□ うさ餡みつ
御徒町(おかちまち)の「うさぎや」はどら焼きの名店。
ひっきりなしにお客さんが来ては、大量にどら焼きを買っていく。ここの小豆餡が格別においしい。そのうさぎやが近くに「うさぎやCAFÉ」というカフェを出店。焼きたてのどら焼きの皮を使ったパンケーキが評判でメディアにもたくさん取り上げられているけれど、店に着いてみると、朝9:00-9:10までのたった10分間の限定メニューなのだそうだ。残念、ピンポイントすぎる。
せっかく来たので、「うさ餡みつ」と「うさ志る古フロマージュ」を注文。
うさ餡みつは寒天に、粒あんとはちみつと赤えんどうがのったもの。ただ、これがどんぶり一杯やってきた。すごい量だ。うさ志る古フロマージュはチーズが溶かし入れられたお汁粉で最中の皮を添えて出される。
□ うさ志る古フロマージュ
[うさぎやCAFÉ]
台東区上野1丁目 17-5
TEL:03-6240-1561
寛永寺は、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門(東北)にあたる上野の台地に建てられたものだけど、これは比叡山延暦寺が、京都御所の鬼門に位置して、朝廷の安穏を祈る道場であったことにならったものだという。 さらに、比叡山にとっての琵琶湖の関係をうつして、寛永寺においては不忍池(しのばずのいけ)がそのポジションを担うのだそうだ。
そんな不忍池≒琵琶湖のほとりに、「びわ湖長浜 KANNON HOUSE」という、現代のお堂が登場した。滋賀県の琵琶湖の北西部にある長浜市は観音の里と称されるところだそうで、長浜市の各村々から定期的にいろんな観音様が順番に上野にやってくるのだという。ここに行くと、何百年ものあいだ、さまざまな願いを受け止めてきた観音菩薩に話しかけることができる。
□ 檜の格子壁で造られたお堂
□ 観音菩薩も蓮の蕾を持っている
□ ローストビーフ
同僚の誘いで代官山の「焼肉かねこ」で会食。こんなおしゃれな住宅街で焼肉屋さんを営業できることにまず驚く。外からはまったく焼肉屋さんには見えないけど。
前菜にローストビーフがあって、珍しいなあと思いながら一口食べてハッとした。この味はユッケだ。うまく考えたものだ。このお店にはオーダーのルールがあるようで、最初は店主お勧めの「おまかせ盛り」が基本で、そのあとの追加は自由となる仕組みだ。そのおまかせ盛りが美しくて、目にもおいしい。
□ 店主のおまかせ盛り (4人分)
□ 冷麺(1/4)
[代官山 焼肉かねこ]
渋谷区猿楽町17-17
TEL:03-6415-4129
□ 岩牡蠣
社会人になって、ちょこちょこ接点のあった方が、実は高校の同級生だったことが判明して驚いた。「今度飲もうねー」ということで銀座の「ちゃぼうず」というお店で一献。高校時代は隣のクラスだったにもかかわらず出会ったことはなく、ただ、先生や友人が共通で、社会人になってからも、会社は違えど同じできごとに関わってきたので、話題に困ることがない。とても不思議な縁だ。
「ちゃぼうず」は入口がせまくてわかりずらく、二階への階段を上って店に入ると実はものすごく広いお店。メニューも面白く、何を頼んでもおいしい居酒屋さんだ。
□ スペアリブのサラダ仕立て
□ 穴子の下にパプリカのムース
[酒菜庵 ちゃぼうず]
中央区銀座1-4-6 ナスダビル2F
TEL:050-5869-4756
□ もやしと豚肉の焼きそば
もうすぐ8月になろうというのに気温がほどほどの日が続いていて、眠るときも冷房をつけずにいられて、ほんとうにありがたい。暑い夏も、せいぜいこのぐらいがいい。週末にかけて、南から熱気を帯びた高気圧がせり上がって梅雨が明けると、また灼熱の日々がやってくるんだろうけどね。
[慶楽 (けいらく)] 【閉店】
千代田区有楽町1-2-8
□ ササミ(カルビ) ガーリック&バター
四半期に一度のペースで開催している渋谷の「ゆうじ」での焼き肉の会。
今回はおまかせではなく、メニューの中からオーダー。
例によってどれもこれもおいしいんだけれど、今回特にハッとさせられたメニューは、分厚いササミ(カルビ)をニンニクとバターを溶かしたものにつけて食べるもの、ツラミ刺をポン酢醤油と合わせたもの、ハラミを生姜醤油をつけて食べるものの三点。すばらしい。ササミはまず見た目のインパクトが半端ない。万願寺唐辛子と並べると美しすぎて、もうアートの世界だ。
□ 強い炭火でも、網の端をうまくつかいながらミディアムレアに焼き上げていく
□ ハツ刺
□ ツラミ刺 (ポン酢醤油)
□ ハラミ 生姜醤油
□ ハラミ タレ
□ 牛タン塩
□ コプチャン塩
□ コプチャン タレ
□ ハバキのヅケ
□ カルビ
□ シビレ 生姜醤油
□ シメに厚切りタン
□ ミニカレー
[ゆうじ]
渋谷区宇田川町11-1
TEL:03-3464-6448
4月末に川越の「いちのや」で鰻を食べたときに、次は「小川菊(おがぎく)」に行こう...ということで週末に出かけてみたものの、店前に到着してみるとすでに昼の部は整理券が打ち止め状態。 並ぶことすらできない。 そこで前回と同様「小川藤(おがとう)」の行列に加わるものの、すでに40人並んでいる上に、30分待ってもほとんど行列が進まず、あきらめて「林屋」に向かう。
林屋はもともと栃木県那珂川町の川魚のお店で、2010年に川越に新規出店したらしい。川越らしさあふれるシックな店構えと、小川菊をあきらめたお客さんを一網打尽で受け止める絶妙のローケーションも功を奏して、林屋の店前も順番を待つ客であふれかえっている。それでも40分ぐらいで入店できた。
神亀の冷酒とお新香で焼き上がりを待つ。
身の厚いうなぎでプリっとしている。好みはしっとり柔らかい方だけど、これはこれでまたこのお店の個性だな。
□ 店内から行列を眺めながら
□ 神亀
□ 林屋の店頭
□ こちらは小川藤(おがとう) 40人の行列
池袋駅の北側に、西口から東口へ線路の下をくぐり抜ける長い通路があって、そこを出た先に行列ができていた。そしてものすごく上質なバターの香りが漂っている。「RINGO」というアップルパイの専門店だ。チーズタルトの「BAKE」の姉妹店らしい。漂う香りに香料感がなく、官能的。この香りが漂うだけで、人を集める看板は不要だ。行列に並んで買って帰り、BALMUDAのトースターでリベイクしたところ、モードを間違えて黒こげになってしまったという悲しい話が続くんだけど....
□ 只今お一人様4個まで
□ あら炊き塩らぁめん
池袋西口の近くにできた「麺屋海神」でランチ。魚のあらを炊いてとった出汁を使った塩ラーメンを注文。この日は、穴子、真鯛、金目大、平政、平目のあらを使用と壁に大きく貼ってある。旨みたっぷり。このスープで鍋してもいいね。澄んだスープに加えて、白髪ねぎ、みょうが、針しょうが、大葉、糸唐辛子の薬味がスッキリ感を出す。紅白のだんごは海老&鱈のつみれと鶏つくね。ラーメンとしては個性的でもとてもなじみ深くておいしい。
[麺屋海神 池袋店 (めんやかいじん)] 【閉店】
豊島区西池袋1-19-2
かなり前にサンパウロに出張したときに、よく食べたポンデケージョというモチモチのチーズパンがあって、最近ではあちこちのパン屋さんでおいてあったりする。そんなポンデケージョ専門らしき、珍しいカフェを見かけたので寄ってみた。モチモチパンは練り込む具材によって何種類もあって迷ってしまう。コーヒー豆も近くでローストしていて、香りもいい。水だしコーヒーなんかもおいてある。
[ぽんでCOFFEE (ポンデコーヒー)]
豊島区南池袋3-13-13
TEL: 03-6907-2256
□ 杏豆かん 黒蜜
門前仲町の「いり江」へ。
豆かんが大好きなんだけど、いかんせん写真映えしないので、杏を載せてもらった。
□ 伊能忠敬像 (富岡八幡宮)
[いり江]
江東区門前仲町2-6-6
TEL:03-3643-1760
□ 玉子入りムルギー 玉子増し チーズトッピング
この際、もうひとつ富士山を続けておこう!
道玄坂「ムルギー」の玉子入りムルギーを、さらに玉子増しにしてチーズトッピング。この暑い中、この山に登ると、特に辛すぎるわけじゃないのに、汗をかきにくい体質でも、いい感じでスパイスが効いて汗だくだ。
[ムルギー]
渋谷区道玄坂2-19-2
TEL:03-3461-8809
□ 五色涼拌麺
猛暑の中、神保町のすずらん通りにある老舗「揚子江菜館」で元祖の冷やし中華だ。
麺がまったく見えないぐらい完全に具材に覆われた、富士山のような盛りつけが美しい。
□ 錦糸卵の中からウズラの卵と肉だんごが現れた
[揚子江菜館 (ヨウスコウサイカン)]
千代田区神田神保町1-11-3
TEL:03-3291-0218