□ もも
巣鴨の地蔵商店街奥にある「もん家」で食事。
カウンターだけの狭い店ながら、抜群においしい焼き鳥と抜群においしい日本酒を取り揃えてあるお店。十四代なんかもよくこの酒をこの価格で出せるなと思うようなあと感心する。まず最初に注文するのは焼き上げるのに1時間近くかかるとり皮。遠火で表面をカリッカリにしながら中はしっとりと仕上げる逸品。一通り焼き鳥を注文したら塩昆布で食べる冷奴や味噌きゅうりをつまんで旨口の冷酒でスタートだ。
□ 変わり奴(やっこ) 冷奴を塩昆布で
□ 味噌きゅうり
□ 地鶏のたたき
□ 砂肝
□ とり皮 遠火の炭火で1時間炙って焼き上げられる
□ レバー
□ ねぎ間
□ 親子丼
[もん家 (もんや)]
豊島区巣鴨4-24-4
TEL:03-3917-0734
駒込の六義園入り口近くにある「ブロシェット ナミオカ」で休日ランチ。脂ののった名古屋コーチンを炭火でモクモクあがる煙で燻し焼き。この煙を纏ったかしわが抜群にうまいのよ。
□ かしわ2串 正肉1串
□ 特選レバー
□ だんご
[brochette Namioka (ブロシェット ナミオカ)] 【入谷へ移転】
文京区本駒込6-14-1
□ 特選レバー
ポカポカしてきたので、六義園散歩を兼ねて駒込の「ブロシェット ナミオカ」で焼き鳥ランチ。特選レバーを食べながら大信州の冷酒でスタート。肉だんご、かしわ、正肉と進む。炙り加減、塩加減、最高だね。
□ 大信州 純米大吟醸
□ かしわ 正肉 肉だんご 柚子胡椒
□ 名古屋コーチン玉子かけごはん
[brochette Namioka (ブロシェット ナミオカ)]【入谷へ移転】
文京区本駒込6-14-1
□ 麻婆豆腐
成都に移り住んだ経歴を持つオーナーシェフの四川家庭料理店「中洞(なかほら)」でランチ。麻婆豆腐は辛さもさることながら、塩味がかなり強い。この塩加減も本場のスタンダードなんだろうね。白いご飯がありがたい。
□ 唐辛子・肉そぼろ和え麺
□ よくかき混ぜて
[四川家庭料理 中洞 (なかほら)]
文京区千石4-43-5
TEL:03-5981-9494
□ 心のこり(ハツもと)
自分で鶏レバーを下処理したことがある人にしかわからないかもしれないけれど、レバー(肝臓)とハツ(心臓)はつながっていて、このハツの上部からレバーにつながる部分は脂肪や筋の塊でいつも捨てていた。この部分が、焼き鳥屋さんでは「心のこり(ハーツの残り)」という串になる。
巣鴨の「もん家」に行くときは、電話で予約するときにこの「心のこり」も予約しておく。コリコリとした弾力と脂が浸み出すジューシーさを併せ持ち、珍味にして抜群にうまい。「もん家」ではこの他にも、最初に「とりかわ」を注文しておく。炭火の遠火で焼くこと一時間。表面が煎餅のようにカリカリだ。焼く手間がごちそうだ。
□ とりかわ(焼くのに一時間)
□ もも
□ 鶏レバー
□ つくね
□ うずら巻き
□ 親子丼 ミニ
[もん家 (もんや)]
豊島区巣鴨4-24-4
TEL:03-3917-0734
□ 特選レバー
駒込駅に降りたときは、ほとんど「プロシェット ナミオカ」に寄ってしまう。ここの「純系名古屋コーチン」を炭火でモクモクと焼いた焼き鳥がほんとうに美味しい。鍋島の冷酒を飲みながら、串の多い定食Bにプルンプルンの特選レバーを追加。お酒がなくなったら名古屋コーチンの玉子かけご飯。
□ 鍋島 純米吟醸
□ かしわ 柚子胡椒
[brochette Namioka (ブロシェット ナミオカ)]【入谷へ移転】
文京区本駒込6-14-1
□ かしわ 正肉
駒込の「ブロシェット ナミオカ」でランチ。
やきとり定食Bで、かしわ2本、正肉1本、だんご2個、玉子かけご飯という組み合わせに、レバーを追加。鳥や玉子は全て名古屋コーチン。炭火でしっかり炙られたジューシーな名古屋コーチンは本当においしい。このかしわはごちそうクラスだ。
□ レバー追加
□ だんご
□ 名古屋コーチン玉子かけご飯
□ 乙女椿
[brochette Namioka (ブロシェット ナミオカ)]【入谷へ移転】
文京区本駒込6-14-1
□ 親子丼
巣鴨地蔵通りの途中をちょっと脇に入ったところにある「もん家」で焼き鳥三昧、日本酒三昧。
テーブルマット代わりに手書きできれいにレイアウトされた日本酒のメニュー表が敷かれていて、その日の入荷酒に赤丸印がつけられている。これを見ているだけでワクワクしてくる。醸し人九平次からスタートして辻善兵衛、十四代へ。焼き鳥はどの串も唸るほどおいしい。鳥皮は1時間かけて焼くので、最初に注文しておかなければね。さらに同僚が親子丼も必食だというので、これもいっちゃう。
□ つくね
□ 辻善兵衛(つじぜんべえ) 純米大吟醸 斗瓶(とびん)囲い
□ レバー
□ レバ刺し (胡麻油・ニンニク醤油で)
□ 十四代 純米吟醸 龍の落とし子米
□ ささみ サビ焼き
□ せせり (首のそぎ肉)
□ ぼんじり
[もん家 (もんや)]
豊島区巣鴨4-24-4
TEL:03-3917-0734
□ 手前がベラ 左奥がササミ 右奥が砂肝
六義園のしだれ桜の混雑を抜け出し、歩いて1分の「ブロシェット ナミオカ」で夕食。
鶏の肉刺にベラという部位が登場し、調べてみると砂肝の下に続く十二指腸なのだそうだ。これがシコッとしてとてもおいしい。焼き物も炭火焼きの加減がとてもうまい。ナンコツを砕きいれてコリコリとしただんごもやっぱりおいしい。花より団子。
□ だんご
□ 皮正
□ レバー
□ ねぎ間
□ ぼんじり
□ アスパラ
□ 椎茸
□ 五目釜めし
[brochette Namioka (ブロシェット ナミオカ)]【入谷へ移転】
文京区本駒込6-14-1
◻︎ 開春 イ宛(おん) 木桶・生酛仕込 純米酒 無濾過生原酒
駒込在住の同僚に連れて行ってもらった「串駒」の酒の品揃えが素晴らしかった。豊富なメニューは見ているだけでもワクワクするが、店員さんに相談しながら出してもらう希少な酒の体験が楽しい。少年のような顔をした若い店員さんでも、酒への思い入れが老成していて、ガツンとくるぶっとい純米の酒を勧められる。精米90%!、酵母を使わず古い木桶で発酵させ、しかも濾過も火入れもしていない「おん」。野生の酒だ。磨いた米の華やかなお酒ばかり飲んでいると、これはツライ...、でも慣れてくるし、磨きや酵母を意識するためには原点に立てるような味わい。この店員さんはこの系統の酒が大好きなようで、締めのお勧めもやはり純米酒だった。「最初は客で通っていたのが、いつのまにか店員になってました」という。
日本酒の楽しみ方の奥深さを覗きみたような体験だった。
◻︎ 十四代 中取り純米吟醸 備前雄町 生酒
◻︎ 裏佐久乃花 辛口本醸造 直汲み & 佐久乃花 純米吟醸 無ろ過生原酒 直汲み
[串駒 本店 (くしこま)]
豊島区北大塚1-33-25
TEL:03-3917-6657
◻︎ コーヒー ロールケーキ
千石駅近くの「八百コーヒー」は細長いお店で、壁に張り付くように座ってガラス越しに向かい側の花屋さんをぼんやり観察するのが楽しいお店。 レッグウォーマーを履いた羊みたいな犬がやってきた。
[八百コーヒー (はっぴゃくコーヒー)]
文京区本駒込2-10-5
TEL:03-3943-6884
お店の名前ってのはお店全体のイメージに大きな影響があるもんだ。
ここはちょっと前まで「東京やきとり亭 六義園店」というお店だったのだけれど、いつの間にか「ブロシェット ナミオカ」になっていた。ブロシェットとは串焼きのことらしい。中身は名古屋コーチンの焼き鳥のおいしいお店のまま。ずいぶんとイメージ違うよね。デートするときに、「東京やきとり亭行く?」と誘うのと、「ブロシェットナミオカ行く?」って言うのでは結果が違う気するよなあ。まあ名前はともかく、この脂ののった名古屋コーチンを煙もうもうで燻し焼いた串に、柚子胡椒をつけて食べるの、ほんとうにおいしい。
[brochette Namioka (ブロシェット ナミオカ)]【入谷へ移転】
文京区本駒込6-14-1
□ かしわ2本、正肉
駒込でワイシャツ作った帰りに「東京やきとり亭」の六義園店に寄ってお昼ご飯。
ここは名古屋コーチン専門の焼き鳥屋さんで、炭火でモーモーと煙を上げて焼く。でも換気システムがよくできているのか、店内は煙くもなく、明るくきれいだ。表面がカリッと焼けたかしわに柚子胡椒を載せてかぶりつく。中はジューシー。軟骨の入った鶏だんご焼きもいい。一通り食べたら、名古屋コーチンの生卵でTKGだ。
□ 名古屋コーチンの玉子かけごはん
□ だんご2個
[東京やきとり亭]
文京区本駒込6-14-1
TEL:03-3947-9229
□ 上ロース定食
正月4日の昼頃に巣鴨の駅に着くと、ものすごい人の数。これ、いったいどこに行く人の波なのか。
散歩の気力が失せて、先日先輩に勧められた駅前のとんかつ屋さん「とん平」でお昼ごはん。 上ロースかつは厚いロース肉をジューシーに、衣はカリッと丁寧に揚げられた完成度の高いとんかつだ。 ヒレ肉を一本揚げした棒ヒレかつもとてもやわらかに揚がっている。
次々にお客さんが入って来て、やがて行列になってしまった。人気店なんだねー。
□ 棒ヒレ定食
[とん平 (とんぺい)]
豊島区巣鴨2-1-6
TEL:03-3910-5385
三田線千石駅近くの「八百コーヒー」へ。
うどんを食べた直後であるにもかかわらず、ホットドッグの美しい姿に一目惚れだ。
パンがうまい、ソーセージがうまい、マスタードもうまい。
店内では"ガラクトーイ"と呼ぶアートが展示されていたが、かわいいガラクトーイ越しに通りを眺め、
ゆったりとくつろぎモードに落ちていく感じがいい。
他のお客さんもそれぞれ自分の時間を過ごしている方ばかり。
□ ロールケーキ
□ 生醤油うどん 冷
爆弾低気圧一過の晴天下、気温は23℃まで上昇していたので半袖Tシャツでお散歩。
千石の「元喜(げんき)」で生醤油うどん。すだちの香りの冷たいうどんがおいしい季節だ。
□ 山ぶっかけ
□ 元喜玉(味玉の天ぷら)
[元喜 (げんき)]
文京区千石1-19-8
TEL:03-3945-8017
王子の帰りは都電荒川線にチンチンと揺られ、庚申塚駅で降りて、ホームの「いっぷく亭」のコーヒーでいっぷく。玉子ボーロのような味の菓子が素朴で郷愁をさそう。その後、天国を経由して板橋駅まで旧中仙道を北上。
同僚のGさんに、この銅像がなでしこのあの方に似ていると指摘されて以来、どうにもそうにしか見えなくなってしまったが、一応これは近藤勇像。板橋駅の近くで会うことができる。
□ 板橋駅近く 近藤勇像
[いっぷく亭]
豊島区西巣鴨2-32-10
03-3949-4574
□ 焼きみそ
幻の蕎麦屋さんらしい。
同僚から「一年以上は待たないと予約が回ってこない蕎麦屋さんからようやく連絡が入ったので、行きませんか?」と誘われた。行かないわけないじゃないの。駒込の「玉江」。なんでも一日一組しかとらないのだそうだ。10人前後まで大丈夫そうなので、数寄者10人が集まってぞろぞろ駒込の住宅街を歩いて向かった。なにせ遅れると叱られるらしいのだ。
□ そばサラダ
□ そばクレープ
料理の方は蕎麦づくしのコースに、お酒はセルフでチルドケースから取り出すシステム。日本酒は久保田の千寿と八海山があったので両方行ってみよう。蕎麦という素材を使って多彩な料理が次から次へと続き、とにかく楽しい!
□ そばクレープに肉味噌をたっぷり塗る 豚ひき肉の入った生姜の風味
□ 早そば
茹でた千切り大根と水溶きそば粉を練って加熱してつくる。そば切りより早く調理できることから早そばと呼ぶのだそうだ。大根のしゃきしゃきした食感と蕎麦の風味が際立ち、かなりうまい。
□ 鴨の南蛮漬け
□ そば法度(はっと)
□ そば掻き揚げ
□ なすのそばみそ掛
□ せいろそば
まずは藻塩を振りかけて一口すする。いいねぇ! 蕎麦そのものの風味をインプットしてからあとはお好きにと。うまい。おかわりがあって、こちらはご主人が埼玉で自ら栽培した蕎麦の実を使った風味の強い田舎そば。
□ おかわりはご主人が埼玉で栽培した蕎麦の実を使う
□ デザート (レモンゼリー 韃靼そばの実)
□ 焙炉 (板わかめ)
照明器具かと思いきや、この中に白熱灯に炙られたパリパリの板わかめが。
□ 次回の予約もしたものの、いつ連絡があることやら
□ 季節のタルト (いちじく)
駒込散策の最後に、今年も「トロンコーニ」に寄って一服。
ここのケーキが一番好きかもしれない。季節のタルトはイチジクのほのかな甘みと香りが引き立つようにコントロールされたクリームと、それらをまとめるちょっとだけビターなチョコ台のバランス。普段はそのとらえどころのない味が好きじゃないイチジクなんだけれど、このタルトはとてもおいしかった。
□ シブースト
[Patisserie Confiserie Tron Coni (パティスリーコンフィズリー・トロンコーニ)]
北区中里2-17-11 MAP
TEL:03-3949-5225
昨年の今頃と同じように、旧古河庭園を目指して駒込散歩。これまた全く同じように「西尾中華そば」によって昼ごはん。開店ニ周年を迎える前日ということで、開店当時のレシピで中華そばが提供されていた。隣りに座ったスーツの方は、この日が200回目だと話されていた。ニ年で200回だよ! これはもう愛だな。
[西尾中華そば]
北区西ヶ原1-54-1 MAP
□ 中華そば
「Tron Coni」から歩いて三分、しもふり銀座商店街入り口にある「西尾中華そば」で昼ごはん。ある方が「中トロ商店街」って言っていたけれど、中とろじゃない、しもふりだ。ケーキの直後にラーメンってのはまったくもってでたらめな流れ。散歩コースとしては逆を辿った方がいいね。ラーメンのスープは鶏と魚出汁のコク深いあっさり系。麺は極細。多くの人が書いているように「なつかしい味」がおいしい。
[西尾中華そば]
北区西ヶ原1-54-1 MAP
□ リブル
「中里」を後にし、北区と豊島区の区境を北上して「パティスリー・トロンコーニ」へ。このお店のサイトに載っている、トロンコーニストーリーがほのぼのとして心温まるし、読むと行ってみたくなる。お店に入ってみると奥に小さなテーブル席があったので、早くも一服。このケーキ、かなりおいしい。自分が食べたリブルはチョコの香りの中に、クレームブリュレの濃厚さとベリーの酸味の効いた香りがバランスよくふんわりと閉じ込められていて、口に入れた瞬間、目を瞠る。
□ ショコラムースの中にピスタチオのクレームブリュレとベリーの酸味
□ レアチーズケーキ
[Patisserie Confiserie Tron Coni (パティスリーコンフィズリー・トロンコーニ)]
北区中里2-17-11 MAP
TEL:03-3949-5225
□ 揚最中(あげもなか)
このゴールデンウィークはひたすら近場を徘徊していたわけだけど、ずっと天気がよかったこともあって、結構日焼けした。GW散策第三弾は駒込-王子コース。何度か歩いたコースなので、少しルートを変えて食べ歩きコースにしてみた。スタートは駒込駅近くの「中里」。「揚最中(あげもなか)」のお店だ。最中の皮をごま油で揚げて、粒あんをはさんで軽く塩をふったもの。説明を読んでもまったく味が想像できない。お土産に買って帰って、オーブンで軽くトーストしてから食べてみたが、これが未体験の味。香ばしいったらありゃしない。面白い体験ができるお菓子だ。
[中里 (なかざと)]
北区中里1-6-11 MAP
TEL:03-3823-2571
□ こだわりセット(ソース)
ラーメンというメニューが異様なスピードで高度に進化を遂げる中で、一人ひっそりと昭和であり続けるのが「焼きそば」だと思う。だいたい、ラーメン屋、蕎麦屋、うどん屋はあっても、焼きそば屋は極端に少ない。東京では新高島平に本店を置く「あぺたいと」ぐらいしか焼きそば専門店はないのではないだろうか。青森の「鈴木焼きそば」とか「後藤やきそば店」のような焼きそば専門の名店ってのも、もっともっとあっていい。富士宮、横手、太田のように焼きそばで町おこしをするところもでてきていることを強引にその胎動と感じとるならば、そろそろ東京でも焼きそばビッグバンが起こるのかもしれない。麺やソースで革新を起こしてもっともっとびっくりするような焼きそばのバリエーションが欲しいものだ。
ところで、常々不思議に思っているのが甘味処のメニュー。ぜんざいやしるこは当たり前として、釜飯やうどん、焼きそばってのはどういうつながりなのだろう。たとえば、都電庚申塚(こうしんづか)駅のホームにある「甘味処 いっぷく亭」はとびきりおもしろい。甘味処であるにもかかわらず、お客さんのほとんどが焼きそばを食べているのだ。もうこれは立派な焼きそば専門店じゃないか。しかもボタ餅とセットだ。となりに陣取る高齢の淑女の方々の話を漏れ聞くところによると、ここはコーヒーがとびきりおいしいという。都電を眺めながら、焼きそばとぼた餅とコーヒー、もうこれは最高の体験でしょう!
□ こだわりセット(ソース)
□ ぼた餅越しの都電荒川線車両
□ 庚申塚ホームにある「甘味処いっぷく亭」
[いっぷく亭]
豊島区西巣鴨2-32-10 MAP
03-3949-4574
茗荷谷から小石川植物園を経由して白山、駒込まで散歩。駒込の六義園(りくぎえん)に近づいたところで、カミさんが「あれなんだろう!」と指を指す。なんだかうまそうなオーラを放つ建物だ。近づくと名古屋コーチン専門店とあり、時刻もちょうど昼時とくれば迷わず飛び込む。
□ もも (柚子胡椒)
[東京やきとり亭]
文京区本駒込6-14-1 MAP
TEL:03-3947-9229
この焼鳥、店の佇まいに負けず劣らずおいしい。いやかなりうまい。もうもうとした煙で燻すように強火でパリッと焼き、しかも適度に脂ののった名古屋コーチンはとてもジューシー。ジュワッと染み出す脂と柚子胡椒のマッチングがかなりいい。飛び込みにしてはいい釣果だった。また近いうちに家族総出でこよう。
□ ねっとりぷるるんとしたレバー
□ コリコリとしただんご
□ 正肉
千石駅の近く讃岐饂飩「元喜(げんき)」で昼食。オープンキッチンなのでカウンターに座ると茹で上げから盛り付けまで自分の品が出来上がるまでを一貫してみることができる。茹で役、揚げ役、盛り付け役が声かけ合い、同期して仕事をしているので、一品一品まさに作りたてのものが供されている。麺は真っ白で、つるつるしてやさしい食感。こんなに食べられるかなと思った盛りも、ペロっと食べられた。
[元喜] 文京区千石1-19-8 TEL:03-3945-8017
□ やさい天ざる
カミさんはこの店一番の人気メニューと書かれていた「エビ餅ぶっかけ」をオーダー。大根おろしにほぐした梅干がのり、海老天と餅天が添えられてくる。これもおいしそう。
□ エビ餅ぶっかけ(*istDS / PENTAX A 50mm F1.2 :クリック拡大)
□ 開店前から行列
□ シュークリーム
旧古河庭園の帰り道、駒込駅前の大きなケーキ屋さん「ALPES(アルプス)」で一休み。成城学園のALPESとは姉妹店の関係らしいけれど、こちらのケーキはいい意味でオーソドックスな感じ。
[アルプス洋菓子店駒込店] 豊島区駒込3-2-8
小雨が降っていたが、さっそく「GR DIGITAL」を持って散歩。
まずは駒込の「La Berita(ラ・ベリータ)」というトラットリアでランチ。ポルチーニやしめじ、パルミジャーノたっぷりのリゾットが特においしかった。そしてどのメニューも1200-1500円ぐらいでたっぷり盛られており、前菜の盛り合わせだけで満腹に近づいてしまった。
カメラの方は、オートにしているホワイトバランスがしっくりこない。
[ラ・ベリータ] 文京区本駒込2-28-35 TEL:03-3945-2235
□ きのこのリゾット (RICOH GR DIGITAL)
アークヒルズからの帰り道、南北線で駒込の駅まで出て、山手線に乗り換えようとしたところ、怪しげなお店に目を惹かれた。「上海チキン小閣楼(しょうかくろう)」という名前らしい。店の中に一歩入ると、完全にタイムスリップ。木でできた窓の桟や安普請なテーブル、古臭いしょうゆ注ぎ瓶、ホーローの看板や古びたポスターなど、典型的なレトロインテリア。窓際に座ってガラス越しに眩しい通りを見ていると、子供のころ、一人で留守番していたときのような気持ちになってきた。
何を頼んでいいのかわからないので、メニューの一番上にあった、焼き餃子とチャーハンを頼んでみた。とてもユニークな味。チャーハンはパラパラに炒めたごはんに、シャキシャキの青菜が軽く余熱で合わせてある。ネットで調べると、上海チキン(釜焼鶏)というのがここの看板メニューだそうで、鶏をスモークして表面をぱりぱりに仕上げた料理だそうだ。いろいろ変わったメニューがあるので、再度試してみたい。
[上海チキン小閣樓] 豊島区駒込1-43-17 TEL:03-5976-6545