワモノ的な味を期待していたんだけれど、いたって普通においしい。かなり正当なおいしさ。コクがしっかりした輪郭を持つ。
アオサとゴマとネギがのった小さなごはんをもらって、残ったラーメンスープをたっぷりかけて食べるのがここの流儀らしい。
□ ねこまんま(ごはんにアオサとゴマとネギ)にラーメンスープをかけて
[麺家いろは]
東武百貨店池袋店内 12F
□ トリッパセット
あの「パーラー江古田」が、小竹向原駅の近くに「まちのパーラー」というお店を出していたようで、ランチで伺ってみた。パーラー江古田の薄暗い狭小店舗をイメージしているとその雰囲気の違いに驚かされるぐらい立派なお店で、「まちの保育園」という、これまたおしゃれな保育園に併設されていたりする。ランチのトリッパやサルシッチャも手抜かりなくよくできていてとてもおいしいし、盛り合わせのパンが図抜けておいしいことは言うまでもない。とても素敵なお店。
□ サルシッチャセット
□ キャラメルカプチーノ
[まちのパーラー]
練馬区小竹町2-40-5 MAP
TEL:03-6312-1333
□ ロースかつ定食(梅)
赤坂1丁目から赤坂2丁目に移転してきたという「とんかつ水野」でランチ。1丁目では30年近く営業していたらしい。香ばしく揚がったロースかつがおいしい。しかし、このお店、たしか親子丼の「きすけ」新店があった場所のような気がするなあ。
[とんかつ 赤坂 水野]
港区赤坂2-7-5 ブライトビル2F MAP
TEL:03-3585-4040
□ 牡蠣豆腐 緑は葉ニンニク
赤坂「杏花村」で忘年会。いつも格安の値段で引き受けていただけて、申し訳ない!
なかなか作ってもらえないんだけれど、最後に強引に出してもらったシンプルな焼きそばがうまい。これは四谷の「嘉賓(かひん)」の焼きそばと同タイプ。
□ ネギと生姜の香りだけで炒められた素焼きそば
□ 東坡肉 (トンポウロウ)
□ 海鮮湯葉巻き
[杏花村 (きょうかそん)] 【閉店】
港区赤坂4-3-12 B1
TEL:03-3583-5209
□ 焼きそば (中) 玉子あり
ポカポカ陽気の日曜の午後に、板橋「あぺたいと」まで散歩に出かけ、両面焼きそばのランチ。この麺のパリパリの食感とソースの味わいは、「あぺたいと」でしか味わえない至福のおいしさ。
[あぺたいと 板橋店]
橋区板橋1-45-6
TEL:03-3579-4200
□ ベトナムカレー & 黒米 (iPhone4S)
朝、スイッチを押してもPCが起動してくれない。
おもいっきり気が塞いでいく。二年近くバックアップを取っていないのだ。膨大な数の写真、音楽、アドレス.....。
腰を据えて埃だらけのPCと向き合い、掃除しながら一つ一つパーツを外してみて消去法で原因を探ると、メモリーカードが一枚壊れていることがわかり、取り外して無事起動、完治。あらためて大量のファイルのバックアップを取ることとした。
すっきりしたところで午後から池袋に買い物に出かけて、ロータスパレスでランチ。写真はiPhone4Sで。
□ 生春巻き (iPhone4S)
□ フォー (iPhone4S)
[ロータスパレス] 池袋東武百貨店 11F