「いり江」で豆かん食べているときに隣の席に来られた方がパンが入っているとおぼしきセンスのいい袋を提げていた。かみさんはこういう瞬間を見逃さない。「きっと近くにおいしいパン屋さんがあるに違いない」と言う。門前仲町×パン屋で検索して一番点数の高いところに向かったところ、ひときわおしゃれなファサードを発見。
いやー、おいしそうだ。どれもこれも。
店頭に看板を掲げてある白トリュフの塩パンというのがシグネチャーメニューのようだ。というか、お店の名前が「トリュフベーカリー」だ。サイトの説明によると、小麦はカナダ産の一等粉、100%フレッシュバターのみで製造していて、さらに、パンの中には自家製トリュフバターを巻き込み、仕上げにトリュフオイルに白トリュフと塩をふってあるとある。
店頭で迷っているとちょうどそこへ焼きたての白トリュフ塩パンが登場。クロワッサンや食パン他、いくつか買い込み、さらにこの焼きたての塩パンを食べ歩き用に一つもたせてもらう。温かいパンを一齧りすると、もう香る、香る! バターの香り、小麦の香り、トリュフの香り、すごいね。バランスもいい。家でリベイクしたものもおいしかったけれど、香りに関してはこの焼きたてにかなわないな。
[トリュフベーカリー (truffle bakery)]
江東区門前仲町1-15-2
TEL:03-5875-8435