□ カツとブラックカレー
散歩の途中で、トラッド目白ビルに入っている「旬香亭」でランチ。
どのメニューもちょっとした工夫や仕事がされていて興味津津。たとえばキャベツの千切りも減圧加熱というものがされていて、熱ダメージを与えることなく加熱調理がされているという。不思議な感じがする半透明なキャベツにマイルドでさわやかなフレンチドレッシングがとてもおいしい。カツ&ブラックカレーのカツにかける調味料も4種添えられる。リーペリンソース、太陽ソース、とんかつソースにディジョンマスタード。カレーは深く濃くスパイシーで、旬香亭系オリジナルな味わい。
□ ソースは緑キャップのとんかつソースを入れて3種も
□ きのこのポタージュ
[旬香亭 (シュンコウテイ)]
豊島区目白2-39-1 トラッド目白 2F
TEL:050-5589-3875
近くになにやら赤い怪しい外観の飲食店らしきお店が造られていて、ずうっと気になっていた所がラーメン屋さんとしてオープンした。ファサードに「スパイスらぁめん釈迦」と書いてある。例によってまったく気が進まないらしい家族をひき連れて訪問だ。おそるおそるのれんをくぐると、店内がまた真っ赤。カウンターから壁まで真っ赤で、ちょっとしたテーマパークだ。
汁ラーメンは二種、「天空(激辛)」と「北インドのスパイスラーメン」。激辛とある天空もイメージしたほど辛過ぎるわけではないので、だいじょうぶ。ポイントは辛さじゃなくて、そのスパイスワークの豊かさ。かなり攻めている。スープ残すのがもったいないぐらいスパイスが投入されている。カウンターで隣に座っていた紳士はスープも全て啜ったけれど、あまりにもパワフル過ぎて軟弱な自分にはちょっと無理。
「北インドのスパイスラーメン」の方はカルダモンの香りが際立ったややさわやかな感じの風味だけれど、こちらの方が尖鋭的で自分はちょっと苦手かもしれない。
いずれにしてもかなり強い方向性を持ってスタートしたお店で、他では味わえない体験が得られる。マイルドにすることなくこのまま突っ走っていてほしい。
□ 天空(激辛)
□ 北インドのスパイスラーメン
[スパイスらぁめん 釈迦 池袋店 (シャカ)] 【新宿へ移転:2019年7月】
豊島区池袋2-18-2 オーロラビル 1F
□ モヤシそば
谷中銀座から小路をちょっと入ったところにある「一寸亭」の人気メニューは「モヤシそば」。細切り豚肉とモヤシのあんかけが載っただけのラーメンで多くの人を集めるというのだから驚きだ。いったいどんな味なのか...と焦ってすすると、アツアツのとろみで口の中が火傷状態だ。冷ましておくと麺はのびるし、戸惑いながらの一瞬を狙う。シャキシャキのもやしにからむ醤油のコクをシンプルに味わう感じかな。
□ カニチャーハン
□ 木クラゲ玉子肉炒め
[一寸亭 (チョットテイ)]
台東区谷中3-11-7
TEL:03-3823-7990
□ この日のきのこの入荷は21種類
今年はきのこの収穫時期が早いのだそうだ。
某店から「きのこのしゃぶしゃぶ始まります」という秋到来のメールを受け取り行ってみた。日によって違うけれど、この日のきのこは21種類。凄いね。このお店のしゃぶしゃぶはスープが抜群なので、何をしゃぶしゃぶしてもおいしくなってしまうけれど、特にハナイグチというきのこが好き。出身の北海道ではラクヨウと呼んでいるもので、昔から希少価値が高かったように思う。しゃぶしゃぶはこのあとにノドグロ、ハネシタと続くけれど、やっぱり主役のきのこにかなわない。
□ ノドグロ と ハネシタ(ザブトン)
□ 野口尚彦研究所
□ 盾野川の極限 精米歩合8%!
□ 醤油そば
サンマ出汁というとてもユニークなウリを持つラーメンの「生粋(きっすい)」。
サンマというと生臭そうなイメージもするけど、この出汁は焼きサンマの味わい。香ばしい風味がおいしい。だいたいいつも適度に混んでいるから根強い人気があるんだね。
[生粋 池袋本店 (きっすい)]
豊島区池袋2-12-1
TEL:03-5950-2088
□ 丸鶏の塩蒸し
横浜中華街の広東料理「南粤美食(なんえつびしょく)」で休日ランチ。写真の黄色い塩蒸鶏は秘伝のタレに漬け込んだ鶏を干してから紙に包んで塩釜蒸にしたものらしい。干された鶏皮はしっかりと歯ごたえがあって噛んでいるとしみじみ旨い。必食。しかもこれだけあって(半身)800円!
この日一番の驚きは田七(でんしち)菜という葉っぱの炒め物。耳にするのも初めて。お店の方がカタコトながら強く勧めるので注文してみたものの、これがトロットロの食感で味わい深い。店の屋上で栽培しているらしく、いつもあるとは限らない。あればこちらも必食だ。
さらにオールド広東料理の定番、煲仔飯(土鍋ご飯)も人気で、かなりうまく炊かれていてお焦げの風味がほどよい。そして香港麺。香港麺を蝦の卵を散らしたローメンで出してもらう。どのメニューも、高級中華のスタンダードメニューとは違った未体験なおいしさでワクワクするお店だ。
□ 炒め田七菜
□ 香港麺のローメンに蝦の卵をかけたもの
□ 大海老マヨ
□ ホタテ貝柱と腸詰めの煲仔飯(土鍋ご飯)
□ ローメンはスープでつけ麺にしてもいい
[南粤美食 (ナンエツビショク)]
神奈川県横浜市中区山下町165-2
TEL:045-681-6228
毎日利用している副都心線池袋駅のホームから雑司ヶ谷方面を、危なくない範囲で覗いてみると、上下左右に蛇行してなんだか美しい。地下鉄の中でも副都心線はかなりあとから造られているので、地下に埋まったいろんな造作物を避けながらクネクネと掘られているのだそうだ。
□ 藁で炙った長崎産の迷い鰹
目白の「鮨おざき」で食事。
黒潮にのった上り鰹でも、親潮とともに南下する下り鰹でもなく、九州から日本海’側に迷い込んでいく鰹を迷い鰹というのだそうだ。その迷い鰹を藁で燻して、おろし玉ねぎを添えて。
□ 本ししゃものフライ
□ 羅臼産 寒鰤
□ 甘海老 雲丹 卵黄
□ 蛤出汁 ノドグロ 松茸
□ 白イカ
□ 手前は生いくら 奥は塩いくら
□ 車海老
□ 穴子
[目白 鮨おざき]
豊島区目白3-13-1 コトブキビル 3階
TEL:03-6908-0506
□ 味玉上越味噌
池袋の東口に「石神秀幸 厳選 極み麺 selection」という店舗があって、そこでは期間限定で厳選されたラーメン店が入れ替わりで出店される。今の期間の出店は「ナベラボ池袋 新潟ラーメン第2弾」というもので、上越味噌ラーメン(たぶん創作)を注文。これがよくできているんだな。薄くスライスされたチャーシューもいいし、玉葱と味噌の相性もいい。
[ナベラボ池袋 新潟ラーメン第2弾]
豊島区南池袋1-24-5
TEL:03-5992-3115
□ 激辛マーボー豆腐
上越での法事に出席するにあたって、北陸新幹線で日帰りの往復。でもそれじゃあまりにも味気なかろうということで、帰りに軽井沢で途中下車してブラブラ散歩することにした。雨が降る中、遅めなランチだからどこでも空いているかと考えたのは甘くて、おしゃれなお店はだいたい予約で満席。軽井沢に来てまで家族を町中華めぐりに付き合わせるのは申し訳ないと思いつつ、途中でみかけた台湾料理「萬里」に入る。
カウンター上の壁に貼られたたくさんのメニュー票、その奥で黙々と大鍋を振るう大将の姿が期待感を煽る。湯気立ち上る激辛麻婆豆腐がやってきた。花椒たっぷり。辛い...でも激辛というほどじゃなくてホッとする。炒飯も見るからに完璧。小鉢に入ったシンプルな台湾ラーメンも麺がおいしいし、シャキシャキもやしがまたいい。
雨の軽井沢でほんわか湯気につつまれる。
□ 炒飯
□ 台湾ラーメン(小鉢)
□ イカ、ホタテ、海老の野菜炒め
[萬里 (ばんり)]
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東25-1
TEL:0267-42-5099
□ 土鍋ご飯 バターしょうゆコーン&コーン天ぷら
先日ランチで感激した「SSAW」で夜会食。昼だけじゃなくて夜のメニューも凝っていた。刺身盛りはネタケースの中からそれぞれが三種類選択。〆サバがすばらしい。メインも甘鯛やハモ、A5和牛から選択できて、自分は牛カツにしてもらう。この日の土鍋ご飯はとうもろこしのバターし醤油と天ぷらの二種類の混ぜ合わせ。おかわり必至。
□ 牛カツ
□ エンゼルヘアパスタ
□ つぶ かます さば
□ フライドキタアカリの上にうるかバター載せ
□ 鮎
□ 干したマグロ
□ ハモの天ぷら
□ 生ハムとサラミ
「シャルキュトリーがおいしいから...」と言われて連れて行ってもらった広尾のイタリアン「ボッテガ」。まずシャルキュトリーって何? フランス語でハムやソーセージなどの食肉加工品の総称なのだそうだ。なるほど、艶やかで見るからにおいしそうな生ハムとサラミの盛り合わせだ。でもおいしいのはそのシャルキュトリーだけではなく、全ていい。パスタは打ちたてのいわゆる生パスタ。料理の進み具合を見計らってパスタマシンを回しだす。だから麺の食感のすばらしさに目を瞠る。ボッテガ(=工房)の名前にふさわしく技(わざ)の凄みを感じるすばらしいお店だ。
□ 秋トリュフのタヤリン
□ 和牛のボロニェーゼ パッパルデッレ
□ 白イカのローストとカポナータ
□ トリッパ、ギアラ、小腸の煮込み
□ 黒毛和牛のローストと秋トリュフ
[BOTTEGA (ボッテガ)]
渋谷区広尾5-17-8
TEL:03-6450-3933
□ 鮎・タブナード(オリーブ)・錦糸瓜・ゴーヤオイル
同僚が古くから家族で通う「アラジン」というフレンチで会食。アラジンは今年で25周年ということで、周年記念メニューとなっている。カリフラワーの白いババロアにブロッコリーの緑のソースという似たもの同士の組み合わせがしゃれている。フォアグラテリーヌも鶉(うずら)も手間をかけた、繊細でしっかりとした味わい。ワインも自分の酒量に合わせてペアリングで出してもらえるので、少人数でも楽しみやすいところがとてもいい。
□ カリフラワーのババロア ブロッコリーソース
□ フォアグラとレンズ豆のテリーヌ 黒トリュフ
□ 帆立貝とセップ茸 チリメンキャベツ包み蒸し
□ ザリガニ ジロール茸 金針葉
□ 鶉 リィドヴォー・豚足・木の子・モチ米詰め
□ パッションフルーツ・ココナツムース・ディタ(ライチ)シャーベット
[Restaurant ALADDIN (レストラン アラジン)]
渋谷区恵比寿2-22-10
TEL:03-5420-0038
□ 8月27日の稲妻
8月の26-27日にかけて南から暖かく湿った空気が流れ込んで上空が不安定な状態が続き、2日間に渡ってたくさんの稲妻の競演が続いた。凄かったぁ!
□ 8月26日の雲の中の稲妻 不気味
□ 8月26日の雲の中の稲妻
□ 醤油SOBA
池袋のハワイアンな人気ラーメン店「フルル」で醤油SOBAとオニオンチャーシュー丼の組み合わせ。小雨が降っているせいか、いつもより行列が短く、スッと入店。ついでに近くの映画館で「カメラを止めるな!」も見てしまう。嬉しいかな悲しいかな、ラーメン代が捻出されるぐらいシルバー割引だ。
□ オニオンチャーシュー丼
[フルル (Hulu-lu )]
豊島区池袋2-60-7
TEL:03-3983-6455