December 31, 2003

大掃除終了

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年末恒例の大掃除も終了した。フローリングにワックスをかけ、窓ガラスを磨き、網戸を洗い、ドラセナの葉を一枚一枚磨く。毎年同じ作業だ。
床とガラスをひたすら磨きつづけると、2週間ぐらい首から肩にかけて麻痺してしまうのも恒例だが、今年は息子が床磨きを全てやってくれたので、私はそれ以外を担当した。相当楽だ。ようやく息子も使えるようになってきた。
娘は、自分の部屋だけでもきれいにしてくれ、と頼んだにもかかわらず、途中で覗いてみると、かえって散らかっていた。予想されたことだ。まだまだ人生の修行に三年はかかる。
掃除中、窓を開け放っていたけれど、あまり寒くない。陽がさすところはポカポカ暖かいぐらいだ。今年は北海道も暖かいという。昨日は雪ではなく雨が降っていたらしい!

今年花が咲いたドラセナが実をつけ、まだ干からびたままぶら下がっていたので、採取。新たに植えてみよう。

お昼は年越し蕎麦のかわりに盛岡ぴょんぴょん舎の冷麺を取り寄せていただく。全て無添加な上にとてもおいしい。 これも恒例。

よいお年を。

December 30, 2003

上げて終わった大納会

今日は東京証券取引所の大納会。記憶が正しければ、ひさびさに上げて終わったような気がする。今年一年間の株式市場は大混乱であった。日経平均は春先に7000円台に突入したところで底を打ち、一気に上昇し、1.4倍近くにまで回復した。その過程で個人投資家がきわめて活発な売買をするようになり、来年に向けて期待が持てそうな余韻を残したともいえる。

企業各社は株の持合を相当量減らしてきたし、リストラが進んだところも多く、来年3月決算は今年の3月決算のような深刻な状況には陥らないだろう。

懸念材料は円高。来年は米国大統領選挙でもあり、消費後退懸念を打ち消す大型減税継続で財政が逼迫。海外からの投資も米国に向かいずらいことから、急速なドル安が十分起こりうる状態にある。輸出企業が日本経済の復活を支えてきただけに、円高は致命傷。この年末年始にも投機筋からしかけられることだって考えられる。

来年は原料輸入の多い内需関連企業がねらい目か。

December 29, 2003

街の苔

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山のせせらぎの岩肌に、よく苔(こけ)が群生しているのを見かけることがあるが、毎日の通勤時に通る道の排水口に、けなげに苔生(む)しているところがある。ここの排水口からは、暖かい家庭排水が流れているせいか、よく水蒸気が上がっている上に、いつも日陰にあって、苔の生息には最適条件がそろっているらしい。
カサブタを剥がしたり、にきびを搾り出したりするのが無性に好きな自分にとって、「どうぞ私をこそげ落としてください」といわんばかりに佇んでいるこの苔が気になって気になってしょうがなかった。
年末の大掃除の時に他の誰かがこそげ落としてしまう前に、写真に収めて保存するのが自分の使命のような気がする。

December 28, 2003

年賀状書き、終了

昨日より正月休みに突入し、ようやく重い腰を上げ、年賀状制作に取り掛かった。毎年、いただく年賀状を見ていると、一番楽しいのはやはり家族の写真。一枚の写真には、おびただしい情報が詰まっている。長男は母親似だとか、去年より背が伸びただとか、こいつも老けたなとか・・・ひとしきり話題につきない。

受け取る側の気持ちを思うと、わが家も家族の写真を載せようと思うのだが、強烈な抗議を受ける。「たのむから止めてくれ」から始まって、そもそもおとうさんは・・・と普段の行いまで遡り、全人格的に批判される。 また今年も、あたりさわりのない年賀状になってしまった。午前中に住所の印刷も終了して、ポスティング。 あー、すっきり。

December 25, 2003

本年度のアクセスベスト10

9月3日にこのサイトを立ち上げて、12月24日までのアクセスページ人気ランキングを行ってみた。なんと!だんとつで「カノビアーノ京都」だ。グーグルでは、カノビアーノ&京都の検索で1位にランキングされる。続いて「帯状疱疹」。雅子様との掛け算効果で世の中の話題も急上昇した模様。こちらは「雅子様&帯状疱疹」でグーグル第3位。

第 1位 カノビアーノ京都  1071件
第 2位 帯状疱疹  229件
第 3位 vodafoneようやく新機種  223件
第 4位 上原ひろみ  148件
第 5位 モブログに突き動かされて  100件
第 5位 中国飯店富麗華の上海蟹  100件
第 7位 高田馬場の純連  95件
第 8位 京都出張2  88件
第 9位 ネットで映画鑑賞  67件
第10位 近所の四川料理屋  61件

December 24, 2003

プライバシー

AMAZONからの宅配便を受け取った息子が、宅配便のおじさんに「最近AMAZONからの荷物が多いですね」と言われたという。妻が出たときには「最近はお昼頃あまりいらっしゃらないですねえ」と言われたらしい。
担当の方は親しみを込めて接してくれているのだろうけれど、わが屋のことをよく知っていて少し怖い気もする。
また受け取る自分たちの方も、宅配便の担当者を個人としてみることはほとんどない。いつも同じ人が来ているのか、毎回違うのかもよくわからない。自分たちの接し方にも問題があるのかもしれない気がした。心を込めたサービスというのも、受け取る方にもその準備ができていないとうまくかみ合わないものだ。

December 20, 2003

ヘッドホン

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ウォークマン用のヘッドホンにSONYのNUDE-EX MDR-EX71SLというインナーイヤー型を使っている。このヘッドホンは実売価格4000円弱だったと思うけれど、相当に優れもの。耳の穴に当たる部分がものすごくやわらいシリコンでできていて、耳穴が完全にピタッとしかもソフトに塞がれる。これで電車に乗っていても音漏れを気にすることがない。
何よりすごいのが重低音。頭蓋骨に重低音がぶるぶる響く。飛行機や新幹線の移動の時には、外音のシャットアウトと原音の低ロス伝達により、切り取られた空間が再現され、欠かすことができない。

December 17, 2003

名古屋出張

久しぶりに名古屋出張。品川駅開通で、会社を出て名古屋駅到着までが2時間を切るようになった。いよいよ通える近さになった。今夜は名古屋宿泊予定。(のぞみから携帯にて)

December 16, 2003

フセイン拘束

すごい映像だった。歴史に記録される独裁者であろうフセインが、医師のような人の指示で素直に口を開けてノドチンコを見せているではないか。こんな素直な独裁者の写真を、ここに載せようかと思ったけれど、縁起悪そうだからやめておこう。
それにしても信じられない報道だ。この従順な姿もそうだが、あの小さな穴倉に横たわっているのも想像しがたいものだ。そしてなによりも滑稽なのは、アメリカの帝国主義を忌み嫌うアラブ人が、米ドルをしこたま抱えていたという報道。本当か?

December 12, 2003

新橋

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「動植物の死骸を食らって生きのびているくせに、人間はいやに清潔好きである。泥のついた野菜や、血のついた臓物は苦手だ。貴重な肥料である排泄物や、むかしは食べ物だった虫類からは目をそらす」(デジタル・ナルシス 西垣通)

今朝電車の中で読んでいた本に、形式的に特化しすぎた情報化環境にいる現代人だから、クリーンな環境を求めるというふうに考えるのは短絡的で、そもそも人間は清潔なものを求めているものなのだと、書いてあった。
そんな本を読みながら新橋へ行き、生まれ変わった汐留近辺のビルで会議。
クリーンな環境もいいが、その周りで引き立つ猥雑さはもっと魅力的だ、と思った。

December 10, 2003

お茶の水

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今日は、夕方からお茶の水で会議。久々にお茶の水に来た。ここは高校時代3年間通った街で、ついついノスタルジックな気持ちになってしまう。自分の思い出は置いておくにしても、聖橋(ひじりばし)、神田川、順天堂病院、湯島聖堂、ニコライ聖堂・・・と、そもそも、なにもかもがノスタルジックな響きを持った名称でもある。

会議が終わるとすでに外は真っ暗だった。お茶の水橋の欄干にデジカメを置いて夜景撮影。

アーチ上にライティングされている部分が聖橋、その下を神田川が流れ、その神田川沿いにJR総武線が走る。聖橋の奥、明るいネオンサインが秋葉原。この景色は30年前と比べても変化が比較的少ない。

December 08, 2003

風邪をひいた

先週末から鼻の奥が痛いなあと思っていたら、どうも風邪をひいたようだ。鼻炎かな。会社でほこりだらけの資料を読んだのがいけなかったのかもしれない。土日は涙がぼろぼろ出て、鼻水もひどい。エリンブロコビッチを見ていても涙がぼろぼろ出てしまう。テレビのせいで涙がでてんじゃないぞ、と言い訳するのも情けない。

December 06, 2003

帯状疱疹

今年は、ずいぶんと帯状疱疹という病名を聞く。会社でも近所でも、友人でも。さらに、雅子様までが帯状疱疹だとういう。めったにうつるものではない、ということらしいけれど、今年に限ってこんなに多いのは確率的におかしいじゃないか。帯状疱疹はヘルペス・ゾスター(帯状疱疹ウイルス、水疱瘡と同じウイルス)によって引き起こされるという。最初の感染は水疱瘡で、そのウイルスが体の神経節に潜んでおり、抵抗力が下がったときに帯状疱疹として現れるらしい。
だから、水疱瘡にかかっていない人にはうつる。さらに脳神経が侵されたりすると、やっかいなことにもなるらしい。
今年はコイヘルペスも大流行しており、ヘルペスウイルスが暴れるのに好都合な環境条件にでもなったのでしょうかね。

December 03, 2003

プラタナスの枯葉

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はしだのりひこ&シューベルツの1968年の大ヒット作で北山修作詞の「風」という歌がある。その歌詞に「プラタナスの枯葉舞う・・・」という歌詞が出てくるのだけれど、私は8歳だったので、当時はもちろんプラタナスの意味がわからなかった。
今住んでいる街は、プラタナスの街路樹が道にそってずうっと植えられていて、この季節になると、一斉に大きな葉が落ち、その落葉が木枯らしに舞い、冬の到来を演出する。そのときには決まって、この「風」の歌が自分の頭の中で鳴っている。

「風」(二番)

プラタナスの枯葉舞う冬の道で
プラタナスの散る音に振り返る
帰っておいでよと
振り返っても
そこにはただ風が
吹いているだけ
人は誰も 恋をした切なさに
人は誰も 耐えきれず振り返る

November 28, 2003

WEBページの善悪

「じじーどる」の紹介によると、WEBページの善悪を診断するサイトがあるようだ。

ここで、わが愚サイトのトップページを評価したところ、88%邪悪?だそうだ。ICYを気取るんだから、それでもいい! と開き直る。

November 27, 2003

今年の小学1年生

「今年の小学1年生はひどい」
こんな話を、たまたま複数人から聞いた。一人は妻のPTA仲間から。もう一人は教育現場に20年携わっている方から。それでこのことは教育界では当然のように語られているという。

そんなことってあるのかなあと思う。最近の小学生は・・・という話ならすんなり理解できるのだけれど、「今年の小学1年生」という特定の仕方が、とても不自然に聞こえてならない。そもそも親の年齢が違うし、第一子もいれば第三子の場合もある。昨年の1年生が問題なくて、今年の1年生がひどいというのは、どういうことなのだろうか?

どうひどいのかと詳しく聞いてみると、たとえば、注意をすると「別にいいじゃん」と答えるらしい。1年生から学級崩壊寸前になることもあるらしい。

事実だとすると、その原因をあれこれ想像するのは、とても興味深い。

November 25, 2003

憂鬱な雨

今日は朝から雨。なぜか会う人会う人、「気が重い雨ですね」「憂鬱な雨ですね」という。普段、雨が降ってもそんな会話はあまりしない。なぜ今日に限って憂鬱に感じるのだろう。やはり三連休明けであることに加え、時期的に暖かい秋が終わり、一気に冬に向かう予感がするからか。

November 22, 2003

やけに暖かい一日

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もう11月も下旬だというのに、今日はなんという暖かさだったんだ! お昼頃八重洲から日本橋方面に歩いていたのだけれど、汗ばむほどだ。22-3度ぐらいあったのかなあ。
写真の奥にそびえ立つのは旧日本橋東急跡にたったビル。牛のマークがついているから、メリルリンチが入居したんだ。事業がうまくいかなくても、人をたくさんリストラしても、オフィスはずいぶんと立派だなあ。

November 14, 2003

名刺の自動販売機(2)

今朝、おそるおそる近づいて、料金を確認してみた。30枚の名刺を出力して1000円の料金。仮に900円の粗利が出るとして、1日8人の利用者があれば、月に22万円の利益。場所代が仮に月に7万円、メンテナンス人件費が月に3万円とすると、12万円の利益。ハードウエアが50万円とすると、半年たたずに利益化できる計算。逆に1日3人なら毎月2万円の赤字。

初リンク

おおッ!嬉しいじゃないか。 「じじーどる」がわが零細サイトになんと初リンクを張ってくれているじゃないか。ありがとうございます。
紹介文が「教養あふれる写真日記」ときている。悪い気はしない・・・が皮肉か? しかし、自分でも、いったい他の人に読んで欲しいのか、読んで欲しくないのか、よくわからなくなってきた。googleに登録されたり、リンクを張ってもらうと、嬉しくなるのは、読んで欲しいからなのだろうと思うけれど、素直にそう認められないのは、ひねくれているのかな?ま、いいか。

わたしも、リンク集を作らなければ。

November 13, 2003

名刺の自動販売機

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池袋駅で名刺の自動販売機を見つけた。こういうものは前からあったのだろうか? どの程度売れるものなのかわからないけれど、メンテナンスのことを考えるとあまりもうかるとも思えない。技術的には難しいものはないのだろうけど、紙やインクの補充、料金の回収、紙詰まりのトラブル対応に、カスレなどの苦情受け付け・・・人的対応が不可欠で、コストも嵩みそう。いつまで持ちこらえられるのか観察しよう。いつも通勤で使う電車の改札のまん前に設置されているので、毎日チェックせざるを得ないのだけど・・・

November 05, 2003

ネット上で旧友発見

昨日、googleで北海道に住んでいたころの中学の友人の名前を検索したところ、見つかった。何年か前にも探してみたけれど、そのときには発見できず、あきらめていた。しかし、今回はついに発見できた。思わず飛び上がった。
大きな病院の長男で、重い宿命を背負っているはずだったので、その後どうなったのか、すごく気になっていたけれど、院長先生になっていた。すごく嬉しかった。
病院のホームページにあったメールアドレスにメールを出してみたところ、今日返信が返ってきた。あらためて、ネットのすごさを痛感した。毎月東京へ来ているとのことなので、今度会うのが楽しみでもある。

October 22, 2003

人口論

慶応の大江教授の「人口論」の講義を受講してきた。最近は講師役が続いたので、急に他の人の講義を聞いてみたくなった。講義のスタイルはまったく参考にならなかったが、内容は大変おもしろかった。
日本の人口は20世紀の100年間で4000万人から12000万人へ三倍になったが、2006年の12774万人をピークに2100年までにはその半分に減少していくという。2002年現在1組の夫婦が生む子供の数が平均で1.32人にまで低下しているので、出生数は1世代で64%にまで低下し、2世代で40%まで落ち込む。すごい先細り。さらに2050年の女性の平均寿命は89.22歳にまで延びている。もはや、人生100年の時代は現実となりつつある。
また、世帯類型別では、夫婦二人暮しと中年一人暮らしが急速に増えていく。これから20年ぐらいの間でも、こうした家族構成が劇的に変化していくという。

投稿者 icydog : 11:26 AM | コメント (0)

October 03, 2003

ドラセナの花

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結婚祝いにいただいたドラセナ、別名幸福の木が今年の5月に花を咲かせた。結婚17年になるので、なんとも遅咲きの花である。花をつける木だと思っていなかったので、木のてっぺんから妙なものが伸びだしたときには相当に驚いた。ま、ま、まさか花が咲くのか?
夜開花して、昼に萎むようだ。この花の香りは強烈に甘美なもので、夜中帰宅して締め切った部屋の中に入ると、眩暈を起こすほど。
しかし、少なくとも17年も咲くことがなく、今年突然花開いたりすると、なにか不吉なものを感じたりする。名前が幸福の木なんてついているから、なおさらだ。花が萎んだあとは黄色い実をつけ、今は干からびた梅干のように木にぶらさがっている。つまり、そういうことなのか?
次はいったいいつ咲くものなのだろうか。

September 30, 2003

赤紙が来た

会社の健康診断の結果が通知された。異常がなければ普通の診断書なのだけれど、再検査の場合だと、赤い再検用紙が封入されている。ここ10年ぐらいいつもこの赤い紙がやってくる。毎年、今年こそは・・・と思って封を開くのだけれど、また「赤紙」だった。おまけに、いつものコレステロールに加え、肝臓系もいかれていた。芋焼酎をロックで飲むようになったのが原因か?

投稿者 icydog : 11:27 PM | コメント (0)

September 06, 2003

ハワイ

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先週ハワイに行ってきました。今まで敬遠していたのですが、強い日差しとさわやかな風に、すっかり気に入ってしまいました。

投稿者 icydog : 06:41 PM | コメント (0)