□ カレー肉汁うどん(ウルトラもち麺)
戦闘機と遭遇したあとは、西武池袋線狭山丘駅を降りてしばらく歩いた住宅街の中にある「自家製うどん うどきち」でお昼ご飯。お店の外観は普通の一軒家で、入り口をくぐると思わず「おじゃまします」って言ってしまいそう。靴を脱いで茶の間に移動するとたくさんのひとが座卓に座ってうどんをすすっている。これだけ駅から離れていても人が集まる超人気店だ。
どのうどんメニューも麺は四種類から選択できるというのでいろいろ悩んだ挙句、ひとつはカレー肉汁うどんを注文してウルトラもち麺を選択。ウルトラもち麺の紹介には「究極のモチモチはまるで生麩のよう、幻の小麦もち姫を使用…」と書いてある。もうひとつは「一番人気」のもち麺を使った肉汁うどんを選んでみた。この突き詰めていくような麺の展開がワクワクする。もち麺の先にウルトラもち麺だよ! つけ汁の美味しさにこの好奇心を刺激する麺の組み合わせが多くの人を集めるんだろうね。
うどんのモチモチって「コシが強いもの」というイメージを持って挑んだものの、それは少し違っていて、説明書きにあるように「生麩」に近いムッチリした感じ。かたくてコシが強いものを求めるのなら今回選ばなかった田舎麺や白もち麺を選択する方がいいのかもしれない。4人で行って四種類食べ比べるのも楽しいかも。
□ カレー肉汁 クローズアップ
□ ウルトラもち麺 クローズアップ
□ 肉汁うどん (もち麺)
□ 麺は四種類の中から選択
[自家製うどん うどきち]
所沢市和ヶ原1-691-62
□ 果物豆花
中目黒周辺を散歩の途中、「明天好好(ミンテンハオハオ)」で休憩。
豆花や粥を食べられるカフェ(今は新型コロナウィルスの感染拡大を受けてテイクアウトのみの営業)。果物豆花は大きな丼にたっぷりの豆乳ゼリーが入り、上にライチやバナナ、ピンクグレープフルーツにキウイの果物やはと麦のパフが載っている。豆花は食事なのか、スイーツなのか。
□ 明天湯葉粥
[明天好好 (ミンテンハオハオ )]
目黒区青葉台2-20-7
TEL:03-6452-3102
□ 木箱入り前菜四種の中の冷製パスタ
肉割烹でありながら元イタリアンのシェフを招き入れて、フュージョンなコースを提供する「肉処さかもと」で会食。フュージョンといっても奇抜でもなんでもなく、型にはまらないごく自然なおいしいものづくしになっている上に、この広い空間に高品質素材でコース6500円というのがまたありがたい。和食の中に冷製パスタや牛ホホ肉の赤ワイン煮込み、炭火焼きなんかがと登場し、この日の〆のごはんは牛スジ丼だ。ゼラチン質のプルプルの牛スジがたっぷり載ったどんぶりが旨すぎる。
□ 黒毛和牛のスジ丼
□ 木箱入り前菜四種
□ 黒毛和牛ホホ肉 赤ワイン煮込み
□ 茶碗蒸し
□ 黒毛和牛炭火焼き
[世田谷 肉処 さかもと]
世田谷区下馬4-3-9
TEL:050-5595-6246
□ 共水蒲焼
麹町にある鰻の老舗「秋本」で会食。19:00過ぎに入店したらもうびっしり満卓。20:00を回るともうラストオーダーで、しばらくするとほかのお客さんもいなくなり、最後の一組になってしまった。ここは遅くとも18:00ぐらいには入るべきなのかな。そんな短い時間の中で、共水(きょうすい)うなぎを使ったコースが展開された。共水うなぎとは、大井川の伏流水で通常の2倍の飼育期間をかけて育てられた鰻のブランドなのだそうだ。ふっくらと柔らかく蒸し上げ、焼き上げられて、口に含むとネットリとした食感。蒲焼は飴のような甘めのタレを纏って、固めのご飯との相性もすばらしい。100年以上愛され続けてきた味、ここにありだね。
□ 共水うなぎ 白焼き
[秋本 (あきもと)]
千代田区麹町3-4-4
TEL:03-3261-6762
□ 豚丼 竹 ごはんを少なく
電車は帯広駅に到着。初めて帯広の地に降り立つ。ただし、空港行きのバスの出発時間まで40分。地図でバス停の位置を確認すると、なんとその近くに元祖豚丼の「ぱんちょう」というお店があるじゃないか!「ぱんちょう」に向かうと、やっぱりなあ...行列だ。行列に並びながらも時間切れになるのじゃないかとあきらめかけていたところに、お店の人がやってきたので、バスの出発時刻を告げて間に合うかどうか尋ねてみたところ、なんとすぐにお店の中に呼び入れてくれて、あっという間に丼を出してくれた。並んでいた方々に申し訳ない! でもありがたい。
やってきた丼はもう見るからにおいしそう。
豚肉にかじりつくと、まずこの柔らかさにハッとする。そして甘辛く、香ばしい香りにひと唸り。何かに似ている!そう鰻丼だ。あとで調べてみると、やっぱり着想は鰻丼なのだそうだ。まだ豚肉食が一般じゃなかった昭和初期に、豚肉を使った料理を研究し、鰻丼をヒントにしてたどりついたメニューなのだそうだ。おいしいなあ。あっという間にたいらげて、だんどりしてくれたお店の方にお礼を言って店を出た。
帯広駅に降り立ってから20分で豚丼を食べ終えたことになる。間に合いすぎた。
□ あー行列!
□ 空港へ向かうバスの車窓から
[ぱんちょう]
北海道帯広市西一条南11-19
TEL:0155-22-1974
□ 味噌 ミニサイズ
お盆休みの終わりの土日に、北海道で葬儀となり、急遽チケット確保に奔走。東京から北海道に行くのは大丈夫なのだけれど、日曜日に東京へ帰ってくるチケットがまったく取れない。帰省ラッシュのピークなわけだからどうしようもない。飛行機も、新幹線もダメ。旭川空港もだめ、成田空港に飛ぶJetstarも取れず、唯一帯広空港から羽田空港へ飛ぶAirDoに1席空いているのを見つけることができて、ようやく葬儀に出席することができた。
葬儀がお昼に終わり、すぐに帰路につく。この帯広空港までが遠くて、お昼に出発しないと19:10の飛行機に間に合わない。それでも途中札幌駅での乗り換え時間が50分ほどあったので、いったん改札を出て、駅近くのらーめん共和国という一画に飛び込み、行列の短い「幸村」というお店で味噌ラーメンのミニサイズというやつを注文。ミニサイズといいながら、十分すぎる充実感。おいしい。急いで札幌駅に戻り、ぎりぎり2分前ぐらいに帯広行きに飛び乗った。なんでこんなスリリングなことしなきゃいけないんだろう。
[札幌真麺処 幸村]
札幌市中央区北5条西2丁目エスタ10階
札幌らーめん共和国
□ チキンシャック シャックバーガー(ダブル) シャックマイスターエール
更新が滞ってしまって、ほぼ一か月遅れのエントリーになってしまっている!
夏休みで箱根の仙石原に行く途中、御殿場プレミアム・アウトレットに立ち寄って、「シェイクシャック」でランチ。都内だと混んでいて避けてきたけれど、御殿場なら昼時でも平日だとガラガラで快適。
□ シャックカーゴドック
[シェイクシャック 御殿場プレミアム・アウトレット店]
静岡県御殿場市深沢1312 御殿場プレミアム・アウトレット 3300
□ 山塩ラーメン 極太手打ち麺
「日本橋ふくしま館」のイベントコーナーに出店していた「うえんで」で山塩ラーメンに極太手打ち麺で注文。前回はしょうゆだったので、今度は塩味。淡く透き通った旨味たっぷりのスープ。ほぐれとろけるチャーシュー。そして噛みごたえすらある極太麺。斬新なバランス。すばらしい完成度だぁ。
[日本橋ふくしま館 イベントコーナー]
中央区日本橋室町4-3-16
TEL:03-6262-3977
□ 仏の虹 出汁キーマプレート
東武百貨店の催事場で開催されていた「カレーとうつわと」の綺麗なポスター写真に引き寄せられて立ち寄ってみた。大阪のスパイスカレーのお店やスリランカカレーの他、東京からも共栄堂、デリー、エチオピアなんかも出店。その中から大阪の「仏の虹」というお店の「出汁キーマプレート」を選択。ポスターに載っていたカレーだ。「全て混ぜて食べてください」と言われて手渡された。座る場所を探してさまよっているうちにかなり崩れてしまったけれど、なんだか美しい。ただどのエリアまでがカレーなのか、具なのか、薬味なのか、トッピングなのか、どこがどうなっているのかわからないカオス。出汁が効いているという。全部混ぜて食べると、スパイシーな汁かけ飯状態。
□ 中華そば 手打麺
また、別の日の「日本橋ふくしま館」のイベントコーナーに出店していた「うえんで」で中華そばを食べてみた。むむ、やっぱりかなり好き。前回の「空山」と同様、太めの縮れ麺、澄んだスープにとろけるチャーシュー。美しいまでのシンプルさ。いいね、会津地方のラーメン。
[日本橋ふくしま館 イベントコーナー]
中央区日本橋室町4-3-16
TEL:03-6262-3977
□ 空 肉盛り 口の中で融けほぐれるチャーシュー
久しぶりに日本橋に行ったら老舗デパートもリニュアルが進み、さらにオシャレなビルやお店がたくさんできていて、それでいて銀座と比べると圧倒的に外国人観光客も少なく、とても落ち着いている。静かでいられるのも時間の問題だろうけど。これからはブラブラはギンブラからポンブラだな。
日本橋はまた各県のアンテナショップが8か所あり、長崎、山口、島根、奈良、三重、富山、山梨、福島が出店していたりする。その中でも一番神田寄り、室町交差点近くにある「日本橋ふくしま館」の奥にあるイベントコーナーでは週替わりぐらいで福島県内の飲食店が次々に出店していて、この日は会津の「空山(くうざん)」というラーメン屋さん。ここで「空 肉盛り(醤油チャーシュー麺)」を注文。うーん、ハマったかも。太めの縮れ麺、澄んだスープ、とろけるチャーシュー、全部好き。他の会津ラーメンも食べてみなくちゃ。
□ 太い縮れ麺
□ 日本橋ふくしま館 MIDETTE
[日本橋ふくしま館 イベントコーナー]
中央区日本橋室町4-3-16
TEL:03-6262-3977
□ 帝国ホテル特製カレー
今年も人間ドックのあとに、病院内食堂の「ザ・パーク」でカレーランチ。
この食堂からは建設中の新国立競技場を見渡すことができる。あと10か月で完成予定だ。
□ 新国立競技場 絶賛工事中
[ザ・パーク]
新宿区信濃町35 慶應義塾大学病院2号館 11F
TEL:03-5379-5571
□ 特製しおそば (淡麗鶏だしスープ)
30分間にわたる自衛隊機の展示飛行撮影を終えて、まったく土地勘のない朝霞(あさか)で昼ごはんを食べようと、グルメサイトのランチランキングを調べると、第一位に「瑞山」というラーメン屋さんが現れて、そのままグーグルマップの経路探索にナビゲートされてお店に到着。5人ぐらいの行列だったけれど収容キャパが大きくてすぐに着席できた。二人でそれぞれ特製しおそばと特製つけそばを食べてみた。エリアランキング1位にふさわしい面構え。淡麗鶏だしスープはその名の通りの出来栄えですばらしく、細麺、細メンマに調理法の違うチャーシュー二種で飽きさせない。つけそばの方は濃厚魚介豚骨出汁に太麺。ほんと、濃厚。観閲式と関係なく、朝霞に来ちゃうかも。
□ 特製つけそば (濃厚鶏豚魚介スープ)
□ つけそば つゆ
□ つけそば 麺
[中華蕎麦 瑞山 (ズイザン)]
埼玉県朝霞市本町2-8-15
夏休みは箱根と湯河原へ。
初日は激しい雷雨で一晩中ゴロゴロピカピカ。翌日の昼近くにようやく晴れ間が見えてきたところで、仙石原へ散歩に出て、予約しておいた「しずく亭」で冷酒を飲みながら炒ったむかごをつまむ。しばらくすると調理場からゴリゴリと自然薯を擂る音が響いてきた。麦とろごはんをスルスルと流し込む。
□ 炒り むかご
□ 麦とろ (干ものなし)
□ 黒糖ゼリー
[しずく亭 (しずくてい)]
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1246
TEL:0460-84-2248
□ 低温加熱されたシジミ
田園都市線高津駅まで遠征して「潟潟ヤ (がたがたや)」で会食。2年半ぶり。予約をとりづらいところ、同僚が前々から予約してあった貴重な席に呼んでくれた。調理から盛りつけ、配膳、酒注ぎ、すべて店主が一人で鮮やかに切り盛りする。仕入れる素材を惜しまない、火入れの温度も繊細で、他では味わうことができない料理が続く。しかも同じ料理は二度と出ることがないという。
□ 徳島のハモ
□ イカ 海老 カラスミ
□ 鯛の子、牡丹海老を舌平目で包み、網脂で巻いて焼く
□ 分厚い天然鰻を鉄板で焼く プリプリの弾力を味わう
□ トラフグの白子を牛肉で巻く
□ あさり 豆鼓 香菜 の中華そば
[潟潟ヤ (がたがたや)]
神奈川県川崎市高津区溝口4-8-23
TEL:070-6526-4494
天現寺橋近くの「小野木」で会食。この辺りは高速道路とオフィスビルばかりで、飲食店の気配をあまり感じにくいエリアだけれど、実はあちこちにとても素敵なお店が隠れいたりする。「小野木」も外からみると、中にこんな素敵な空間ががることに気づきにくい。ドアを開けて階段を上っていくと、広い店内が満席で賑わっていて、場所がらか客層もインターナショナルにバラエティに富んでいる。和食のお店でこのカジュアルで楽しい雰囲気は案外珍しいかもしれない。
□ 毛蟹 雲丹
□ 牡丹海老 いくら
[広尾小野木 (オノギ)]
渋谷区広尾5-8-11 BARBIZON22-2F
TEL:03-6447-7657
□ 新仔鰻重
浦和は鰻の街なのだそうだ。駅前にはやなせたかしデザインのキャラクター「浦和うなこちゃん」の石像があるぐらい鰻だ。その昔、浦和近郊は沼が多く、川魚の多く棲む水郷地帯として古くから鰻の蒲焼が食べられて今の時代に受け継がれているという由来。
GW最終日はそんな浦和に降り立って、「むさし乃」という鰻屋さんを目指す。入口に着くと立て看板があり、この日は新仔鰻重のみの営業とある。鰻の新仔とは、養殖鰻の中でも、ことさら早く成長するもののことらしく、柔らかく、脂にクセがないという。
やってきたお重に解説が添えられる。「うなぎに臭みがないので、まずは山椒をかけずにお召し上がりください」...と。箸がスッと入る柔らかさ、ものすごい脂のノリ、それでいて軽やか。甘めのタレとの相性もいい。途中で山椒をかけてみたりしたけれど、かけてしまうといつもと同じような味わいになってしまうから、せっかくなら何もかけない方がいい。
□ 浦和うなこちゃん
[鰻 むさし乃 (うなぎ むさしの)]
さいたま市浦和区東高砂8-3
TEL:048-883-6344
□ マルガージェラート(能登) 能登プレミアムミルク + マスカルポーネ
西武池袋本店で開催されている「全国味の逸品会」の「トイ・ボックス」の向かい側は、能登から出店している「マルガージェラート」。トイ・ボックスの行列に並んだ人は、全員このマルガージェラートが盛り付けられるところを暫くのあいだ魅せつけられる。そして帰りに寄ってしまう...
□ ポムダムールトーキョー(新宿) 特製りんご飴ポムダムール
□ 西武池袋本店 食と緑の空中庭園
□ トイ・ボックス(三ノ輪) 醤油ラーメン
西武池袋本店で開催されている「全国味の逸品会」に出店している三ノ輪「トイ・ボックス」の行列に加わった。並ぶこと40分。
鶏と水だけで炊かれたスープで作られた醤油ラーメンは、立ち上がる香りが素晴らしく、澄んだスープの色からは想像がつかいないぐらい味わい深い。
□ 香港式海老ワンタン麺
冷たい雨が降る中、小石川植物園近くの「豊栄」でランチ。
土日のランチは予約が取りづらくなっているところ、雨予報の祝日は前日でもすんなり確保できた。
あとから自分のオーダーを振り返ってみると海老づくしになり、甘い春キャベツに巻かれた海老も、香港麺の海老ワンタンも、一味違うチリソースを纏った海老もおいしいねぇ。
気温がぐんぐん下がって行き、咲き始めたソメイヨシノの上に雪が舞いおりてきた。
□ 海老チリ
□ 桜の季節に雪が降ってきた!
□ 前菜(三人分)
□ 海老と春キャベツの春巻き
□ 古白鶏とザーサイ四川漬物蒸し
[豊栄 (ホウエイ)]
文京区小石川5-38-14
TEL:050-5593-4692
□ 丸鶏のパリパリ揚げ(ハーフ) クミン塩 甜麺醤
12月に続いて今月も小石川植物園近くの「豊栄」でランチ。
前菜を人数分注文。この甘い叉焼とねっとりした酔っ払い海老、白切鶏は秀逸。
あとは前回注文しなかったメニューを選択することにして、本日のオススメ、丸鶏のパリパリ揚げ(ハーフ)をメインにしてみた。鶏を飴に漬けこんで揚げることで、皮をパリパリにし、中はふっくらジューシーに仕上がっている。この手間のかかるメニューが1800円ってのはお値打ちもの。
□ 前菜盛り 酔っ払い海老 白切鶏 叉焼
□ ピータン豆腐
□ 海老マヨネーズ
□ 黒酢の酢豚
□ 豊栄チャーハン 海老ペースト風味
[豊栄 (ホウエイ)]
文京区小石川5-38-14
TEL:050-5593-4692
□ 塩ラーメン
今年の正月明け、池袋東武百貨店恒例の大北海道展に出店していたラーメン屋さんは函館の「あじさい」。"あじさいといえば塩ラーメン"ってことで、運ばれてきたドンブリ一面明るく華やか。でも味は好みじゃなかったなぁ。
□ 雲丹の炊き込みご飯
□ オニカサゴの姿蒸し
食べ物次第で付き合ってくれる娘と小石川植物園近くの「豊栄」でランチデート。
四川+上海のオリジナル料理のお店だそうで、昼でも予約でいっぱいの人気店。こんな立派なオニカサゴも1800円とお値打ちだ。フワフワに蒸し上がったオニカサゴを食べつくすと、残ったスープの中に香港麺を投入してもらった。これがまた格別においしい。
□ オニカサゴを蒸したスープに香港麺投入!
□ 前菜 叉焼 海老の紹興酒漬け 蒸し鶏 イクラ紹興酒漬け
□ あん肝の冷製
□ A菜のえびみそ炒め
[豊栄 (ホウエイ)]
文京区小石川5-38-14
TEL:050-5593-4692
□ カルボナーラ
年度末に仕事仲間と納会。
お店の名前は何度聞いても覚えられない「トラットリア ダル・ビルバンテ・ジョコンド」。満席で、賑やかで、前菜もドーン!という感じでカジュアルだ。いちばん賑やかだったのは自分たちのテーブルだったけれど、「いいんですよぉ、うちは賑やかで楽しいお店ですから」なんて言ってくれと嬉しくなる。ローマ下町伝統料理だというので、ここはやっぱり追加でカルボナーラはたのんでみなきゃね。生クリームを使わず卵黄とチーズで作られる。極太のスパゲティでムッチムチだ。おいしい。
[トラットリア ダル・ビルバンテ・ジョコンド]
港区白金台3-18-1
050-5869-6538
□ 桜海老と岩のりの冷たい蕎麦
芦ノ湖畔をプラついたあと、ロープウェイ発着駅「桃源台」から歩いて5分ぐらいのところにある「みよし」でランチ。岩のりのたっぷりかかったお蕎麦や桜海老の天ぷらがおいしかったなあ。
□ 桜海老の天ぷらが抜群
[みよし]
神奈川県足柄下郡箱根町元箱根160-90
ジャカルタでの夕食は地元の同僚おすすめの「Le Quartier」でビーフステーキ。
はじめ人間ギャートルズに出てきたような牛肉の炭火焼だ。
肉質、焼き方、文句なし。とてもおいしい。
ジャカルタでのランチは「1953 Restaurant Indonesien」というモダンインドネシアン料理店での会食。
元デザイン会社のオフィスを改装して作られたという店内装はとてもおしゃれ。
□ 見事な開きっぷり
□ サテ 蒸しご飯
□ オクステールスープ
□ ナシゴレン
□ とうもろこしのフリット
[1953 Restaurant Indonesien]
□ 秋刀魚の塩焼き
バンコクでのランチは「水琴(すいきん)」へ。
東京の食堂と遜色ない海鮮丼や生姜焼き、そば、うどんが普通に食べられる。
八戸に上がった魚が沖縄国際物流ハブを経由して、築地に並ぶようなタイミングでバンコクにも届くのだという。
皮はパリッと、中はふっくら焼き上げられた秋刀魚の塩焼き定食はワタもおいしく食べられる。豆腐、納豆もきちんとおいしい。
□ 皿うどん
池袋東武百貨店で開催されている大長崎展に出店している「蘇州林」で皿うどんと半炒飯のセットでランチ。極細の揚げ麺の食感と軽さがかなりいい。炒飯は稀にみるパラパラぶり。
□ 半炒飯
□ ちゃんぽん
□ ともだちのポテサラ 粗挽きの黒胡椒がたっぷり
不動前の居酒屋「だんだん、」で夕食。
店内のほぼ全員が注文している"ともだちのポテサラ"からスタート。料理がひとつひとつ丁寧に作られていて、ポテサラの粗く砕いた芋や玉子の合わせ方も見てもその仕事ぶりがよくわかる。メインは豚しゃぶで、しゃぶしゃぶした茶美豚という鹿児島産の豚肉を、蕎麦つゆのような出汁醤油につけていただく。〆に稲庭うどん。だんだん。
□ 赤てん (魚のすり身に赤唐辛子を入れて揚げたもの)
□ 馬刺し
□ 小アジの唐揚げ
□ 豚しゃぶ 二人前 茶とサツマイモで育てた鹿児島県産"茶美豚"
□ 湯が湧いてくると人参豚が踊りだす
□ 蕎麦つゆのような風味の出汁
□ 〆の稲庭うどん
□ 「だんだん」は島根の言葉で「ありがとう」
[だんだん、]
品川区西五反田4-8-4
□ 地魚鮨 白鯛 スルメイカ スズキ ヒラメ ジンダ(豆鯵) しめ鯖 カマス 塩辛巻き 玉子
夏休み後半戦は箱根へ。
行きはロマンスカーを小田原で降りて、小田原城見学。天守は鉄筋コンクリート製のちょっとしたビルディングで、内部に入ると風情は感じにくいかわりにクーラーが効いていてとても快適。しかも小田原城の歴史資料館になっていて、秀吉の小田原攻めがわかりやすく説明され、ミニシアターで小田原城開城のドラマまで上映されている。そんな知識をインプットされながら望楼にたどりつき、城の一番上から秀吉が一夜城を築いた石垣山がどのくらいの距離感、威圧感で見えるのかをチェック。大軍に取り囲まれた上に、援軍の期待もことごとく断ち切られ、さらにこんな近くに城を築かれ居座られようものなら、もうたまらんと思うだろうね。小田原城を落とすだけならここまでする必要はなかったのかもしれないけれど、馳せ参じた徳川や上杉や伊達はもちろん全国の大名にもこの徹底ぶりを見せつけて威圧することが、天下統一の基盤構築には不可欠なデモンストレーションだったんだろうね。
小田原城を北入口から出て青橋を渡って駅西口近くの「天史朗寿司」の二階に上がって、地魚鮨でお昼ご飯。旅先ではこういうお寿司がいいね。地元の漁港に揚がったネタで食べられるのが楽しい。水深の深い相模湾なのだから、もっともっと謎の魚なんかが登場するのかとドキドキしたけど、意外とポピュラーなネタだったね。
□ 小田原城天守閣から身を乗り出して
[天史朗寿司 (てんしろうずし)]
神奈川県小田原市城山1-6-80
TEL:0465-34-0832
◻︎ 鯖、菜の花、毛蟹、松葉蟹を重ねて、本鮪で巻き、ウニとキャビアを乗せた
同僚が高津駅そばの「潟潟ヤ」というお店に誘ってくれた。
酒飲み&食いしん坊ばかり集めた6人の貸切だ。久々に強烈なインパクトのあるすばらしい体験!
インパクトのその1は店の佇まいだ。入り口も店内もどうみても住宅街の中のスナック。ここにこんなインスパイアされる料理と酒があるとは想像もつかない。その2は、料理の創作性。鯖と菜の花と毛蟹と松葉蟹を本鮪で巻いてしまう。なんだこれ。そしてものすごく美味しい。箸を入れるところによっていろんな美味の組み合わせになる。その3は酒。すごい種類のみたことない酒が並ぶ。その4は、この料理が一期一会だということ。「多分、今日食べた料理は二度と出ないと思います」と言われる。常連の同僚によれば、締めのラーメンだって毎回違うのだという。その5は値段。とてもリーズナブルなのだ。一人で切り盛りしているんだけれど、下準備が万全のようで、6人分の料理を手際よく用意しながら、会話をしながら酒を選んで注ぐ。
ここは定期的に行かなきゃね。
◻︎ 6人それぞれが毎回違う酒を飲むのでこうなる
◻︎ 突き出し 卵とじ、桜エビ、三つ葉
◻︎ ボラの白子をサワラで巻き、網脂で巻いて揚げたものに、カリカリXO醬のせ
◻︎ 本シシャモをソテー 香草風味
◻︎ 牡蠣の塩辛 本山葵
◻︎ 鶏のスモーク
◻︎ チョイ焼きたらこ 大根おろし 筋子
◻︎ ハマグリ煮
◻︎ 車海老 ココナツ風味
◻︎ 牛ヒレステーキ
◻︎ 自家製の赤柚子胡椒で
◻︎ ご主人の実家新潟県三条の油そばのアレンジ 麺がうまい、スープがコク深く香り華やか
[潟潟ヤ (がたがたや)]
神奈川県川崎市高津区溝口4-8-23
TEL:070-6526-4494
□ 馬刺し
別所温泉のコアにある北向観音近くの「日野出食堂」で昼ごはん。
開け放たれた窓や扉、首を振る扇風機の唸る風にあたりながら、馬刺しともつ煮をアテにして冷たいビールで体を冷やす。テレビでは甲子園の二回戦に進んだ地元の高校上田西高と作新学院の試合が放送されていて、いっしょに応援。そのあとはナルトの入った正しいラーメンで大満足。
□ モツ煮
□ お店のテレビで地元の上田西高と作新学院の試合観戦しながらのんびりと
□ ラーメン
[日野出食堂 (ひのでしょくどう)]
長野県上田市別所温泉1632
TEL:0268-38-2029
◻︎ 発芽そば
お盆の週に夏休みをとって、長野県の上田市経由で別所温泉へ小旅行に出かけた。上田は新幹線が停まるのであっという間に到着。街は来年の大河ドラマ「真田丸」を控えて、急ピッチで準備に取り組んでいる感じ。真田十勇士をキャラクター化してスタンプラリーをやっていたり、あちこちで改装工事をしていたりだ。上田城跡公園に立ち寄り、古い街並みが残る柳町を散歩し、雰囲気のよさそうなお蕎麦屋さん「おお西」でランチ。ものすごく暑かったので冷酒をグビグビと水のように飲んでしまい、一気にハイテンション。まずはビールだったな、この暑さは。店主考案の、蕎麦の実を発芽させて挽いたそばがモチモチっとして、風味も独特でおもしろい。
◻︎ 三種そば 更科 挽きぐるみ 田舎
◻︎ 冷酒
□ 蕎麦屋 おお西
□ おお西のはす向かいの味噌屋さん 菱屋
[おお西 (おおにし)]
長野県上田市中央西4-9-8
TEL:0268-24-5381
◻︎ 極上ちゃんぽん
東武百貨店で開催されていた「大長崎展」に出店の「蘇州林 極上ちゃんぽん」。麺類に「極上」をつける例はあまりないような気もするが、18種類の具材が入っているという。牛ロースや茄子なんかも入っている。具材はトッピング的かな。具材のボリュームでかなり満腹。
出張やホームサーバーの引越しで更新が中断してしまった。
新環境が整い、ようやく再開。
まだ伊香保ネタが続くけど...
伊香保温泉の帰りのバスを待つ間に、階段街の途中にある「楽水楽山」でコーヒー。
鄙びた温泉街の中で、このお店だけモダンでオシャレ。
スピーカーもタンノイのスピーカー。夜はバーになるらしい。
◻︎ ほろ苦プリン
◻︎ 抹茶シフォンケーキ
◻︎ ベイクドチーズケーキ
◻︎ ハワイ王国公使別邸
□ 伊香保焼き 経木の船形うつわもいいね
週末に伊香保温泉へ。
長い階段に沿って温泉地繁華街が広がるという個性的なアイデンティティを持つ。
ちょっと街中をブラブラ...ったって、この階段を上り下りすると足腰が鍛えられちゃうし、息がきれる。
そんな階段をひとしきり登った、ちょうど一息つきたいあたりにある「処々や」で伊香保焼きと呼ばれるタコ焼きで一休み。これがまたカリッとしてトロッとして、甘辛いソースと上品なマヨネーズで、ものすごくおいしく感じるんだな。翌日もまた階段登って食べちゃった。
◻︎ ビーフかつ丼
1年間で200食ぐらい焼肉を食べているらしい焼肉師匠の導きで、末広町の「生粋(なまいき)」で仕事のチームの解散会を開催。 「よろにく」や「みすじ」の姉妹店で、素晴らしく上質なお肉を、アイディア溢れるメニューで楽しませてくれる。刺身、寿司、ナゲット、すき焼き、カツ丼....これ全部牛肉のメニューだからねぇ。 キワモノっぽく感じるかもしれないけれど、どれも非常に完成度が高くて、感心しきり。
◻︎ ザブトンのすき焼き タレにくぐらせて玉子の黄身を絡める
◻︎ ナムル
◻︎ 肉刺し
◻︎ 合法ユッケ三種盛り ノーマル & ホワイト
◻︎ 納豆ユッケ
◻︎ ハツ
◻︎ タンは塩昆布を巻いて
◻︎ 握り
◻︎ なぜここでチキンナゲット? と思いきや
◻︎ 牛ヒレカツ登場!
◻︎ シルクロース & シャトーブリアン
◻︎ ミスジ
◻︎ ミスジを一枚一枚焼いてくれる肉師匠
◻︎ 上塩ハラミ
◻︎ 半田そうめん
◻︎ バジルのかき氷!
□ メンチカツ 超ジューシー
広尾ガーデンヒルズ前というロケーション、シックな内装でゆったりと広い店内でありながら、メンチカツやマカロニサラダからアンコウ鍋まで食べられるという「味のなかむら」で会食。ものすごく使い勝手がいい。
□ 鴨南蛮そば
[味のなかむら]
港区西麻布4-7-10 麻布笄町Aハウス
TEL:03-6434-1007
同僚に連れられて、神泉駅そばの「dame‐Jeanne」というビストロで夕食。
ドアを開けると、オーッ! 暗い!
席に着くとローソクに火が灯され、ようやくボワーッと回りが見えてきた。
しまった、暗いシチュエーションにめっぽう弱いSIGMAのカメラしか持ってなかった。
シェフの奥さまがワインや料理を丁寧に説明してくれる。
うさぎのリエットやアンチョビオリーブをつまみながらスタート。一時間ぐらいすると、ようやく目が慣れてきた。
肉詰めのキャベツなんかもおいしかったなあ。
◻︎ キャベツボール
[ dame‐Jeanne (ダム・ジャンヌ)]
渋谷区円山町23-4
TEL:03-3496-2755
□ 赤ハタ
池尻大橋の「喜臨軒」で同僚たちのお祝い会。
最初のクラゲから、ピータン茶わん蒸し、シュウマイ、香港スタイルの鶏のパリパリ焼き、赤ハタの蒸しもの、汁麺まで全て一味工夫のあるおいしさ。いいお店だなあ。
[喜臨軒 (キリンケン)]
世田谷区池尻3-2-5 B1
050-5872-4745
□ しろえび あおやぎ
一週間、鶴見に通う事情ができてしまった。せっかくだからこのあたりで美味しいものをと思うも、土地勘のないエリアなので、愛読ブログを参照し、大森で下車して娘と2人で「鮨処すけろく」を初訪問。土曜の17時なので空いているだろうと思いきや、カウンターはすでに満席で、かろうじて空いていたテーブル1卓を確保。
焼きたてだった玉子と真子鰈の昆布締め、帆立の磯辺焼きをつまみにして喜久酔の特別純米をちびりちびり。娘も日本酒好きなので、なかなかにいい感じで時間が過ぎていく。生のトリ貝が甘い。白海老の握りなんかもあり、最後に梅カツオ味の芽葱の握り。いつになるかわからないけど、次回はぜひカウンターだな。
□ 芽葱
□ 焼きたての玉子
□ 真子鰈の昆布締め
□ 帆立の磯辺焼き
□ 喜久酔 特別純米
□ 本ミル貝 マグロ 生トリ貝
□ うに ゲソツメ 白イカ
[鮨処すけろく]
大田区大森北1-34-14 ツインビル5階
TEL:03-5471-010
□ カステラ
東京に戻る前に、湯畑からバスターミナルに向かう坂の途中にある「ゆきうさぎ」で一休み。
ここだけ異空間な感じがする、ステキな空気が漂うお店だ。ポットでたっぷり出てくる濃厚なミルクティーもいいし、カステラがまた絶品。しょせんカステラだろ...と侮るなかれ。自家製なのだろうか、おいしいなあ。
□ 特濃フレーバーミルクティー ナッツ
□ 隠元の天ぷら カリッカリ
西の河原通り(さいのかわらどおり)に面した「上州地粉うどん まつもと」で昼ごはん。まずはモロッコインゲンの天ぷらでサッポロラガービール。地方に行くとラガービールのラベルががぜんカッコよく見えるなあ。うどんは麦香る平麺。うまい。
□ 大根の甘酢漬とサッポロラガー
□ 上州もち豚つけ汁うどん
[上州地粉うどん まつもと]
群馬県吾妻郡草津町 大字草津486-5
TEL:0279-88-2678
□ おこげに海老チリをジュッとかける
湯畑の近くに立ってやや斜め上をグルッと見渡し、湯畑を見下ろすことができる食事どころを探す。あった! 「龍燕」。幸運なことに入店するとまもなく窓際の席が空き、ベストポジションに落ちつく。湯畑から立ちあがる硫黄の臭いを嗅ぎながらおいしい生ビールと前菜。とにかくおいしい生ビールを出すことにこだわっているのだそうだ。
□ 窓から湯畑を眺める
□ とにかくうまい生ビールにこだわり、キリン「満点生」の店に選出されている
□ くらげ 棒々鶏 叉焼
□ 春巻
□ 坦々麺
□ ヨーグルトティラミス
草津温泉二日目は大雨。
傘さして外に繰り出したものの、足元がすっかり濡れてしまい意気消沈、すぐに近くの「グーテライゼ」という喫茶店に飛び込んだ。ショップカードには「草津最古のお宿、日新館のお風呂場の構築をそのまま残し店舗としました」と書いてあって、太い柱と梁で作られた天井の高いおちついた空間。ケーキを食べながら、雨の草津をどう過ごすかについて緊急家族会議だ。
□ ブルーベリータルト
[茶房グーテライゼ]
群馬県吾妻郡草津町草津温泉368
TEL:0279-88-6888
□ 藁で燻した鰹 藁の器が斬新!
がんばっている仲間たちと広尾の「マノワ」で食事会。
クリエイティブなメニュー、充実したワインリスト、楽しい雰囲気。
ワイワイと賑やかなフレンチってのがいい。
[MANOIR レストランマノワ]
渋谷区広尾1-10-6
TEL:03-3446-8288
□ 茄子の煮びたし
魚と日本酒が好きな同僚を募って、先月伺って感激した新馬場の「牧野」をさっそく再訪。よく食べて、よく飲んだなあ。みんなツワモノだ。
全員が揃うのを待つ間につまんだ茄子の煮びたしとか、ポテトサラダとか、ぜんまいとかも、全ておいしい。そのあとは怒涛の純米冷酒づくし。炭火の上で穴子が踊れば、タコも踊りまくった。
□ 生牡蠣
□ ポテトサラダ
□ ぜんまい
□ ホタルイカの沖漬
□ お店の方が丁寧に日本酒選びに付き合ってくれる
□ メンチカツ
□ しめ鯖 ひらまさ あわび ヒラメ 鮪 シャコ ホタルイカ
□ 穴子の踊り焼き
□ 揚げたて厚揚げ 超クリスピー
□ タコの踊り焼き
□ 香ばしい炙りタコ
□ 出汁巻き卵
□ 誰だ、このタイミングでクリームコロッケ頼んだのは... でもうまい
□ 漁師のまかない飯 どっさり青のり汁
[割烹 牧野]
品川区北品川2-19-2
TEL:03-3471-3797
□ 活き穴子の踊り焼き
ようやく新馬場の「牧野」に行くことが出来た。
「今日のおすすめ」と書かれたメニューの充実ぶりに圧倒され、テンションが上がる。到底一度では味わい尽くせぬ奥深さを悟る。お造りがいい。おすすめの日本酒の中から「陸奥八仙 赤ラベル特別純米無濾過生原酒」を選び、キンキンに冷やしながらいただく。
炭火焼のメニューもずらりとならぶ。
活き穴子の踊り焼きは、捌かれた穴子が皿の上でピクピク動いていて、ピクピクのまま卓上の炭火で炙る。教わった通り皮目をしっかりと焼き、返して身を焼き、熱々を口に放り込む。冷たい原酒がうまい。
□ 捌きたての穴子は切り身になってもピクピクと律動してる
〆の御飯はお店の方のおすすめで、漁師のまかない飯とどっさり青のり汁。
これも大満足。またすぐ予約しなきゃ。
□ 漁師のまかない飯 どっさり青のり汁
□ 揚げたて厚揚げ ちょっと揚げ過ぎかな
□ げそ焼き
[割烹 牧野]
品川区北品川2-19-2
TEL:03-3471-3797
□ 上に本枯節、下には動物系スープ
サイフォンで淹れているのはコーヒーじゃない。なんとラーメンスープ!
後楽園の駅から歩いて5分ぐらいの「魚雷」というお店のラーメンの作り方がキテレツだ。
フラスコに注がれた鶏と豚のスープが熱せられて、上の漏斗内で待ち受ける本枯節を抽出する。いい感じのWスープとなったところで、火が外され、再びフラスコに降りてくるって仕組みのようだ。鰹出汁を作り置かず、注文されてからサイフォンに火が入るので、鰹の香りに最大限気を配っているんだろうね。具材も別盛りになっているので、まずはそのままズズッとスープを啜る。確かにいい香り。細い麺もスープに合う。麺の中につぶつぶが見えて、まるでおそばのよう。稲庭中華ってメニューもあって、こちらは佐藤養悦本舗の中華乾麺をつかったもの。細くツルッツルの麺で、食感がまったく違う。好奇心をくすぐる楽しいお店。
□ 特選本枯そば ほうれん草の上に出汁のエスプーマ
□ 具材は別載せで選択式 (岩のり、青梗菜、メンマ)
□ サイフォンで出汁を抽出
[本枯中華そば 魚雷]
文京区小石川1-8-6
□ 車えびのクリームコロッケ
中目黒の某店でささやかな決起集会。
同僚の予約してくれたお店で、何を食べても感激しきり。
フレンチフライズだって何かが違う、止まらない。
車えびのクリームコロッケって....
これをコロッケと呼んでいいのかわからないが、うますぎるぅ。
結婚式のあと、出雲そばでも食べようとくりだすも、出雲大社のまわりの田中屋、かねや、荒木屋いずれも長蛇の列。比較的空いていそうだった荒木屋の予約リストに名前を連ねてみたが、24番目。
じゃあ少し遠征してみようと炎天下を歩き始めてみたが、もうどうにでもなれってぐらい暑く、全身から汗が噴き出した。ようやくたどりついた「平和そば本店」でも3組ほど待ち状態。席に着いて一気に飲み干したアサヒスーパードライの美味かったこと! 間違いなく今年一番おいしく感じた一杯だ。 三段重ねの出雲そばをあっという間にすすり、2時間かけた出雲そば放浪が終了。
□ 誰も歩いていない炎天下の帰り道
[平和そば本店]
島根県出雲市大社町杵築西2034
TEL:0853-53-3240
季節感あふれる和食のコースのような流れの中に熟成肉が登場する「ワビサーレ」で会食。熟成肉のお店って増えたなあ。まず言葉の響きがいいんだろうね。脂が苦手になってきたわれわれ世代の支持だけじゃなく、霜降り稀少部位肉ブームが一巡した時代感もあるかもね。グーグルトレンドで「熟成肉」の検索数の推移を調べてみると、2008年ぐらいから登場して2012年秋から急上昇しているけど、すでにピークアウトの気配。食べるなら今のうちなのかもしれない。
[WabiSale (ワビサーレ)]
渋谷区渋谷2-10-6
TEL:03-6805-0169
□ 炭火焼 青首鴨 猪 黒毛和牛
祐天寺の「ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ」で会食。
"ジビエ"を"熟成"させて"炭火焼"で食べるお店だ。肉をおいしく食べることをとことん追求している感じがよく伝わってくる。霜降りの柔らかいお肉のおいしさとはまた違った、炭火で燻された赤身の旨味を味わう。
□ 180日熟成の蝦夷鹿 カルパッチョ
□ ホワイトアスパラガスの炭火焼 猪ベーコン ウマすぎる!
□ ウリ坊
[ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ (La Boucherie du Buppa)]
目黒区祐天寺1-1-1 B1
TEL:03-3793-9090
□ イカスミのリゾット
江戸川橋「ラ・バリック トウキョウ」で会食。
意外な場所、想定外な入口、例外的な建物。
靴を履いたまま和室に上がって着席するころには、いったいどんな料理が始まるんだろうと期待値がピークに達する。
□ イチゴのシャーベット 練乳かけ
[リストランテ ラ・バリック トウキョウ (La Barrique Tokyo)]
文京区水道2-12-2
TEL:03-3943-4928
□ ワンプレートランチ
ピザが評判の「ダ・アオキ・タッポスト」というお店をネットで見つけて家族で出かけてみたものの、「昼はピザを焼いておりません....」とのことで、お父さんの情報収集能力に対する信頼はまたまた失墜。ピッツェリアでピザが食べられないなんて想像だにできなかった。先日も焼き鳥を食べようと「鳥新」という居酒屋さんに入ったら、焼き鳥がメニューにすらなかったってこともあった。
まあ、それはそれとして、メニューのお勧めにあるワンプレートランチを注文。
このワンプレートランチ、サラダ、貝のトマトソース、肉の煮込み、てんこ盛りのパスタが巨大な皿に載っている。一皿を二人でシェアできるぐらいの量だ。
□ ランプレドット (モツ煮込み)
□ 立派な石窯はあるんだけどね
□ ブラディオレンジジュース
[ダ・アオキ・タッポスト (Pizzeria da Aoki tappost)]
練馬区早宮4-37-29
TEL:03-5999-3988
□ 軍鶏鍋
異動する先輩の歓送会で両国「かど屋」へ。
創業は1862(文久2)年で、「鬼平犯科帳」の軍鶏鍋屋「五鉄」のモデルとなった...と必ず紹介文がつく軍鶏鍋の老舗だ。八丁味噌で煮る軍鶏鍋が定番らしいが、先輩のおすすめで「スープ煮」を選択。
まずはつくねから。フワッとして鶏味がしっかり。うまいねー。スープのしみ込んだ白葱も甘くておいしい。
□ つくね煮
□ 皮とつくねから鶏スープに入湯
□ 一気に葱まで盛りつけられてできあがり
□ スープを全て吸い込んだ雑炊の出来上がり
[かど家 (かどや)]
墨田区緑1-6-13
TEL:03-3631-5007
世界一高価なコーヒーと言われるコピ・ルアクを初体験。コピはコーヒー、ルアクはジャコウネコで、ジャコウネコが食べた熟したコーヒー果実が、ジャコウネコ腸内の発酵によって独特の香味が加わり、固い豆が排泄される。それを拾い集めて、もちろん洗浄して! 焙煎したもの。俗称「うんちコーヒー」だと教えられた。ジャカルタ空港のお土産屋さんで見たけど、100g 6,000円ぐらいで、ほんとうに高い。
どんな味なのか ? ....... 書かないことにしよう。
□ チキンサテ(手前) ビーフサテ(奥)
ジャカルタの「te sate」でランチ。かなりおしゃれなサテのお店。ココナツ風味の甘いタレが絡んだ炭焼きのサテがとてもおいしい。
ただ、お店に移動するだけで1時間ぐらい渋滞に巻き込まれてしまった。
□ ビンタンビール
□ ココナツライス
□ 川魚
□ ココナツケーキ
□ 野菜たっぷりサラダランチ
小竹向原の自然食カフェ「SAi MARKET」でランチ。外は猛暑でも、パティオのある広くてゆったりした空間は涼しくて居心地がいい。メニューはオーガニック素材中心。こだわりは素材だけじゃなく、皮付きのじゃがいもや、あっさりした味付けなど、調理や調味も工夫されているらしい。
□ パン&スープ付き
□ SAI御膳 タイカレー 万願寺唐辛子炊き合わせ 人参サラダ ジャガイモサラダ
□ カボチャのケーキ
[SAi MARKET]
板橋区小茂根1-9-5
TEL:03-5995-2700
□ トリッパセット
あの「パーラー江古田」が、小竹向原駅の近くに「まちのパーラー」というお店を出していたようで、ランチで伺ってみた。パーラー江古田の薄暗い狭小店舗をイメージしているとその雰囲気の違いに驚かされるぐらい立派なお店で、「まちの保育園」という、これまたおしゃれな保育園に併設されていたりする。ランチのトリッパやサルシッチャも手抜かりなくよくできていてとてもおいしいし、盛り合わせのパンが図抜けておいしいことは言うまでもない。とても素敵なお店。
□ サルシッチャセット
□ キャラメルカプチーノ
[まちのパーラー]
練馬区小竹町2-40-5 MAP
TEL:03-6312-1333
□ 小チャーハン
大好きな王子「かいらく」の小チャーハン。
ほんとうはこの小チャーハンにシュウマイぐらいでちょうどよいのに、ついついほかの多くのお客さんが注文しているのにつられてもやしワンタン麺も追加注文。満腹状態になったあとからでも、食べても食べてもワンタンが出てくるので、最後は息が苦しくなる。
□ もやしワンタン麺
[かいらく]
北区王子2-28-9
TEL:03-3914-7214
「村上開進堂」のクッキーをおやつにいただいた。
無粋な自分にはそれがきわめてシンプルなごくごく普通のクッキーにしか見えなかったが、手にいれるのにひと手間もふた手間もかかる、歴史の深いお菓子なのだそうだ。紹介と登録、それから予約してからじゃないと買えないらしい。ありがたくいただきました。
□ ジャンボハンバーグ 目玉焼きトッピング
研修で成城学園駅に降りたついでに、駅前の「成城洋食まる・まーる」というお店でランチ。ナツメグの香りがほんのりと漂う、粗挽き和牛の分厚い本格ハンバーグ。トッピングの目玉焼きは欠かせないが、これのっけてしまうと、ハンバーグがほとんど見えなくなってしまうんで、割ったところも撮っちゃおう。デミグラスソースもライトな感じで、肉質勝負のストレートな一品。
[成城学園 成城洋食まる・まーる]
世田谷区成城 6-8-8 2階 MAP
TEL:090-7224-1500
□ ガレット 月とキャベツ
草津温泉の湯畑からちょっと歩いて、「Uusi」(ウーシ)」という変わった名前のカフェでガレットのランチ。ガレットにはシードルでしょうと、シードルの替わりにアップルサイダー。このガレットがおいしい。そば粉の生地の焼き方も網状でうまく、チーズもムチッと厚く溶け広がり、黄身の固まり方も粘りのあるちょうどよい塩梅。草津温泉でこんなおいしいガレットを食べられるとは思わなかった。
□ アップルサイダー
□ ガレット コンプレット
□ Uusiはフィンランド語で「新しい、若々しい、新鮮」という意味のよう
[Uusi (ウーシ)]
群馬県吾妻郡草津町草津524-77
TEL:080-5020-5774
□ B.L.Tバーガー M(225g) (Lだとパテが450g!)
免許取得後これが二回目の運転だという息子の横に座って、とりあえず横田基地のある福生(ふっさ)を目指した。横田基地に無事に到着したものの、戦闘機も輸送機も何ひとつ見かけることがなく、爆音のひとつも聞こえない。車に超望遠レンズと三脚まで積んできたのに、まったく出番なし。
ちょうどお昼になったので、基地のまん前にある「デモデダイナー」というアメリカの映画に出てきそうなダイナーに入り、225gのパテを挟んだB.L.Tバーガーにかぶりついた。これがまたうまい。注文を受けると、キッチンの奥の方からパンパンパンパンとパテの空気を抜きながら成形していく音が聞こえてくる。コリコリとした軟骨が入った香ばしくちょっとスパイシーでジューシーなパテがすばらしい。昔から横田基地の兵隊さんに愛されてきたお店なのかと思いきや、紅虎餃子房や万豚記で有名な際コーポレーションが'98年に出したお店だった。ロケーションといい、内装、雰囲気、うまくできている。
□ アイスオレンジティー
□ B.L.Tバーガー M(225g)
□ シュリンプアボカドバーガー
□ 目の前が横田基地
[デモデダイナー 福生店]
福生市熊川1121 MAP
TEL:042-530-6614
□ ご主人にそっくりだと言ってお客さんが買って置いていったらしい
目黒駅近くの「太(た)」という創作和食のお店で食事。
料理の写真を撮れなかったけど、どれもこれも創意あふれておもしろく、とてもおいしい。ご主人がまたほんわかして実にあたたかい。とてもいいお店。
[和創作 太 (わそうさく た)]
品川区上大崎2-27-1 サンフェリスタ目黒 1F
TEL:03-3779-0002
□ あひ鴨のすき焼き
鳥インフルエンザ騒動が持ち上がった2004年時は、人気の焼鳥屋さんですら客が疎らになったものだが、最近はもうそういうことあんまり関係ないみたいね。そういう自分もまったくそいうことに気がまわることなく、東日本橋の「鳥安」で会食。創業明治5年だそうだ。お通しや汁物などを食べている間、炭火で長く焼き置かれた分厚い鉄鍋で合鴨(鳥安ではあひ鴨)をすき焼きにし、おろし醤油につけていただく。むっちりとした肉質、濃密でクセのない味わい、いいね。鉄鍋の深い窪みを使って、あひ鴨の脂で揚げるように焼かれた椎茸も滋味。
□ あひ鴨は真鴨の雄とあひるの雌の掛け合わせ
□ つくね 野菜
□ そぼろご飯
[あひ鴨一品 鳥安 (あいがもいっぴん とりやす)] HP
中央区東日本橋2-11-7 MAP
TEL:03-3862-4008
□ やきそば
あけましておめでとうございます。
箱根駅伝の山下りを見定めてから、バスを乗り継いで西新井大師ってところに行ってみた。しかし、バスを降りた瞬間からその大行列にウンザリ。行列を外れてまわりを散歩していたら、境内の裏口から自由に出入りしているのを発見し、ふたたび参戦。正月も三日の午後だというのに、こんなにも混むものなのか。境内の屋台で驚いたのは、B-1グランプリメニューが台頭していること。横手やきそば、厚木シロコロホルモン、甲府鳥もつ煮。特に横手やきそばの屋台がたくさん出ていた。
お参りをすることなく、境内を抜けて、参道横にある渋い甘味処「かどや」でやきそばを注文。湯気ホクホクで登場した焼きそばは、なんとも難解な味。申し訳ないが、卓上のソースと胡椒をたっぷりかけさせてもらった。ひょっとして、こうして自分で調味して食べるものなのかな。
□ 三日だというのに大混雑の境内
[かどや]
足立区西新井1-7-12 MAPTEL:03-3890-2360
□ シュウマイ
先週に引き続いて、王子「かいらく」で未練の残った二品、シュウマイともやしワンタンメンでお昼ご飯。今回は日曜の14:00に入店したものの、やっぱり満席。すごい。シュウマイをウスターソースとからしでつまんで、シャキシャキとプルルンの食感を味わえるもやしワンタンメンにとりかかる。
□ もやしワンタンメン
[かいらく]
北区王子2-28-9 MAP
TEL:03-3914-7214
□ 小チャーハン
都電荒川線に乗って終点の三ノ輪橋に向かう途中、王子の「かいらく」で昼ごはん。土曜の11:15だというのに、店内はすでにほぼ満席。夫婦、家族連れ、若者、年寄り....次から次へとご近所らしき方々がお店に入ってきて、11:35にお店を出るときには外に行列。もはやこの街のダイニングだ。
こういうチャーハンが食べたかった。ラードでしっかり焼きこまれた、いい香りのチャーハン。小チャーハン(300円)でもご飯茶碗大盛りぐらいはある。ラーメンはホッとするやさしい味。麺もやわらかい。いつもはバリバリに固い麺が好きな方だけれど、このスープにはこのやわらかさがいい。
□ ラーメン
[かいらく]
北区王子2-28-9 MAP
TEL:03-3914-7214
□ 蕎麦豆腐
目黒の住宅街の細い路地を進むと、人を誘い入れるような庭が現れて、お蕎麦屋さん「紫仙庵」にたどり着いた。おもしろいロケーション。そして民家のちょっとした舞台のような広い板の間が最高の居心地だ。手をかけたつまみに、おいしい地酒。大先輩が小惑星探査機「はやぶさ」の苦節7年間の気持ちをとうとうと語ってみせた。大笑いしながらもグッと涙がこみ上げた。探査機の話でも泣けるんだ。
□ 玉葱の酢漬 きれい!
□ 湯葉の刺身
□ 辛味大根おろし蕎麦
[紫仙庵 (しせんあん)]
目黒区下目黒6-6-3 MAP
TEL:03-3712-8555
□ タンシチュー 分厚く大きなタンが二枚付け!
「このハンバーグ焦げている!」
カミさんは相当ムッとしていた。焦げてないんだよ、香ばし過ぎる「漆黒」のデミグラスソースの味なんだよ。煮込んであるタンシチューも、この味。焦げているわけではない。前回食べたハヤシライスは、玉ねぎの甘さといいバランスだったが、このハンバーグやタンシチューではかなりストイックな味だ。初めてコーヒーをブラックで飲んだときの印象と似ているかも。甘みや酸味を足すのではなく、この渋いソースの風味の中から、肉の旨みを純粋に感じ取るのだ、たぶん。食べ終わるころに、だんだんとこの味に慣れてきた。
□ ハンバーグ
[グリルエフ]
品川区東五反田1-13-9 MAP
03-3441-2902
□ 山菜のしゃぶしゃぶ
山形料理と選りすぐりの地酒のお店。山形を中心として鮮度の高い山菜やきのこを取り寄せて料理しているため、仕入れの難しさに加え、その希少な素材に惹かれてやってくる客筋が決まっているらしく、情報がほとんど出まわっていない.....ってことで、ここでもお店の情報は載せられない。残念。
山菜のしゃぶしゃぶ、すばらしかった。うこぎ、雫菜、雪菜、行者にんにく、うるい、紅菜、菜の花、あさつき、山伏茸、本しめじ、たらの芽、蕾菜、ユリの芽など、13種類もの生の山菜が揃えられた。これらをしゃぶしゃぶする出汁が旨すぎる。様々な野菜から作られたスープで、このスープだけずっと飲んでいたいってぐらいおいしい完成度。ブイヨン・ドゥ・レギュームだね。ペットボトルにつめてもらって持って帰る人もいるらしい。この出汁に山菜、米沢牛、ウニをさっとくぐらせていただき、最後に雑炊。言うこと無し。
□ ウニのしゃぶしゃぶを出汁ごと 出汁が磯の香り
□ 板蕎麦
□ 佐藤錦の漬物
□ タジン鍋
会社の先輩に東北沢駅近くのモロッコ料理「エンリケ・マルエコス」に連れて行ってもらった。カウンター10席だけの小さなお店。しかしこの店主歩美さんを囲むキッチンダイニングの空間がこのお店の魅力の一つでもある。彼女のブログを読むとその雰囲気も少し伝わると思う。モロッコ料理といってもピンと来ないかもしれないが、最近は雑貨屋さんや雑誌などでタジン鍋をあちこちで見かけるようになってきた。タジン鍋の独特なシェイプは単なるデザインだと思っていたが、よくよく見つめているうちに、これがきわめて機能的な形に見えてくる。まず、日本の鍋と違って蓋に穴がない。穴がないと水蒸気がこの大きな蓋いっぱいになるのだろうが、上の方から冷やされて水滴となって落ちてくるだろう。だから素材の持つ水分だけで蒸したり煮たりすることができるということなのか。水の貴重な地域ならではの調理器具なのではないだろうか。環境と健康にもやさしい。また蓋を取るとそのまま大皿となるところも便利だ。
□ チキンレモンタジン
そんなタジン鍋から現れたのはチキンレモンタジン。これ、一発でタジンファンになる味。ジャガイモの味がすばらしい。鶏から出た旨みと風味を、このジャガイモが吸い取っているのだ。
□ モロッコサラダ
□ モロッコビールにモロッコパン
□ モロッコオムレツ
□ クスクス
クスクスはデュラムセモリナ粉を造粒したもの。つまりパスタってことかな。クスクスにトマトとミートボールのタジンをかけて食べても非常においしかった。
□ トマトとミートボールのタジン
□ 白胡麻とプルーンのアイスクリーム
□ ココナツのブランマンジェ
[ENRIQUE MARRUECOS (エンリケ・マルエコス)]
世田谷区北沢3-1-15 MAP
TEL:03-3467-1106
□ ハヤシライス
五反田駅前の小路脇に50年以上佇む「グリルエフ」ワールドを体験。ここのドアを開けて踏み入れるとき、何かの境界を超えるようなちょっとした興奮がある。喧騒と静寂の境界、平成と昭和、乾燥と湿気ってな感じもするな。
お目当てのハヤシライス、これスゴイ。「漆黒」といわれるほどのデミグラスソースの色もさることながら、てんこ盛りの玉葱。甘みを十分引き出しながら、シャキッとした感じも残したぐらいの炒め加減。やわらかく旨いビーフに、色鮮やかなグリーンピースが載せられあふれんばかりにカレーポッドに盛られてやってきた。実際玉葱は押し出されて垂れ下がっているし、グリーンピースは転げ落ちた。玉葱の甘みと漆黒デミの苦味がバランスいい。どこにもない、このお店ならではのハヤシライスだね。かなり好き。他のシルバーなお客さんたちは、皆「カキソーテー」をたのんでいた。また来なきゃ。
[グリルエフ]
品川区東五反田1-13-9 MAP
03-3441-2902
オフィスでいただいた三時のオヤツ、「Dolcia(ドルチア)」というお店のモンブラン。モダンなデザインな上に、とてもおいしかった。もともとモンブランはアルプス山脈のモンブランの形に因んで命名されているののだから、このフォルムの方がそれらしく見える。甘さも控えめ。クリームはカスタードクリームと生クリームのブレンドで、断面の写真にあるように、新雪のようにふんわりと重ねられて実に軽い口当たり。全体が、薄く伸ばされた、ねっとりとしたマロンペーストで包まれ、栗の風味がしっかりとする。
□ フレンチトースト
自分にとって「フレンチトースト」といえば、ときどきカミさんが作ってくれるものと、クレイマークレイマーで奥さんに出て行かれたダスティンホフマン扮するテッドが四苦八苦しながら作るものぐらいしか頭に浮かばない。外で食べるものというイメージがまったくなかった。そんな中、先日"Something new in the Town"で紹介されていた森下「喜内古家 (きなこや)」のフレンチートーストの写真に目が釘付けになってしまった。プロの作るフレンチトーストって、いったいどんな感じなのだろう、ってことで森下まで出かけてみた。
パンの中までジュワっとミルキー。全体にポタンポタンでプルルンとしている。そこにライトなメープルシロップをたっぷりとかけて、これがまたよく合う。家でもこの仕上がり目指して真似してみよう。
[喜内古家 (キナコヤ)]
江東区森下2-4-5 MAP
TEL:03-3635-2236
□ 挽きたて淹れたてのコーヒーがポットで
□ ヒレとロースの相盛り 桜肉の下は白滝、千住ねぎ、お麩
昨年5月にどじょうを食べたメンバーで、暮れの鯰(なまず)を経て、今年は森下「みの家」の桜肉で再会となった。こんな言い方するとほんとうにジジくさくなって好きじゃないんだけれど、若い人の食いっぷりは凄いねー。馬一頭は食べたね。見ているだけで太ってしまった。「みの家」は創業明治30年、現在の建物は昭和29年に建てられたもの。天井の高い木造建築の中に、鍋卓は機能的に配され、入り口から奥まで一続きのステンレス製という斬新さ。桜鍋の方は八丁味噌と甘味噌を合わせた味噌だれと醤油ベースの割り下でサッと煮て、玉子につけていただくすき焼き風。たまにはこういう濃い味もウマい。
[桜なべ みの家 本店]
江東区森下2-19-9 MAP
TEL:03-3631-8298(バニクヤ)
五反田のバーゲン会場に連れて行かれた連れて行っていただいた帰りに、「ミート矢澤」のハンバーグでもトライしてみようかと思いきや、甘かった。ナメちゃいけない「ミート矢澤」、13:30を過ぎても大行列のforever21状態だ。 そうなのか! そんなにみんなおいしいハンバーグ食べたいわけね。
あきらめて帰ろうとしたところに「山頭火(さんとうか)」の入り口がぽっかり開いていて、吸い込まれた。
[山頭火 (さんとうか)]
品川区西五反田2-15-10 MAP
□ 醤油ラーメン (DP2)
□ ミート矢澤の行列 13:45 (DP2)
□ 杏仁豆腐 & 茘枝のシャーベット (DP2:クリック拡大)
浅草橋駅から蔵前方面に少し歩いたところにある中華「馥香(フーシャン)」でランチ。高い天井で一面ガラス張りの明るい店内。実に気持ちいい。厨房もガラス張りで、山西省の一級麺点士がひたすら手延べの一本麺を引っ張っては鍋に放り込んでいく姿が見える。ランチコースの中で炸醤麺を選んだところ、この手延べの太いモチモチした麺で作られていた。食感の楽しい麺だ。でもこの麺、うどんそっくり。まあ、材料が同じだから同じなんだろうけれど、麺を引っ張るだけでこんな断面にしていくのはすごい。
□ 名物山西省流手延べ一本麺を使った炸醤麺 (GRD:クリック拡大)
ところで、「SIGMA DP2」の光の捕え方も注目だ。好き嫌いは別として、同じ白系統の色でもデザートの写真は諧調豊かに、自然な感じで写し撮ってくれている。GRDで撮った炸醤麺の方はパキッとメリハリがきいて、実物以上に(?)きれいな写りになる一方で、テーブルクロスなどは平坦に見える。決して白とびしているわけではない。
[馥香 (フーシャン)]
台東区柳橋2-14-2 MAP
TEL:03-5833-6555
□ 帆立のサクサク揚げ黄金パウダーかけ (DP2:クリック拡大)
□ (DP2)
学生時代に柳橋界隈にあるお寿司屋さんの息子さんに勉強を教えていたことがある。もうかれこれ30年近く前になる。先日テレビを見ていたら、そのお寿司屋さんが登場。教え子が後を継いで握っている。猛烈に懐かしくなって、柳橋界隈散歩をかねてぶらっとたずねてみた。
気づかなければ黙って名物のチラシでも食べて帰ろうと思っていたのだけれど、引き戸を開けた瞬間に、「せんせー!」と声かけられて顔がほころびくずれた。毎回食事で出していただいた懐かしいちらし寿司を食べながら、昔話と近況に花咲かす。独特の風味のツメと、海老のおぼろ、海老のすり身を入れて丁寧に時間をかけて焼いた卵焼き、自分にとっては当時のいろんなことが蘇る味だった。
□ 揚げたての 絹豆腐の厚揚げ 中はトロトロ
飲んだ後にラーメンを食べたくなるというのはよく聞くフレーズ。でも、居酒屋さんで〆にラーメンを出す店はそう多くはない。ちなみに"ラーメン居酒屋"で検索すると、多くが福岡のお店。たしかに、中洲の屋台のメニュー構成はおいしいつまみで酒を飲んで、最後はとんこつラーメンだ。
会社の大先輩に、おもしろいラーメン屋さんがあるからと、駒沢の「ひろの亭」というお店に連れて行っていただいた。外から見ると、どう見ても普通のラーメン屋さんのたたずまい。チャーシュー、メンマ、餃子とつまんだところで、一時間ともたないんじゃないか?と心配したのだけれど、無用だった。おいしそうな料理と日本酒がぎっしりつまったメニューにグッとくる。しかも、どれもほかとはちょっと違うおいしさ。シンプルなものほどその違いが際立つ。たとえば、厚揚げなんかは、どうやったって厚揚げだろうと思いきや、ぜんぜん違う。普通は出来上がった厚揚げを炙って出すけれど、ここは、絹ごし豆腐を揚げたてで出す。外はサクッとして、中はとろけだす。食べると「ン、何これー!」ってみんな唸る。もうひとつナニコレものは、ポテトサラダ。まったく違う範疇だ。ゴルゴンゾーラとピクルスが効いている。どれとったって、ユニークでおいしい。ここのご主人は、きっとそうとうな食いしん坊だね。ひとさらごとに喚声を上げながら、おいしい冷酒をあれこれと啜っていると、だんだん心配になってくる。「最後、ラーメンにたどり着けますかね....」
[ひろの亭]
世田谷区駒沢3-14-2 MAP
TEL:03-3487-3666
□ 筍焼き
□ キャベぽん (茹でキャベツのポン酢醤油かけ)
□ ゴルゴンゾーラのポテトサラダ
□ いぶりがっこ
□ 焼き鳥
□ レバ刺
□ もやしいため
□ ぎょうざ
□ ラーメンを4人でシェア
おなかいっぱいでも、ラーメンももちろんかなりおいしい。でも苦しい。
□ 板わさ
心細くも、もらったあいまいな地図と道案内文どおりに狭い路地を奥に進むと、その入り口らしき場所にたどりついた。扉を開けて入っても誰もおらず、池に落ちそうになった。暗闇に目が慣れると、もう一枚扉があって、おそるおそる開けると、オーパスワンがスラーっと並んだワインセラーの美しい廊下が現れた。広尾駅近くの「こうもと」。フレンチかと思いきやこれが蕎麦割烹ときた。驚きの連続。そこんところが楽しいお店なのかもしれないから、ネタバレにならない程度に板わさ写真を。
□ 雲丹の天ぷら
もう10年以上前になるけれど、毎日朝から夜中までいっしょに仕事していた同僚が、会社を辞めて長野の実家のお団子屋さんを継いだ。会社人生で忘れられないできごとのひとつだ。その後彼はずっと父親のもとで修行をしながら、80年以上続く伝統的な餅菓子づくりを受け継いでいる。会社でいっしょに働いていたときもそうだったけれど、私と違ってとにかく全てにおいてキチンとしていないと気がすまない気質だったので、お菓子づくりも手抜きなし、まぜものなしの姿勢を貫いている。その彼が試行錯誤を繰り返してオリジナルなどら焼きを販売し始めたというのでさっそく取り寄せさせてもらった。彼の気質をよく知っているだけに、そのこだわりようは疑いようがないのだけれど、ぜひともその開発コメントを読んでいただきたい。どうしても食べてみたくなるよ。
そして、今朝到着したキャラメルどら焼きをさっそく食べてみる。生地は開発目標通り、ふっくらしっとり。餡はキャラメルが甘さのコクを深めて、ものすごく長い余韻を残す。今までに食べたことがない食感と風味だった。新しい名物になるね、きっと。
□ 立派過ぎるエビフライ
□ 山盛りとんかつ
□ 穴子の一本揚げ
見ただけで気圧(けお)された。最初の2-3皿で、もう気分的には超満腹。kon-konさんの、ニタニタしたがら「まだ始まったばかりですから....」という囁きと、大将の強烈なオシに、一気に怖気づいたかもしれない。
北品川駅近くの「北品川(きたしながわ)」という本来とんかつ屋さんのはずのお店が凄い。スモークされた鴨やローストビーフのオードブルのあとに巨大なタラバ蟹を勧められ、とんかつ、海老フライ、穴子の一本揚げと揚げ物三連発が来て、最後に松前のまぐろとカンパチで〆るという、前衛的な組み立てだ。素材は一級品。しかしボリュームがあり過ぎる。昼のチキン南蛮も効いているのかもしれない。思考停止状態で寒風にさらされながら品川駅まで歩き帰った。この日のことは一生忘れない。
[北品川]
品川区北品川1-23-23 MAP
TEL:03-3471-7332
□ オードブルからして山盛り!
とんかつはフライパンで揚げ焼き、オーブンで仕上げる。油と脂を落とした軽い仕上がり。
□ 箸やすめの風呂吹き大根
□ サロマの巨大タラバ蟹
□ 蟹をさばく大将
□ 松前のまぐろとカンパチ
□ 鯰(なまず)のすき焼き
5月にどじょうを食べた「伊せ喜(いせき)」で鯰(なまず)のすき焼きを食べる。鯰は初めて。皿に盛られた様子はあまりにもあまりにもなのだけれど、割りしたでしっかり煮込まれた鯰は淡白でプリプリでおいしい。鯰に至る前に、やはりどじょうの「まる」と「ぬき」とステップを踏んだ。圧巻なのは同行した若者が最後に鰻丼を頼んだことだ。若いってスバラシイ。
[どぜう 伊せ喜 (いせき)]
江東区高橋2-5 MAP
TEL:03-3631-0005
□ 鯰 肝臓 胃腸 卵 などなど
今年も「蔬菜坊(そさいぼう)」のきのこ鍋を拝むことができた。とてもありがたい気持ちに満たされるココロに効く料理だ。一年間のすべての毒をすっかり落として、僕は今とてもきれいな体なのだ。そんな気持ちになれる。
ひとつの皿に使われる素材の数が半端なく多いことと、ドレッシング類も湯葉やすり胡麻、いちごにキウイなどが複雑に組み合わされていたりするので、長い説明をうかがっても、まったくもって記憶できない。
[蔬菜坊 (そさいぼう)]
目黒区目黒本町4-1-9 MAP
TEL:03-3710-4336
□ 海老芋 椎茸
□ 今年はもう終わりに近いさんまの炭焼き
□ 蔬菜盛り
□ 蔬菜盛 下仁田ねぎ ワイン味噌
□ 蔬菜盛 13素材盛り込まれたおひたし
□ 鹿児島の筍
□ 丹波栗 焼きみかん むかご
□ きのこ鍋
□各種お刺身 蒟蒻やエリンギの昆布締めも
□ ラフランスの西瓜糖がけ
濛濛と湯気をあげて、ひときわ目をひく「かどや」で「槍(やり)かけだんご」を買って、歩きながら食べる。北千住散歩の定番のようだ。ものすごくやわらかで、だんご餅の味が格別にうまい。奥州街道・日光街道・水戸街道の宿場町なのだから、きっと水戸光圀も食べただんごなのだろうと思いきや、昭和27年創業。でもこの「槍かけ」という名の由来には登場していて、なかなかいい話だ。
[かどや]
足立区千住5-5-10 MAP
土筆の串かつを二人で3本だけで切り上げ、千住大橋近くのお蕎麦屋さん「竹やぶ」へ。すぐに入り口横に作られた感じのいい小さなカウンターに通された後、お店は満席状態。メニューをみるとつまみが充実しているので、酒を頼んでここで完結してしまいたくなる。まあ、散歩の途中なので、お勧めの活け才巻海老天せいろを注文。
[竹やぶ]
足立区千住河原町7-12 MAP
TEL:03-3888-5897
□ 串かつ
天気もよくポカポカしていたので、念願の?北千住散歩へ出かけた。隅田川と荒川に切り取られたような狭いエリアに、寺や蔵、その他さまざまな古建築など、宿場町の風情があちこち残る上に、魅力ある飲食店があふれている。散歩にもってこいの街だ。
北千住の駅に降りて最初に目指したのは串かつの「土筆(つくし)」。雑誌で見かけて以来、どうしても来てみたかったお店。この串かつには千寿葱(せんじゅねぎ)が使われていて、とにかくこれが甘い。そしてべらぼうに熱いっ! 噛んだ瞬間、極熱でぬるぬるの葱の芯が飛び出し喉を直撃して涙が流れた。でも、うまい。
メニューをみると、このお店の一番のウリは串かつではなく「焼かつ」なのだという。これも試してみたいね。
[土筆 (つくし)]
足立区千住1-13-2 MAP
TEL:03-3888-0011
□ 生キャラメル
同僚のお母さんが1時間半も並んで手に入れた貴重な「花畑牧場 生キャラメル」の最後のひとつをいただいた。キャラメルをこんなにありがたくいただくのもどうかと思うけれど、とにかく異常と思えるほどの人気なのだそうだ。このキャラメル、口に入れた瞬間から三秒くらいで崩れ溶け消えていった。まあ面白いけれど、この人気、どうでしょう。
「クラヤミ食堂」、行ってきましたよ! そして体験後は興奮状態。
最初、誘われたときには、正直かなり気が重かった。シャイで引っ込み思案な性格の私にとっては、真っ暗闇の中で見ず知らずの人たち地と手探りで食事をするなんて、まったくもって滅入ってしまう企画だと感じたからなんだけれど、同僚に「まあ、そういう人こそ、一度体験すべきですよ....」と強く誘われ、連行されたという次第。しかし、暗黒の中で席についたとたん、心拍数あがりっぱなしの楽しいときが続いた。主催者の意図する「こどもごころ」なるものの持つ力の強い可能性にしばし思いをめぐらすこととなった。
どんな心の状態を体験したかを書くとネタバレになるので、関心を持った方はぜひ一度、次の機会にでも、騙されたと思って身を投じてみることをお勧めする。
□ シメの蕎麦もしっかりと盛られる
仕事仲間と広尾のお蕎麦屋さん「さ和長 (さわちょう)」で食事。料理のメニューが充実しすぎていて最後の蕎麦を忘れそうになるくらい。西麻布にあった割烹「つくし」を源流とするらしく、どの料理をとってみてもまったくもってうまい。冷奴ですら抜群においしい。
[さ和長] 港区南麻布5-15-11 TEL:03-3447-0557 MAP
□ お刺身
□ 鮎塩焼き
□ あげ茄子
□ 水茄子の糠漬け
□ 出汁巻き
□ 釣りの天然鰻
三軒茶屋での演奏会に行った帰りに、三宿の「鮨処 榎本 (えのもと)」で食事。いいネタ揃いの中でも、最後の天然鰻がすごかった。娘は鰻が苦手なのだけれど、大将が「鰻嫌いでもこれは食べてみるべきだ」と強く勧める。結局かなり満足したようだ。脂というかゼラチンというか臭みのないプリップリの分厚い焼き鰻はまったく初めてのおいしさ。
[鮨処 榎本] 世田谷区池尻3-29-3 TEL:03-3424-9601 MAP
□ 利尻のムラサキ雲丹とバフン雲丹
□ 閖上の赤貝
□ ネギトロとごぼうの味噌漬け巻き
□ カマトロ焼き
□ どぜう丸なべ
□ 骨ぬきどぜうなべ
新入社員と高橋(たかばし)「どぜう 伊せ喜(いせき)」へ。どじょうが初めてということでみんなおそるおそる箸を伸ばすけど、そのうちバクバクといく。「まる」と「ぬき」を一通り食べて、追加をするときは全員「まる」だった。明治20年創業で今の建物は東京大空襲後昭和21年に建てられたもの。お店の佇まいが実にいい。
[どぜう 伊せ喜] 江東区高橋2-5 TEL:03-3631-0005 MAP
□ つくね
同僚に連れて行ってもらった目黒の焼き鳥屋さん「とり彦(とりひこ)」。もうね、最初のつくねで唸ってしまう。強火とその濛々たる脂炎で炙られたジューシーなつくね。よくハンバーグでナイフを入れたときにジュワーと肉汁が溢れ出すお決まりのシズルがあるけれど、つくねでこれは初めてだね。それと、シメにお願いしたトースト。ブリオッシュを炭火でトーストしてカルピスバターと小豆餡が載る。これは必食。
□ トースト
[とり彦] 品川区上大崎2-15-2 B1 TEL:03-3448-9625 MAP
□ ロースかつ定食
午後から田園都市線鷺沼へ。鷺沼駅前で昼食をと思いきや、ファーストフード店以外まったく見当たらない。目の前の東急ストアの裏にようやくみつけたとんかつ屋さん「とんかつ稲(イネ)」に入ってみる。選択の余地がなかったにもかかわらず、これが大当たり。とてもおいしいロースかつにありつくことができた。肉質、油質、揚がり具合いずれも自分の好み。糸のように細く刻まれた、よく冷えたキャベツもいいね。
[とんかつ稲 鷺沼店] 川崎市宮前区鷺沼1-11-1 TEL:044-854-3362
□ 衣離れのないしっかりした仕事
□ オイスタープラッター12ピース 厚岸、九十九島、コフィンベイ、ブルーポイント
品川での仕事の帰りにアトレ品川4Fにある「グランドセンタラル オイスターバー&レストラン」に立ち寄る。オープン時だけじゃなく今でも大盛況。ニューヨークのグランドセントラルオイスターバーを模した内装なんだね。メニューには12種類の生牡蠣がリストアップされていた。ニューヨークでは一人で12種類ぐらい食べたような気がするけれど、メニューに「生牡蠣の食べ過ぎにはご注意ください」と書いてあると、ブレーキがかかる。3人で12ピースにしておく。
[Grand Central Oyster Bar&Restaurant]
港区港南2-18-1 アトレ品川4F TEL:03-6717-0932
□ きのこ鍋の具材
今年の春に伺って感動した武蔵小山の「蔬菜坊(そさいぼう)」を再訪。秋はきのこ鍋が登場するとのことで、楽しみにしていた。前回はすがすがしい若者たちに連れられてきたのだけれど、今回は身体にいっぱい毒のたまっていそうな人たちを連れておいしくデトックス。
[蔬菜坊] 目黒区目黒本町4-1-9 TEL:03-3710-4336
□ 各種蔬菜の和え盛り
□ 柿膾(かきなます)
□ きのこ鍋
□ 西瓜糖(熟した西瓜の絞り汁を煮詰めたもの)のかかったフルーツデザート
後輩たちがサプライズの誕生日祝いをしてくれて、プレゼントまでいただいてしまった。その心尽くしにグッとくる。プレゼントがまたびっくりで、「Confiture et Provence (コンフィチュール エ プロヴァンス)」のコンフィチュール16種類の詰め合わせ。コンフィチュールはフランス語でジャムのことらしいけれど、いわゆるジャムとはイメージが違い、煮詰めた果物のカクテルのような感じ。「秋スイカとココナツ」とか、「洋梨と栗」とか「オレンジとチョコレート」なんてものもある。そしてほとんどがノンシュガー。
□ ひとつひとつ食べ切りサイズの真空パックってのもいいね
□ 横手やきそば
「山形料理に行こう」と同僚に連れられていったら、山形じゃなく秋田だった。しかも秋田料理というよりも、秋田出身のご夫婦が営む小料理屋さんという方が正しい。常連さんで満員のお店のようなので、お店の詳細は控えるけれど、いろんな意味で心温まるお店だった。
メニューに「横手やきそば」というのを見つけたので作ってもらったが、一見普通のソース焼きそば。「どのあたりが横手なんでしょうか?」と伺ってみると、麺が横手から取り寄せる太目のストレート角麺で、ソースも甘くて粘度の低い横手やきそばソースを使い、目玉焼きを載せて福神漬けを添えるのがフォーミュラらしい。
ちなみに、Wikipediaによれば、秋田県横手市は、同じく焼きそばで町興しをしている群馬県太田市、静岡県富士宮市と2000年に三国同麺を結成したのだそうだ。
□ パリッと揚げた皮付きチビジャガイモを甘辛味噌でからめたもの
□ 山芋の浅漬け
□ いぶりがっこ (たくわんの燻製)
□ 諸江屋 万葉の花
子供の頃、よくじいちゃんにセロファンに包まれたお供えの落雁(らくがん)をもらった。でも固くて粉っぽくてただ甘いだけのこの落雁がつらかった。というより、これはお供え専用の仏具の備品か何かで、きっと食べるものじゃないとさえ疑っていた。これが私の落雁経験の全て。
先日会社で、「金沢みやげの生落雁です」といって「諸江屋 万葉の花」という菓子を手渡された。落雁かよぉーと思いながらも、「なま?」。「なま」が付いてなければたぶん遠慮していたと思う。
開けてみると、崩れんばかりに軽く固められた寒梅粉に小豆がサンドされている。甘さも和三盆糖の柔らかく香のいい甘みで、いっぺんに落雁好きになってしまった。ネットで調べてみると取り寄せることができるようなので、さっそく購入。甘いものが大好きなカミさんからも、珍しく褒められた。
お台場のホテル日航東京で合宿。朝食に「さくら」での和食を選択したのだけれど、あまりに丁寧な応対に時間がゆっくりと流れすぎ、会議に遅れそうになる。お茶飲みながらゆったりと新聞読めてここちよかったけどね。
□ 蔬菜7種和え盛り
将来有望な若者たちに連れられて、武蔵小山の禅料理「蔬菜坊(そさいぼう)」で食事。いったい何十種類の蔬菜(野菜)を食べたことになるのだろう。おひたしの小鉢の中にも16種類の素材が使われている。店主は禅料理に感銘を受け、さまざまな古い文献を研究して独学でメニューを完成させていったそうだ。一つ一つの料理を丁寧に説明していただけて、口でも頭でも楽しむことができる。しかしあまりにも多くの素材と品数なので、悲しいかな感動しても記憶できない。たくさんの未体験なおいしさを満喫した。
秋には多種のきのこが登場するそうだ。ぜひ、秋にまた来てみようと思う。
[蔬菜坊] 目黒区目黒本町4-1-9 TEL:03-3710-4336
□ 奥は筍、エリンギ、蒟蒻の昆布締め
□ 西瓜糖(熟した西瓜の絞り汁を煮詰めたもの)のかかったフルーツデザート
今日は終日合宿会議。お昼はまたしてもお馴染み「金兵衛(きんべえ)」だったのだけれど、こんな豪華な金兵衛もあるんだねぇ。懐石弁当というらしい。だいたい弁当箱も総経木づくりで、サイズもでかい。
おみやげにキャトルの「うふプリン」をいただいた。うふはフランス語で卵のことなのだそうだ。卵ケースを目の前であけられて、このプリンが登場したときには、思わずオーッ!と歓声をあげてしまった。
安愚楽亭(あぐらてい)の豚角煮せいろ弁当を食べながら会議。ごはんの上に豚の角煮を乗せ、せいろ蒸しにされてアツアツのまま配達されるお弁当。蒸された豚角煮からタレが滲みだしたもっちりごはんに、経木(きょうぎ)の折箱の香りが漂う。
先日出張の際に伺った「まと場」にはお肉屋さんを併設してあって、連れて行ってくれた方の勧めにより、おみやげに「切り落とし(630円/100g)」を宅急便で送ってもらうように頼んであった。ショウケースを覗かずに注文したので、実際にどんなお肉が送られてくるのかわからなかったのだけれど、昨晩届いた包みを開いてみてびっくり。かなり立派なロースの霜降り肉。さっそくしゃぶしゃぶにしていただく。
□ 秘伝のたれでつけ焼きされるヒレ
津に出張。三重県の県庁所在地だけれど、ものすごくオダヤカな街で驚く。
夜は、白子(しろこ)という町にある牛肉のお店「まと場(まとば)」で会食。鈴鹿に近いこともあり、かつては故アイルトン・セナや、今では引退発表したミヒャエル・シューマッハが贔屓にしているお店だそうだ。お味の方は、まあ、何かいうまでもない、ただただ、感嘆するばかり。サシも体温で溶けていく。
[まと場] 三重県鈴鹿市矢橋1-25-15 TEL:059-382-0345
□ 網焼き ヒレ&サーロイン
□ しゃぶしゃぶ
□ スペシャル揚げ春巻き
□ ぜんざい
亀戸天神の帰りに、以前barabaraさんから紹介していただいた、錦糸町のベトナム料理屋さん「サイゴンマジェスティック」に行ってみた。ホーチミンのマジェスティックホテルからシェフを連れてきているとのこと。どれもおいしかったけれど、サックサクの衣に包まれた「スペシャル揚げ春巻き」が特に気に入った。
[サイゴンマジェスティック] 墨田区錦糸3-3-9 4F TEL:03-5637-1031 MAP
□ 生春巻き
□ 焼きビーフン
□ 鶏肉のフォー
□ 厨房
□ もものたたき
昨晩は旗の台の若鶏料理店「鳥樹(とりき)」で、ある人の歓送会。なんだかひさしぶりの、また心あたたまる宴会だった。また、鳥料理も鮮度のうまさを味わえるもの。ささみの刺身は身の締まり方にハッとする。
[鳥樹 東口店] 品川区旗の台2-9-22 TEL:03-3787-7218
□ ささみの塩レモン アスリートの間で評判の裏メニューらしい
札幌へ出張。帰りの飛行機に乗る前に、狸小路市場内にある「しもくら」で夕食。鮮魚店「下倉孝商店」直営のおすし屋さんで、ちょっと穴場的たたずまい。おまかせで握ってもらったのだけれど、道内の天然モノばかりでネタ数も豊富。魚のおいしさを満喫した。
[しもくら] 札幌市中央区南3条西6丁目 TEL:011-231-4945 (鮮魚店と兼用)
気さくでやさしい大将にいろいろ教えていただきながら、話もまたネタの味わい。
本マグロは戸井(とい)のもの。戸井は青森の大間の北海道側対岸にあたる漁港。赤身のヅケは旨さが際立つ。雲丹はねっとり濃厚系ではなく、すっきり磯風味。浜での処理の仕方がかなり違うらしく、極力みょうばんを使わないらしい。身がしっかりしていながら、繊細な風味が口の中に広がる。酢〆のニシンや、生の北寄貝の炙り、活きボタン海老などなど、鮮度を活かした味わいは、鮮魚店併設という流通力ならでは。楽しいひとときだった。
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□ 紋別の帆立 (GR-Dマクロ)
□ オホーツクのタラバガニ炙り (GR-Dマクロ)
□ ボタン海老(*istDS / PENTAX-A MACRO50mm F2.8)
□ 〆ニシン 鰊ヅメ(*istDS / PENTAX-A MACRO50mm F2.8)
□ 戸井のマグロ 中トロ半炙り(*istDS / PENTAX-A MACRO50mm F2.8)
□ つきだしのいくら醤油漬け (GR-Dマクロ)
ごちそうさまでした。(*istDS / PENTAX-A MACRO50mm F2.8)
□ 奈良七種特製釜めし
奈良出張の帰路に着く前に関西チームの精鋭たちといっしょに近鉄奈良駅近くの釜飯屋さん「志津香」で夕食。昨年春に息子といっしょに来たお店。牛蒡・人参・筍・椎茸・えんどう豆・若鶏・海老・穴子・蟹(または牡蠣)が入った釜飯に玉子が落としてあって半熟状になっている。この半熟玉子をほぐしながら、だしの効いたふっくらごはんをいただく。牡蠣もミディアムレアの状態。つくづくよくできた釜飯だと感心しながら、今年の関西業務の開幕を噛みしめる。
[志津香] 奈良市小西町5アルテ館2F TEL:0742-22-8029
今日は日帰り奈良出張。またまた品川ecuteの「つばめグリル」でお弁当を購入。今日は「メンチカツと鶏の唐揚げ弁当」。これもハンバーグ弁当同様、文句なしにおいしい。ホッとする味がする。品川の駅弁はecuteに限るね。
□ 使用している牛肉・豚肉の生産者名と、牛のBSE検査済みの固体識別番号
20日午前中は健康診断。バリウムと発泡剤で妙な満腹感を抱えたまま一日を過ごした。
夜遅く家に帰ると、京都「いづう」の鯖寿司が買い置いてあった。池袋西武の特設売り場で売っていたらしい。びっくりするくらいおいしい。載せてある昆布の糸引きは半端じゃない。試してみると2mぐらいは糸を引く。鯖は厚くぷりぷりに〆られていて、鮨飯は華やかに甘い。「なるほど、こういうもんかあ」とひとり夜中に唸ってしまった。
今日は午後から日帰りの名古屋出張。「じじーどる」で紹介されていた品川駅ecute(エキュート)の「つばめグリル」でハンバーグ弁当(950円)を購入。大きなハンバーグとこしひかりのご飯でできたシンプルで実においしいお弁当だ。
このお弁当で驚いたことが2つ。ひとつは「化学調味料なし、保存料なし」のできたたてのあたたかいお弁当であること。そしてもうひとつは、店舗と同じように、使用している牛肉の生産者名と個体識別番号が記されていること。弁当でここまでやりきるのは、本気だね。
□ 日本橋 (GR D)
昨晩、最終の新幹線で大阪へ出張。大阪のホテルにチェックインするのは24:00になってしまうので、品川駅で「日本橋」という駅弁を購入。前回の「味博覧」もおいしかったが、この「日本橋」もかなりいけてる。おかずが16種でごはんが2種。お品書きが入っているので、それを眺めながら、一箸ずつゆっくり食べていると、少し楽しい。
今日は午後から大阪へ日帰り出張。品川駅で「日本の味博覧」(1000円)というお弁当を買って新幹線に乗り込んだ。普段は幕の内駅弁はあまり期待することはないのだが、これはおいしかった。18素材のおかずに2種類のご飯。手前が松茸ご飯、奥の紫色のものが古代米のご飯。一口一口が全て違う味わいだ。丁寧にできている。
今週末は新潟の高田で法事があり、家族で大移動。お昼は長野で途中下車して「寿楽(じゅらく)」というお店で巨大なカタヤキソバをいただくこととなった。
長野に住むevekyさんにメールで「おもしろいところ」をたずねたところ、「寿楽」で「かたやきそば」を食べるべきだとういう指令。長野駅からタクシーに乗って行き先を告げると、「お、かたやきそばを食べるんですね」と運転手。「決してオオモリなんて言ってはいけませんよ」とevekyさんとまったく同じ忠告をされる。(実際には大盛りというメニューはないそうです。)
出てきたカタヤキソバは予想を裏切ることなくデカい。写真ではどうもそのデカさがうまく伝わらないが、携帯電話の大きさから予想して欲しい。高校生の息子と二人で食べても、食べきることができなかった。
観察していると、お客さんの6割はこのカタヤキソバで、あとはカツカレーと冷やし中華がほとんどだ。みなさん、一人でペロリと食べてしまう。
[寿楽] 長野市柳町1240 TEL:026-232-7711
メニューがまた変わっている。決して写真の裏焼きなどではなく、ごらんの通り。
今日は午後から大阪へ日帰り出張。品川駅でお弁当を物色していると、「当店で一番売れている貝づくし弁当!」という甲高い売り言葉に、ついつい「じゃ、それ」。本当に貝づくし。巨大ハマグリ、あさり、貝柱がびっしり。ちょっと飽きる。
昨日の大阪でのお昼ごはんは会議弁当。熊魚庵たん熊北店 (ゆうぎょあんたんくまきたてん)のお弁当が用意されていた。ランチタイムは10分しかなかったけれど、とてもおいしかったです。ごちそうさまでした。
Habitation Designのサイトに、会社のビル地下スーパーで売っている弁松のお弁当のことが載っていたので、今日のお昼はさっそくそれをトライしてみた。経木(きょうぎ)の箱に詰められた二段重ねのお弁当で、見るからに由緒正しいスタンダード感が漂う。非常に濃い味付け。たっぷりと豆きんとんが詰められている(だし巻き玉子の下あたり)。1260円。
(PENTAX *istDs / PENTAX-DA 40mm F2.8Limited)
家の近くの緑モスでようやく「匠(たくみ)」シリーズにありつけた。14:00以降しか取り扱わないので、ほとんど食べる機会がなかったが、今日は散歩の途中で遅めの昼ごはん。お店はガラガラだったが、出来上がるまで本当に10分かかった。これでは混んでいる時間帯ではオペレーションは無理なはずだ。匠アボカド山葵(880円)を頼んでテーブルで待っていると、トレイではなく、ペーパナプキンとナイフとホークがセッティングされる。ハンバーガーを食べに来たのに、いきなりナイフとフォークを出されると面食らう。ようやくやってきた匠を見ると、でかい!おろしたての山葵(わさび)をたっぷりのせてバーンズで挟み、大きな口でかぶりついた。ん?、なんともピンボケな味。こりゃハンバーガーじゃないね。サンドイッチだ。たくさんメニューがあるので、味覚のバラエティーも散らしているのだろうけど、芯はずしているような気がする。他の匠シリーズはどうなんだろうか。
今日のお昼は、テレビ局の楽屋弁当でも人気のあるらしい「金兵衛(きんべえ)」の紅鮭塩焼弁当をいただいた。焼魚を中心とした正しいお弁当という気がする。また、ごはんも、醤油のしみた海苔弁なんかだったりするから、とても落ち着く。包装紙に手書き文字で「魚屋さんのお弁当」と書いてあるのだが、おきまりではあるが、ついつい惹かれてしまう。
お昼は、最近テレビや雑誌で話題の古川橋の「大宝(たいほう)」でタンメンをいただいた。にんにくをたたいてから炒め、豚肉、もやし、キャベツ等を加えていき、スープで軽く煮込んで胡麻油を加え、平打ち麺に合わせる。特別なことは何もしていない、シンプルな味わい。このタリアテッレのような麺がおいしい。 ただ、塩味がきつかった。毎回なのか、たまたまそうなのかわからないが、口の中がしょぼしょぼになるぐらい塩っ辛かった。もう一度行ってみようと思う。
[大宝] 港区南麻布2-7-23 TEL:03-3452-5625
今日は今話題の仙台へ日帰り出張。初めて仙台駅に降り立った。牛タン定食のスタイルは仙台発祥とは知っていたが、これほど街あげて牛タンだらけとは思わなかった。まず仙台駅の中に牛タン通りなるものがあり、牛タン屋さんがひしめいている。お土産屋も牛タンと萩の月。街を歩けば、20mおきに牛たんののぼり。そんな中、お昼ごはんはお得意先に連れられて「利休」というお店で牛たん定食。牛タンなんてどこも同じだろうと思っていたが全然違った。分厚くて柔らかく、量が多い。1000円の定食でもたっぷと盛られてくる。大満足のお昼ご飯だった。ちなみに「利久」は仙台市内に14店も展開している。
[利久 中央通り店] 仙台市青葉区中央2-2-16 TEL:022-716-9233
昨晩は友人の紹介で初めてつれづれさんと顔合わせ。吉祥寺の「わ」に連れて行っていただいた。東京でもこんなお肉がいただけるんだ! レバ刺はカドが立っているぐらい新鮮。内臓の盛り合わせは9種類の部位を一つづついただける。ウルテ(牛の喉の軟骨)、豚のおっぱい、牛の血管、小腸、ハラミ、胸腺肉(リードボー)、ハツ、心臓の弁、あとなんだっけ?とにかく、珍しいだけでなく、どれもこれもびっくりするぐらいおいしい。お肉の仕入れは500M先のお肉屋さんとのこと。しかも小分けして少量で仕入れられるとのことで、これ以上の新鮮さはないらしい。つれづれさんお勧めのホルモンチゲは本当に絶品。ここのホルモン(小腸)は官能的な味がする。
しかし、よく考えると、つれづれさんとは初めて会ったのに、毎日ブログを読んでいるせいか、昔からの友人のように気兼ねなく話すことができた。調子に乗ってしゃべりすぎたかもしれない。
[わ] 武蔵野市吉祥寺北町1-10-22 TEL:0422-23-3320
お昼は仕事でお弁当。亀戸にある升本の「すみだ川弁当」というものらしい。いったい何品おかずがあるのだろうというぐらい、密度の高いお弁当だった。素材も調理もすばらしい。たまごやき一つとっても工夫が凝らしてあるし、茶飯もぷくぷく太ったあさりがたっぷり載っている。1260円、かなりお勧め。
今日のお昼ご飯は羽田の空弁。空港弁当を略して空弁らしい。浜焼き鯖寿司とかいうものを食べてみた。鯖寿司なのだけど、その鯖をなんと、焼いてあるのだ!鯖寿司とはまったく別の食べ物で、これはこれでおいしい。しかしたいへん食べにくい。夕ご飯は伊丹空港のお寿司屋さんで握りをみんなで軽くつまんだ。