May 23, 2017

堂島 渡邊カリー

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□ スパイスとんかつカリー 辛口

大阪では「スパイスカレー」というカテゴリーが急成長中らしい。独自のスパイスワークもさることながらデザインされた盛りつけに各店の主張があるようだ。大阪出張の帰りに北新地駅近くの「渡邊カリー」というお店に寄ってスパイスとんかつカリーを注文。サラサラなスパイシーなカレーがおいしそう。特に目を惹くのがこのとんかつだ。衣が軽やかで、ピンク色が美しい! カットの仕方が珍しく、複数回横カットしたあとに、縦に1カット。この最後の1カットのおかげで、ターメリックライスの上に盛りつけられたときに軽くとんかつが開いてきれいな断面を見せる。


 

[渡邊カリー (渡邊咖哩)]
大阪市北区曽根崎新地2-2-5 第1シンコウビル 3F
TEL:06-6346-3338

August 06, 2016

夏休み

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□ たこ焼き十八番 道頓堀店 ソース&マヨ

夏休みをとって、カミさんと娘と三人で灼熱の京都へ旅行。
カミさんは大阪に行ったことがないので、最初に大阪に寄って3時間ぐらい市内をぶらつくことにした。つい先日まで大阪に住んでいた同僚に相談したところ、まずはやっぱり心斎橋から商店街を歩いて道頓堀でたこ焼き、それから「あべのハルカス」に行くべきというアドバイスをもらい、まったくその通りに行動だ。

三人なので、道頓堀周辺でたこ焼き3軒はしごして食べ比べ。
これがなぜかすごくテンションが上がる。
一軒目は「たこ焼き十八番 道頓堀店」のソース&マヨ。おいしい! 最初の一口で口の中は火傷だ。出汁が効いているのと、天かすがたっぷり。

 
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□ あっちち本舗 道頓堀店 しょうゆマヨネーズ ネギトッピング

二軒目は「あっちち本舗 道頓堀店」のしょうゆマヨネーズにネギトッピング。 なるほど、醤油味だとさらに出汁の味がよくわかる。これが一番好きかな。

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□ たこ焼道楽 わなか 千日前 本店 塩 ネギトッピング 七味かけ

三軒目は「たこ焼道楽 わなか 千日前 本店」へ。お店の方にオススメを尋ねると「塩」と即答。三人とも「塩かあ...」と躊躇するも、オススメというならば...ということで塩にネギトッピングして七味をかけた。ソースや醤油の風味を排し、出汁の効いたたこ焼き本来の風味がグンと引き立つ。娘はこれが一等賞らしい。

たこ焼き食べ歩き、激安にして最高に楽しい。


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□ 心斎橋駅

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□ 道頓堀

May 18, 2016

大阪 北浜 龍門

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□ 天津カレー炒飯

一見オムライスのような姿から、ひと匙入れるとカレー炒飯が現れる。
大阪北浜の中華料理店「龍門」の天津カレー炒飯だ。
かなりスパイシーなカレー炒飯を分厚いオムレツでなじませて食べていく。
こんなによくできたメニューはもっとあちこちにあってもよさそうな気もするけど、これってこのお店にしかないんじゃないかなぁ。

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□ 中はかなりスパイシーなカレー炒飯

 
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[中国料理 龍門 (リュウモン)]
大阪市中央区伏見町2-2-6 青山ビル 地下1階
TEL:06-6203-7870

April 24, 2015

天満 紫微星

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◻︎ 葱油麺

日本一長い商店街の天神橋筋商店街をちょっと入ったところにある「紫微星(しびせい)」という中華料理屋さんで火鍋宴会。火鍋のコースもさることながら、あとからたのんだ葱油麺がおいしかったなあ。葱油の味なのか、上にかかっている魔法の粉のせいなのか。

それにしても、この食べ物屋の迷宮のようなエリアはワクワクするなあ。立ち食いの寿司屋や串カツ屋、カウンターの一人焼き肉屋などなど、東京ではあまりみかけないようなスタイルのお店がぎっしり建てこんでいる。


 
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◻︎ 火鍋

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◻︎ 火鍋のたれ

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[紫微星 (シビセイ)]
大阪市北区天神橋4-12-27
TEL:050-5872-5010

May 24, 2014

新大阪 道頓堀今井

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□ きつねうどん

大阪出張で超二日酔いの朝、新幹線改札内にある「道頓堀今井」のきつねうどんがおいしいんだな。出汁が身体に沁みわたる感じと、甘いお揚げが元気をくれる。


[道頓堀今井 (どうとんぼり いまい)]
JR新大阪駅 新幹線改札内

November 09, 2012

新大阪 道頓堀今井

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□ 親子丼と小きつね

関西出張でお昼に新大阪到着。また、今井できつねでも食べようとiPhoneで検索すると、なんと新大阪駅新幹線駅構内にも出店しているのを発見。「大阪のれんめぐり」というフードコートの中にあって、この中には十三の「ねぎ焼やまもと」なんかも出店している。まあ、ちょっと風情はないんだけど、ここちょっといいかも。


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May 12, 2012

松屋町 たこ竹

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□ 蒸し寿司 実山椒入りのガリ

大阪出張の帰りに松屋町の「たこ竹」で「蒸し寿司」ってものを食べてみた。
温かいお寿司。山のように盛られた錦糸卵の下には穴子、椎茸、コリコリとしたきくらげが混ぜ込まれた寿司飯がふわっと盛られている。ご主人によると、京都の蒸し寿司は酢が強く、蒸されると鼻にツンと来ることがあるけど、大阪の蒸し寿司は「はんなり」(明るく上品)としているのだそうだ。確かに丼の蓋を上げても酢の香りが立つことはない。寿司飯も昆布で炊いて、酢加減もやわらかくしてあるのだそうだ。自分で玉子を焼き、穴子を焼くから続けることができる味なのだそうで、人任せにしてしまうと、味が変わってしまっても気づくことがきなくなってしまうのだという。その受け継がれた錦糸卵の甘さ加減が実に繊細で、「はんなり」が目指しているフィーリングが伝わってくるように思う。実においしいお寿司。

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□ 錦糸卵の山の下には穴子、椎茸、キクラゲが混ぜ込まれた寿司飯

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タクシーの運転手さんに「まつやまちの交差点まで」と伝えると、「まっちゃまちね」と返ってきた。降りるとそこは浅草橋のように人形店が建ち並ぶ街で、問屋街。

お店の中はかなり年季が入っていて、決して「はんなり」な感じではないけどね。


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[たこ竹 (たこたけ)]
大阪市中央区松屋町住吉3-8
TEL:06-6762-1848

July 21, 2011

道頓堀 今井

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□ きつねうどん  黄金に鈍く輝く出汁


「道頓堀 今井」でうどんを食べると、昆布出汁ってこういうことか、と唸らされる。もちろん、今井の出汁は昆布だけではないのだけれど、昆布の風味を引き立てるような鰹の使い方のように感じる。一口啜っては唸り、また一口啜っては感嘆しきり。ついに飲み干してしまった。


北海道南部の函館のある亀田半島の北側、南茅部でとれる天然の真昆布(まこんぶ)「白口浜まこんぶ」を使用しているらしい。


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□ 心斎橋駅

[道頓堀 今井 本店 (どうとんぼり いまい)]
大阪市中央区道頓堀1-7-22
TEL:06-6211-0319

October 08, 2008

新地 菜遊豈

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新地を歩いていたときに出くわした看板を信じて、狭い階段を下りてみた。「菜遊豈」と書いて「さいゆうき」と呼ぶらしい。おそるおそるドアを開けてみると、一人もお客さんがいない。シマッタ!と思っても、引き返すわけにもいかず、覚悟を決めて椅子に腰掛けカレーを注文。

[菜遊豈(さいゆうき)]
大阪市北区堂島1-2-17 大日ビル B1F MAP
TEL:06-6345-6769

しかし、これが予想外に、というか看板どおりにおいしい! 小麦粉でつなぐこともなく煮崩れた具材の適度なとろみ、胡椒系のヒリッとする強い辛さ、いずれも自分の好み通り。居酒屋さんが昼営業でカレーをだしている形態。もっと混んでもいいお店だと思うんだけれどなあ。

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October 07, 2008

新地 らでぃっしゅ別館

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□ ポテトのお饅頭チーズソース

一年ぶりに大阪へ出張。夜は大阪の同僚に家庭料理のお店「らでぃっしゅ別館」に連れて行ってもらった。お刺身からステーキ、手の込んだ創作料理まで多彩なメニュー。酒の取り揃えもとても充実している。夜遅くまでやっているので、新地のお店を跳ねた女性たちがどっと食事にやってくるのだそうだ。遅い新幹線で大阪にたどり着いたときにも、ここならしっかりとおいしい食事にありつけそうだ。

[らでぃっしゅ 別館]
大阪市北区曽根崎新地1-7-5 三友ビル2F MAP
TEL:06-6348-0444

 
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□ 蓮根饅頭

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□ にゅうめん

November 07, 2007

北新地 いし橋

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□ 松茸土「鍋」蒸 絶品!

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□ 鯖の棒寿司 これも絶品!

昨日は久しぶりの大阪出張で、夜は新地の「いし橋」という居酒屋さんに連れて行ってもらった。大人数だったので、二階のお座敷だったが、一階のカウンターもかなりいい感じ。撮った写真を見ていて気がついたのだけれど、(それも、かなりどうでもいいことだけれど)関西の居酒屋さんは蛍光灯であることが多いのではないだろうか?何年か前にも連れて行ってもらった梅田の居酒屋さんも、引き戸を開けるとコウコウと蛍光灯が点っていた。どうなんでしょう。

[いし橋] 大阪市北区曽根崎新地1-6-7 TEL:06-6344-3825 

March 20, 2006

昭和町 今日亭

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札幌から戻り東京で一日トランジットして大阪出張。
朝の会議後、昭和町の「今日亭(こんにちてい)」という蕎麦屋さんで板蕎麦をいただく。板蕎麦は、蕎麦がのせられたざる板の長さで注文するもので、一尺、一尺半、二尺とあり、かき揚げつきの一尺半を注文してみた。写真は一人分!

[今日亭] 大阪市阿倍野区阪南町2-4-4 TEL:06-6627-6850


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□ かき揚げ 揚げたてのサクサク

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December 24, 2005

新地 CAPE-BAR

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□ CAPE-BAR (GR D)

「犬バーに行きませんか?」
STONEを出てホテルに戻ろうと思ったが、大阪の同僚の甘言に心惹かれる。
犬バーって何よ?

驚いたことに、マルチーズがカウンターでお出迎えだ。おまけにクリスマスヴァージョン。席に座ると、全員に一通り挨拶を済ませて定位置に付く。お客のおつまみには絶対に手を出さない。
あまりに可愛くて気持ちがふにゃふにゃになってしまった。

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□ 看板犬のブンブン (GR D : クリック拡大)


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[CAPE-BAR] 大阪市北区曽根崎新地1-11-6 B1 TEL:06-6345-6665 MAP

December 23, 2005

新地 STONE

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□ ルイ・ロデレール・クリスタル・ブリェット (GR D)

クエ鍋後、他のメンバーも合流してホテルの近くの「STONE(ストーン)」というバーで集合。STONEの主は普段の表情が笑顔の形をしていて、ちょっと話をするだけで和やかな気持ちにさせてくれる。仕事の慰労と同僚の快気前祝いとクリスマスと忘年会を兼ねてシャンパンで乾杯。ルイ・ロデレール・クリスタル・ブリェットというシャンパンは田中康夫氏が長野知事当選の際に乾杯した・・・という逸話が添えられた。

[STONE] 大阪市北区堂島1-3-35 TEL:06-6345-0200 MAP

昭和町 花川喜

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□ 長屋文化財指定の建物 (GR D)

昨日は午後から大阪出張。関西地方降雪の予報を織り込んで飛行機を予約しておいたので、遅刻することなく大阪に到着。新幹線は1時間ぐらい遅れていたらしい。
会議終了後、夜は御堂筋線昭和町駅の近くにあるなにわ料理「花川喜(はなかわき)」でクエをいただいた。クエ(アラ)は長崎あたりのものと思い込んでいたが、和歌山でも獲れるらしい。刺身はテッサのように薄く引いてポン酢醤油でいただくが、コリコリとして実においしい。鍋はぶつ切りした大きな身を昆布出汁で煮て、やはりポン酢醤油でいただいた。こちらはプルンプルン。

この「花川喜」は昭和7年に建てられた木造2階建・瓦葺入母屋造の四軒長屋に入っている。長屋としては全国で初めて国の登録有形文化財に登録されたものだそうで、窓ガラスは古いギヤマン、隙間風もスースー入ってくる味わい深い建物だ。

[花川喜] 大阪市阿倍野区阪南町1-50-25 TEL:06-6629-6634 MAP

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□ 和歌山産 クエ刺身 (GR D)

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□ クエ鍋 (GR D)

December 14, 2005

日本橋 Opus One

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□ 鯛のサラダ (GR D)

大阪での朝の会議を無事終えて、お昼ごはんを黒門市場の近くの「Opus One (オーパスワン)」という中華料理屋さんのランチをいただいた。感激。なぜ店名がカリフォルニアの伝説的ワインの名前なのかは詳しくは知らないけれど、お店の感じも、お料理も、ホスピタリティも非常に水準が高いお店だと思う。店内はオープンキッチンになっており、いわゆるヌーベルシノワのスタイルでランチでも少量づつ一品一品サーブしていただける。一番最初の鯛のサラダで、ガツンとやられた。

[Opus One] 大阪市中央区高津3-3-29 TEL:06-6649-6067 MAP

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□ 海老のチリソース (GR D)

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□ 帆立とアスパラ (GR D)

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□ 蓮葉蒸しご飯 (GR D)

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□ ココナッツミルクのババロア (GR D)

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新地 もー遊びー

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□ ミミガー (GR D)

大阪での会議のあと、ホテル近くの沖縄料理屋さん「もー遊びー(もーあしびー)」で夕食。あらためて沖縄料理の「うす味」に感心した。おでんも昆布のだしが強く、塩味はかなり抑えてある。また、同僚が強く勧める「もずくのてんぷら」も初めての経験。もっちりした不思議な食感で、おいしい。
沖縄料理屋さんでいただくゴーヤはほろ苦くておいしいのだけれど、自分で調理すると顔が歪むほど苦くなる。素材の問題なのか、料理法の問題なのか。

[もー遊びー] 大阪市北区堂島1-5-35 B1 TEL:06-6345-2229 MAP

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□ おでん (GR D)

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□ もずくのてんぷら! (GR D)

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□ 沖縄そばのやきそば (GR D)

December 02, 2005

道頓堀 今井

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□ 道頓堀 今井 本店 (GR D)

大阪での午前中の会議を終えて、道頓堀の「今井(いまい)」といううどん屋さんに連れてきていただいた。道頓堀の賑やかな通りに、ぽつんと端正な老舗がたたずんでいる。2002年の法善寺横町火災の際に一部消失して全面建て替えし、立派なビルとなったということらしいのだが、おちつきのあるいいお店だと思う。
いただいたのは「天麩羅入り鍋焼きうどん」。深い土鍋にグツグツ煮立って供される。ほんとうにおいしい。うどんはやっぱり"西"のメニューだね。

[今井] 大阪市中央区道頓堀1-7-22 TEL:06-6211-0319 MAP

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□ ぐつぐつに煮えたぎった鍋焼きうどん (GR D)

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□ 丼型の深い土鍋 (GR D)

猛烈な湯気で上からの撮影ができない。

November 10, 2005

新大阪駅 美々卯

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□ 鳥なんば (GR D)

今日も朝から日帰りの大阪出張。会議が終わってから、すぐに新大阪駅に戻り、同僚と「美々卯(みみう)」で3:00ごろ昼食。「鳥なんば」うどんをいただく。 「ん」が抜けているのか?と思ったが、「鳥なんば」なのだ。どんなメニューなのかと楽しみに待っていたが、鳥南蛮だった。

(追記)関東でいう「鳥南蛮」は、関西では「鳥なんば」というそうだ。鳥なんばには葱がたくさん使われるが、難波が葱の名産地だったからだという説があるらしい。つまり「鳥なんば」とは具材の主役が鳥+葱ということだ。じゃあ、逆に南蛮ってなんだ?

(追々記)南蛮とは葱のことらしい。南蛮(東南アジア)渡来の素材だからだそうだ。難波も南蛮も葱の産地をさすというのは偶然なのか?

[美々卯] 新大阪駅 地下

November 02, 2005

北新地 香川

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(GR DIGITAL)

「炭味家」でお腹がいっぱいになっているのに、〆のうどんを食べるという。とても無理な状況にも関わらず、興味津々で断れない自分が悲しい。なんなんだ、〆って。ホテルの近くの「香川(かがわ)」で「きざみうどん」をいただいた。きつねうどんのおあげは甘く煮込まれているのに対し、きざみの方は甘くない。東京だとコッテリラーメンになってしまうのだろうが、こちらではうどんなんだね。おだしの深いコクが満腹の隙間に染み渡る。

[香川] 大阪市北区曾根崎新地1-2-25 TEL:06-6345-0228

福島 炭味家

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□ 剣先イカのおろしマヨネーズ (GR DIGITAL)

大阪での会議のあと、朝日放送近くの「炭味家(たんみや)」で夕食。「なに屋さんかよくわからないけど、何食べてもおいしいんですよ」という一言でこのお店に決定。メニューをみると、なるほど何屋さんかわからない。お造りもあればステーキも餃子もある。あえていうならおいしいもの屋さんか。
案内してくれた同僚が真っ先に頼んだのが「剣先イカのおろしマヨネーズ」。イカのおさしみの上に、たっぷりの大根おろしがのり、醤油だしがかけられ、さらに葱、マヨネーズがかけられている。ありえない、と思いつつ、ものすごくおいしい。どうしてこういう組み合わせが思いつくんだろう?と考えていると、「お好み焼きの発想だと思いますよ」という。そういわれるとれまさしくレアのお好み焼きだ。小麦粉のかわりに絞った大根おろしが使われているのか。

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□ クリスマスのようなエクステリア (GR DIGITAL:クリック拡大)

[炭味家] 大阪市北区大淀中2-6-29 TEL:06-6452-0315

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□ もち揚げ餃子 (外はカリッとモチモチ、中はピロシキのよう)

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□ 大根餅餃子

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□ サーロインステーキ 400g すごくおいしい(グラムでたのむことができる)

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October 13, 2005

堂山 どんたく

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□ 厚さ2cmはある「とん平焼き」の豚ロース

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□ そのカリッと焼いた豚ロースが、玉子三個の卵焼きで包まれる

今日は5時起きで大阪日帰り出張。長時間の会議を終え、大阪で一番おいしいお好み焼き屋さんに案内してもらえるということで、堂山の商店街の極細路地を入ったところにある「どんたく」という、なにもかもが沁み込んだようなお店にたどりついた。楽しい女将さんが一人で切り盛りする。

最初にいただいたのが「とん平焼き」。厚さ2cmはある立派な豚ロースが焼きこまれ、卵に包まれ、からしマヨネーズとソースがかけられた。生まれて初めてお目にかかるメニューだが、実においしい。ここに来たら必ず食べるべきものだ。お好み焼きもフワっと軽く、そしてなにか香ばしい。熱い鉄板の前でビールがまわり、すっかり弛緩して家路についた。

【追記 06.05.10】 このエントリーをご覧になって、「どんたく」に行かれた多くの方から、やわらかな抗議をいただきます。食べ物はかなりおいしいといわれますが、お店のたたずまいがディープすぎるので、カノジョなど連れて行こうものなら、不機嫌になってしまうようです。また、お店に入ったときの女将さんの愛想の悪さも、わたしは楽しいのですが、かなり面食らう方も多いようです。

[どんたく] 大阪市北区堂山町16-12 TEL:06-6311-3148

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□ お好み焼きはフワッとして軽い食感

September 30, 2005

道頓堀 はり重

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昨晩、阪神の優勝がまさに決まらんとする時に大阪に到着。そのまま深夜まで会議。今朝、朝一番の仕事を終えたあとに、みんなで創業80年のすき焼き屋さん「はり重(はりじゅう)」で昼食。これからすき焼きをいただこうとしているところへ、なぜだか、おうすと羊羹が供された。「こ、これデザートですか?」意表をつく組み立てだ。

[はり重] 大阪市中央区道頓堀1-9-17 TEL:06-6211-7777

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□ きれいに切り揃えられた葱が、たっぷりと盛られている

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September 08, 2005

大阪 石和川

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大阪での午前中の会議が終わり、新地の「天味 石和川(てんみ いわがわ)」でお昼ご飯をいただくこととなった。小さな古いビルの2階で、階段を上っていると不安になるような佇まいだが、廊下の暗闇の奥に小綺麗な入り口が見える。オーダーしたのは「てんぷらセット」というメニューだが、揚げたてのてんぷらが次から次へと運ばれる。15品ぐらいだろうか。しかし、ごはん、味噌汁、デザートがついて1500円というから驚きだ。値段に気づいていなかった同僚は5000円ぐらいだと思っていたというので、抜群のCPといえよう。

[天味 石和川] 大阪市北区曽根崎新地1-2-9 第1三好ビル2F TEL:06-6347-5505

大阪 清水

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□ 活イカ

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□ ぐじ(甘鯛の一夜干)

昨日は午後から大阪へ移動。会議後にまたまた大阪のボスにおいしいところへ連れていっていただいた。「清水(しみず)」という大きな生簀(いけす)のあるお店で、新鮮な活イカがいただける。はるか昔に有田でいただいて感動した、身の透き通ったコリコリの甘い活イカとご対面。これもおいしかったが、昨晩の一等賞は、ぐじの一夜干しをさっと焼いたもの。本当においしい魚だ。いかめしも最高。バターの風味が利いている。今度、家でも真似をして作ってみようと思う。ごちそうさまです。

[清水] 大阪市北区兎我野町3-17 TEL:06-6315-6939

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□ 突き出し

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□ いかめし

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August 23, 2005

大阪 五事五有

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□ 小さなおこわ(上写真の黒い笹箱)

昨日は一泊で大阪出張。夕方からの長い会議を終えたのち、関西のメンバーと会食。関西のボスに「五事五有(ごじごゆう)」という創作料理のお店に連れて行っていただいた。お刺身の盛り合わせを作る様子を見ていたが、まるで花をいけるように楽しそうに盛り込んでいたのが印象的。牛タンを丸ごと煮込んでスライスしたたまねぎといただくものが、このお店のメインディッシュだそうだ。
最後に何か変わったものを、とリクエストすると、ダチョウのたたきを出していただいた。意外にもとてもおいしい。ごちそうさまでした。

[五事五有] 大阪市北区曽根崎2-10-19 河合ビル4F TEL:06-6313-5450

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□ 太刀魚、ヨコワ、イカ

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□ メバルの煮付け

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□ ダチョウのたたき

July 21, 2005

大阪天満 ことぶき

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大阪出張での帰路は、天満の駅周辺を探検。果てしなくディープな世界が続いている。駅前のホルモン屋「ことぶき」の呼び込みのおばちゃんと目が合い、一瞬の心の隙を突かれ、気合負けしてお店に入ることになってしまった。見知らぬ土地の蛍光灯が煌々と照るカウンターで、一人タン塩、赤セン、テッチャンなんかを無表情につついていると、ついつい大藪春彦の拗ねた男の世界に浸ってしまう。

[ことぶき] 大阪市北区天神橋4-10-3 TEL:06-6353-9041


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July 05, 2005

大阪 海力

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□ カンパチ

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□ 皮はぎの肝のせ

昨晩から今日にかけて大阪へ出張。到着後、遅めの夕食はJR森ノ宮駅から歩いて8分ぐらいのところにある「海力(かいりき)」で鮨をいただいた。以前雑誌で紹介されていたお店で、大阪に行く機会があったらぜひ行ってみようと携帯電話に記録してあったお店。カウンター8人、テーブル4人ぐらいしか入れない小さくカジュアルなお店にもかかわらず、鮨の方はどれもこれもうなってしまった。上手い。美味い。
握りは超小振りで、一貫ずつ供され、全てに味付けが施されている。おまかせで全種類制覇してみようとも思ったが、途中でギブアップ。特に活け穴子、活け蛸、かんぱち、たてがみを載せた馬肉は抜群。写真のほかに、こち、まぐろのづけ、たいら貝、甘エビ、醤油漬けいくら、活けゲソ、赤貝、玉子焼き、〆かすごなどいただいた。赤だし、お酒をいれて、全部で7200円。
昨晩は大雨だったのでたまたま入れたようだが、行かれる方は予約をしたほうがいいと思う。

[海力] 大阪市東成区中道2-2-4 TEL:06-6974-1239

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□ 活け蛸 (ゆずしお)

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□ 活け穴子 (ポン酢)

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□ あじ

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□ 穴子

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□ さくら肉 (生姜醤油)

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□ ずわいがに

March 27, 2005

奈良 志津香

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奈良でのお昼は「志津香(しづか)」で釜飯をいただいた。奈良出身の同僚に事前に取材しておいたお店。「奈良は特におしいものないんですよお」といいつつ、ようやく捻り出してくれた情報だ。志津香は2店あり、東大寺の近くのお店は長蛇の列で入れず、近鉄奈良駅の近くのお店に入った。「奈良名物奈良七種釜めし」という牛蒡・人参・筍・椎茸・えんどう豆・若鶏・海老・穴子・牡蠣(蟹)等の入った具沢山の釜飯。食べ方は櫃まぶしのように、3ステップになっており、まずほかほかの状態で1膳、次にしっかり蒸れて、おこげの香りのついた状態で2膳目、そして最後は香ばしいおこげで3膳なのだそうだ。1155円。
今回の旅はこれで打ち止め。よく歩き、そしてなによりもよく食べた。

[志津香] 奈良市小西町5アルテ館2F TEL:0742-22-8029