◻︎ スカイタワー西東京の後ろに三連の山
西方向の空がとてもクリアなのでレンズを向けてみると、何か高い塔が見える。
地図で調べると「スカイタワー西東京」という建物らしい。
こういうランドマークがあると地図に線を引っ張って、後ろの山が何かがわかってくる。手前の二こぶのピークは左から馬頭刈山(まずかりやま)、その右が鶴脚山(つるあしやま)。その後ろに見える山が三頭山(みとうさん)。奥の高い山並みのピークが大菩薩嶺(だいぼさつれい)。大菩薩嶺を超えると甲府盆地に降りていく。
馬頭刈山から鶴脚山ぐらいまでならハイキングできそうな気がするなあ。
◻︎ 富士山の山肌にシグザグの物資運搬用のブルドーザー道が見える
自分の目は近くも遠くも見えづらくなってきている。
しかしデジカメとパソコンの組み合わせの進化のおかげで、本来なら見えないものまでよく見える。
今年は7月に70-140mmのズームレンズを入手したので、ベランダから見える関東の山々を撮ってはグーグルマップの地形図と照合して山の名前を同定したり、霞んでかすかに見えている山をコントラストを強くしてくっきり浮かび上がらせたり、等倍に拡大して思わぬものを見つけたりと、新しい遊びを見つけた。
もっと高密度のセンサー、もっと倍率の高いレンズが欲しくなる。
◻︎ 秩父の笠山の右側に雪に覆われた浅間山をくっきり捉えることができた
浅間山は、山頂にわずかな噴煙か。
◻︎ 左側の堂平山の山頂に天文台らしきものを捉えた
堂平山と右側の笠山の間にちょこんと見えるのはたぶん東西の御荷鉾山(みかぼやま)かな。
池袋の西口側、要町方面でバス火災に遭遇。
真っ黒な煙、激しい炎、けたたましいサイレン、大きな爆発音3回。
消火活動が始まると煙はすぐに白く変わり、やがて鎮火。
ケガ人がいなかったのが不幸中の幸いだ。
◻︎ 火災から3時間後の乗降口
□ 中野サンプラザ越しの大山・丹沢連山
こんな風に撮影すると、望遠レンズの圧縮効果で山の裾野にあるように見えてしまう中野サンプラザ。鋭角に切り落とされた形で、どこから見てもすぐそれとわかる。もう42歳になるそうだ。再開発が噂されているけど、オフィシャルサイトでは再整備計画はまったく未定であって、今でも営業しています...とある。
富士山の写真ってのは、撮る方は興奮状態で、その写真を見る方はそうでもないってことはわかっているんだけれど、載せちゃう。これからもバンバン載せちゃう。この日の夕方の富士山は黄金色に輝き、裾野の雲の塩梅もよく、まるで宙に浮いているようだ。
◻︎ さらに陽が傾いて...
◻︎ 豊島区新庁舎
東池袋界隈をプラプラ散歩。
東池袋駅直結の豊島区の新庁舎が異彩を放っていて、エコヴェールと名付けられた低層階の壁が見た目にも機能的にもとてもユニークだ。よく見ると、植栽だったり、太陽光パネルだったりしている。
◻︎ 旧庁舎近く WACCA シスターズ
踊っている人を撮影するのって、すごく難しいんだなぁ。たくさん撮ってみたけどほぼ全滅。
シャッター切ったときにはもう次のポーズになっているので、踊っている動きを予測してシャッター押さないといけない。あるいは使ったことない連射なのか。ネットでコツを調べてみると、「止まった瞬間を狙う」、「とにかくたくさん撮る」なんて書いてある。まあ、そうなんだけどね。
□ 象のすべり台
神楽坂は「坂」ってぐらいだから周辺は高低差の大きいところも多く、赤城神社裏は坂というより崖になっているぐらい。神楽坂駅近くの住宅街の中に、そんな高低差を利用した象のすべり台が設置されている。これカッコイイねぇ。
□ 上弦の月
ベランダから半月がきれいに見える。
手持ちではあるがズームレンズで撮影してみたところ、手ぶれ防止機能がよく効いてくれた。
月齢カレンダーをみると、9月21日の上弦の月。ちなみに今月は27日が中秋の名月、28日は満月でスーパームーンらしい。天気はどうかな?
リンツに滞在している間は晴れ間がなかなか現れず、気温も低く小雨や霧雨が多かった。そんな小雨がパラつくなか、リンツの街なかにあるOKセンターというアート拠点を散策。鳥をテーマにした実験的展示が展開されていて、可笑し楽しいものが多いのだが、圧巻は建物のさらに上に造られた木造の塔だ。これがかなり高い。そしてものすごく揺れる。しかも雨で階段がすべる! カメラのファインダーをのぞいているとグラグラきて本当に怖い。ただ、リンツの街は一望だね。
□ 大きな親鶏の見守る中、適温適湿の環境で鶏卵が敷き詰められている
□ センターの屋根の上に作られた木造の塔に登る 鳥に近づくということか
□ 新大聖堂
□ 旧大聖堂越しにみる新大聖堂
□ 南の方には工業地帯
□ 街を南北に貫くトラム
□ 戦没画学生慰霊美術館 「無言館」
70年前、ただただひたすらに夢中で絵を描いていたかったのに、招集されて異国の戦地で志半ばで散っていった画学生が多くいた。そんな画学生たちの作品や戦地からの手紙や画材道具などが展示されている「無言館」という美術館が別所温泉の近くにあることを知り、訪ねてみた。
展示されている絵を眺め、それを描いた学生の直筆の手紙をひとつひとつ読んで行くと、夢や情熱、戦地から家族を思いやる気持ち、また反対に家族がその夢を叶えようとする姿なんかがビシビシ伝わってきて、心が打ち震えていく。誰もが強いメッセージを共有するすばらしい美術館だ。
◻︎ 上田駅から上田電鉄別所線で別所温泉駅へ 車窓からは独鈷山
上田駅からは、上田電鉄別所線に乗り換えて、別所温泉に移動。
別所温泉の周辺は塩田平というエリアで、塩田北条三代の居城があり、そのまわりに神社仏閣が多くあったことから、ここは「信州の鎌倉」と呼ばれるのだそうだ。温泉もとてもよい泉質ですばらしいんだけれど、それだけじゃなく、この狭いエリアに点在する鎌倉・室町時代の仏閣もまた楽しい。一日に三重塔を三つも巡ったよ。
◻︎ 別所温泉街
◻︎ 大法寺 三重塔 鎌倉時代後期からの造営
◻︎ 大法寺 三重塔
◻︎ 中禅寺薬師堂
◻︎ 前山寺 三重塔 室町時代の建立
◻︎ 安楽寺へ
◻︎ 安楽寺へ
◻︎ 安楽寺
◻︎ 安楽寺 八角三重塔
◻︎ 安楽寺 八角三重塔
◻︎ 常楽寺 石造多宝塔
◻︎ 別所温泉の旅館の窓から
□ 7月21日夕方
台風11号が湿った空気を連れて行ってくれたのか、夏のこの時期に富士山のシルエットがくっきりと見える。翌日も、その翌日もしっかりと見ることができた。冠雪していないと富士山らしさが足りない感じもするが、東京から見る夏の富士ってのもなかなかいい。
ただ、日経電子版(2015/1/31)の記事によると、「2014年1年間に東京都内から富士山が見えた日は138日に上り、50年前の6倍に増えたことが民間観測所の調査で分かった。大気汚染が改善したことや、ヒートアイランド現象で空気が乾燥したことが要因とみられる」とある。思った以上に東京から富士山が見える日は多いらしい。
また、葛飾北斎の描いた"富嶽三十六景"全46点中、東京都内から描かれたものは18点もあるそうで、江戸時代は富士山はもっと江戸の町の景色のシンボルのひとつだったのだと思う。現代の東京も富士山との関係においては江戸時代のときのような身近な感覚を取り戻していくのかもしれない。
□ 7月22日早朝
□ 7月23日夕方
◻︎ カンヌ駅からアンティーブへ
カンヌから隣町のアンティーブへ。
初めてという同僚たちを引率して、一昨年とほとんど同じコースを散策。狭いエリアに見所がいっぱい詰まった街で、時間がないときのミニツアーにもってこいだ。
◻︎ アンティーブ旧市街地へ
◻︎ ショーウィンドウのジオラマを見つめて頭の中は空想でいっぱいみたい
カンヌ郊外の、港を見下ろすところに立つプール付きの一軒家にお招きいただき、庭でバーベキューをしていただいた。屋外にもキッチンがあり、大きな鍋でパエリヤを作り、炭火で骨つき牛の塊を焼く。こんな優雅な生活もあるのね。
フランスの浄化システムは優れもので、このプールの水は濾過循環され、一度水を入れると、一生水を変える必要がないのだそうだ。
◻︎ 大きなパエリヤ鍋で作っていただいた
◻︎ 榛名湖上から榛名富士
伊香保温泉からバスで40分間揺られて榛名山・榛名湖へ。
子供達は小学校のときの遠足コースだったらしい。
ロープウェイで一気に山頂に登り、ぐるりとあたりを見渡すと、ここが噴火口で、榛名湖がカルデラ湖であることがよくわかる。パワースポットである山頂の榛名神社を巡って、ふたたびロープウェイで一気に山下り。湖畔に臨むと足こぎボートが繋がれているので家族で湖の中央まで漕ぎ出でた。湖上でのんびりたゆたっているとボートの制限時間が迫ってきて、娘が舵をとり、カミさんと二人で猛烈なスピードで漕ぎ続けて帰着。足腰がガタガタになる。
◻︎ 榛名富士山頂から榛名湖
伊香保温泉の「かのうや」で、夜明け前に目が覚めて露天風呂に浸かろうとしたところ、眼下に雲海が広がっていた。カメラを風呂のあるベランドに持ち出し、身を乗り出して撮影。特筆すべきはこの写真が全裸で撮影されているということ。まあその姿の滑稽さを置いておくと、なんとも幻想的な静寂につつまれたグラデーション。陽が昇るにつれて刻々と変わっていく。
◻︎ 陽が昇るとあっという間に雲海は消滅
伊香保温泉では、ケーブルカーに乗って入り口まで登る「かのうや」で宿泊。
景色抜群の露天風呂付き。露天風呂もいいんだけど、部屋に高性能なマッサージチェアが置いてあり、これが爆睡を誘う気持ち良さ。
□ 神田川 高戸橋
「桃の木」でお腹が膨れすぎたので、新宿から外山多目的運動広場を抜けて目白、さらに池袋までプラプラと散歩だ。
□ クレマティス 戸山多目的運動広場
□ デージー 戸山多目的運動広場
□ 豊島区立 目白庭園
□ 豊島区立 目白庭園
◻︎ 愛鷹山の裾野越しの富士山
一年ぶりの大阪出張。
新幹線で三島駅を通過して愛鷹山の南側を回り込んだあたりから現れる富士山がカッコいい。
◻︎ 新大阪駅 551蓬莱 ここで包んでここで蒸す
地元に住む同僚が集まって石神井川沿いの花見散歩。
強風が吹いた後の4月5日なので「もう散ってんじゃないの?」とぶつぶつ言いながら、しかも当日は朝から雨で「これは中止だな」と決め込んだところに、大会委員長から雨天決行の知らせが届く。
東上線中板橋駅前の「白鳥」でプリンアラモードを食べてからスタート。自分にとっては2日連続のプリン。傘をさしながら、石神井川沿いに王子まで約6Kmの行程。橋があると渡ったりしながら右岸を歩いたり左岸を歩いたり。多くの桜は散っていて花びらが舞っていたけれど、遅咲きの桜もまだまだ残っていて、期待以上の立派な花見散歩だ。
無事、王子に到着して豫園という中華料理屋さんで宴会。そのあと駅前で立ち食いおでんでちくわぶを食べ、さらに電車で赤羽に移動し、深夜までカラオケスナックで熱唱と、めちゃくちゃ長い一日だ。
◻︎ 中板橋駅前 白鳥のプリンアラモードからスタート
◻︎ 雨天決行
◻︎ 花筏 はないかだ
◻︎ 金剛寺
□ 石神井川
土曜日のお昼頃に石神井川に繰り出してみたものの、満開までにはちょっと早かったか。花も人もまばらでさびしい。ただ30分も歩いていると汗ばむくらい暖かく、これは一気に開花だね。