□ 美しい! 豆腐料理
北京最終日に広東料理のお店でビジネスランチ。
表敬訪問程度の挨拶に伺った先で、先方がお店を予約してごちそうまでしてくれちゃった。広大な店内、ゆったりした個室もたくさんあって、中国の豊かな接待文化が垣間見える。
□ 春雨の土鍋煮込
[粤菜王府 北京东城店 (DRAGON COURT)]
北京市东城区朝阳门内大街2号凯恒中心5层
1949年に建てられた工場を改装して、めちゃくちゃオシャレな空間になっている「1949 ヒドゥン シティ」の中にある「全鴨季」で、北京にいる仲間が全員集合して本格北京ダックの食事会。この敷地内にはレストラン、カフェバー、アートギャラリー、多目的スペース、会員制クラブなどがあり、相当洗練されていて、レストランに行くにも、アートギャラリーの中を通り抜けていくようになっていたりする。
[全鴨季(Duck de Chine) 1949 THE HIDDEN CITY]
北京市朝陽区工体北路4号院1949内(盈科中心南門対面)
TEL:010-6501-8881
□ ダブルバーガー
北京に出張。
ものすごく寒いんだけれど、めずらしくPM2.5の値が低く、空はAPECブルークラスだ。気持ちいい。午前中の打ち合わせが終わって、ランチに「イタリアンにしますか、ハンバーガーにしますか」と問われ、ここは中華じゃないのか? と思いながらもハンバーガーを選択。一瞬、例の床に落ちたひき肉を拾い上げている映像が頭をよぎるが、「お勧めです」のひとことで覚悟を決める。
実際とてもおいしく、東京で食べるよりおいしいかもしれないぐらい、疑ってごめんなさいだ。スパイシーなフライドポテトも完璧。
□ めずらしく真っ青な空
[Q Mex Bar & Grill]
北京市朝陽区工体北路4号院
上海の同僚全員集合して「逸谷餐廳」で会食。古い洋館のような仕様で、とてもおしゃれ。
料理も創作的なものが多く、満腹を通り越していても、好奇心に負けてついつい手を出してしまう。
□ 椰汁黒糯米糖藕
□ 黄金脆皮鶏
□ トコブシの巻き寿司
□ すり身揚げ
[逸谷餐廳 (興国路店)]
上海市長寧区興国路380号
TEL:021-6280-8399
ランチ時に上海のジモティーで賑わう「金錨傳菜」に連れて行ってもらった。
店員もお客さんもみんな声が大きいから、店内がワイワイしている。
騒いでいるわけじゃなく、単に声が大きいんだな、これは。
□ 生煎包
□ 蟹粉豆腐 (蟹のミソとほぐし身の入った煮込み豆腐)
□ 紅焼肉 (ホロッと柔らかい豚の角煮を飴状の醤油ダレでからめてある)
□ プーアル茶
[金錨傳菜]
上海市普陀区新華路543号
TEL:021-5258-1097
□ お粥の鍋で具材を煮込む
順徳料理の「母米粥」で会食。
広東料理ってのはさらに細分化されて、広州料理、潮州料理、東江料理(客家料理)、順徳料理が四大料理だそうで、ここはその順徳料理のお店。どーんとおかれた白粥の大鍋で、海老やアワビや鳥肉、野菜なんかを煮込んで食べる。具材の旨味がしみわたったおかゆに、揚げパンなんかを浸して食べる。これがもっちりして揚げ餅雑煮みたいなになる。うまいねー。
□ 引き上げられた海老
□ セロリ炒め
□ 焼き餃子
台風が迫りくるなか、ホテル近くの「炳胜品味」で会食。
広州に赴任している同僚のメニュー選択がよく、面白いメニューが次々とやってくる。
飴でコーティングされたようなジューシーな叉焼はこのお店の名物で、オープニングにふさわしい、驚きのおいしさ。
また、変わったところではパイナップルパン。予約しておかないと無くなってしまうほどの人気メニューらしい。
外はカリッとメロンパンのようで、中に甘さ控えめのパイナップルジャムがはいっている。途中でこれを1個食べてしまい、一気に満腹になってしまった。
□ パイナップルパン
[炳胜品味]
広州市天河区珠江新城冼村路2号首府大厦
□ 北京ダック
前海の湖畔に北京ダックの有名店「全聚徳」があったので、ここでランチ。北京ダックのハーフカットは、東京の全聚徳だと4500円、北京では1300円だ。脂ののったパリパリの胸部分の薄皮はグラニュー糖をまぶしていただき、肉ごとそいだ部分は荷葉餅で甜麺醤と白葱を巻いてパクリ。
□ これ、オブジェじゃなく、オフィスビルらしい
□ 北京空港
□ 干豆腐
ホテルのコンシェルジュお勧めのデザイナーズ四川料理、「俏江南(しょうこうなん)」で夕食。ホテルから30歩ぐらいでいけるってのが選択理由なんだけどね。内装も料理もすごく洗練されていて、とても素敵。
□ 豚肉巻きのニンニクソース
□ あひるの燻製
□ ロブチリ 激辛だ
□ 夜もずっとスモッグに覆われたまま
[俏江南(华贸店)]
北京市朝阳区建国路89号华贸购物中心商业街17楼L25
二日目の夜は上海出身の同僚の案内で、沙面にある上海料理「嚼江南」で食事。
沙面は1861年から88年間にわたりイギリスとフランスの租界(治外法権や行政権がある外人居留地)だったそうで、古い洋館が建ち並ぶ異国情緒あふれるエリアとなっている。
[嚼江南] 広州沙面北街37号 TEL:86-20-81215201
□ 白菜とお餅(トックのような食感)
□ 酸辣湯
出張二日目のお昼ご飯は、ホテル(花園酒店)の二階にある「荔灣亭(らいわんてい)」で飲茶をいただく。午後二時ごろであったが、日曜日ということもあり、家族連れ客で大盛況。台湾式烏龍茶を淹れていただきながら、ゆったりと飲茶をいただいた。
□ 塩水蝦
初日は夜遅くまで打ち合わせをしたのちに、花園ホテルの裏にある香港系モダン広東料理「利苑酒家」で食事。閉店間際でお客さんがほとんどおらず寂しかったが、かなりおいしかった。写真にはないが、上海蟹の小龍包は絶品!ちょっとだけ黒酢をたらして一口で頬張ると、上海蟹のあの濃厚な味噌の風味が全身に沁みていく。ぜひまたいただきたい。
□ ドラゴンフルーツを器にしたマンゴープリン
[利苑酒家] 広州市東山区建設六馬路33号宜安広場4F TEL:83633268
□ ポークリブ
□ 鱶鰭スープ
□ 焼きソバ 麺は細くパリパリ
最後の夜は、誰もが知っているという北京ダックの専門店「全聚徳烤鴨店」に連れて行ってもらった。とても大きなお店だ。店内も歴史を感じるオブジェがあちこちに散りばめられていてすばらしい。お料理は全12品のコースだったが、北京ダックに辿りつく前に、6品目にして満腹になってしまった。前半の汁物系が多いのが効いている。
□ 前菜
□ ダックの胡麻揚げ
□ 松茸と白菜の上湯スープ
□ 北京ダック そのまま
北京ダックは、そのまま甘味噌をつけていただくものや、胡麻つき饅頭に挟んだり、春餅に包んでいただいたりと3種類のいただき方がある。これだけでもお腹いっぱいになる量だ。
■ ローストチキン
中国大飯店での大きなパーティ。いわゆる宴会料理となる。五星ホテルだと聞いていたので期待していたが、残念ながらあまりおいしくない。4時間近いパーティでとても疲れた。
■ 川魚の蒸し物
■ 焼きうどんのような焼きそば
秋葉原の街を一つの大きなビルに押し込めたような「電子商城」の最上階にある「AC・蒸菜」というカジュアルなお店で昼食をいただいた。「AC・蒸菜」のACは「art & cuisine」だそうだ。とてもカジュアルで値段も高くないお店だが、大満足。特に気に入ったのはキノコ料理。見た目はぜんまいのように見えるが、茶色く細長いキノコで、芋がらのようなコリコリとした食感で、味はポルチーニ茸。(茶樹菇cha shu gu)
■ 十穀米みたいなごはん
■ 東玻肉
■ 川魚の蒸し物
■ 豚肉と白菜の水餃子
■ 排骨
ちなみにこのフロアには吉野家が入っていて、みな日本では幻の牛丼を食べている。ランチは100円前後が相場のところへ持ってきて、牛丼は300円ぐらいするという。物価感覚は10倍にするといいといわれたが、日本の感覚に換算するとみんな3000円の牛丼食べてんだ。