□ 鯨の上にバナナピーマン、百合根の花、黒唐辛子、伏見唐辛子
元同僚が独立して事業を始めたのを応援して、新事務所の近くの「ビンゴ」で会食。
おめでとうの乾杯に登場したのが鯨の唐揚げ。この一皿で一気に昔の学校給食話題となる。鯨の上に載った似たもの4兄弟、バナナピーマン、百合根の花、黒唐辛子、伏見唐辛子の素揚げがまたマニアックなおいしさ。話が盛り上がる素晴らしい一皿。
□ 玉葱と岩牡蠣のスープ
□ ブルターニュ産オマール
□ オマール
□ オマールの爪
□ 鮎のコンフィ
□ 糸瓜、ハタ、カサゴのスープ エンゼルヘアのパスタのよう
□ 口直し、ゴーヤとパイナップルの味がする...
□ 天然鰻のカルボナーラ 極太スパゲティ
[Bingo (ビンゴ)]
港区西麻布4-19-9 B1
TEL:03-5774-5721
□ 上ロースかつ定食
これは完璧なとんかつだね。高田馬場の「とんかつひなた」。
断面のジューシーさは脂であり肉汁であり、絶妙な火の通り具合から生まれる最高の仕上がり。一口噛んだときの衣の軽さとジュワっと滲みだす旨みの広がりとはものすごく印象的。卓上に用意されている二種類の塩やオリジナルのとんかつソースとさらさらソース、オリーブオイルなんかをいろいろ試しながら食べるのがまた楽しい。
夜はいろんな部位を使った、とんかつの「食べ比べのコース」ってのがあるらしい。
[とんかつ ひなた]
新宿区高田馬場2-13-9
TEL:03-6380-2424
□ 水冷麺セット (豚炭火焼付き)
体温を超える気温の中、新大久保にある「コサム冷麺専門店」でランチ。
80席を超える広い店舗が満席だ! これだけの人がみんな冷麺を啜っている光景はそれだけでも圧巻。その人気の冷麺はといえば、さつま芋でんぷん100%の極細麺に冷え冷えのシャーベット状スープ。おそらく大根などの漬け汁と牛骨ベースを合わせたであろう酸味の効いた薄味のスープはいつまでも飲んでいられるようなバランスのよさ。冷麺とセットで添えられるのが豚肉の炭火焼。甘辛い味付けに炭で炙った香りがいい。食べ終わる頃には身体がすっかり冷えてくれるのはいいけれど、お店を出るとまた熱風に襲われてしまう。
[コサム冷麺専門店]
新宿区百人町1-1-26 第三サタケビル 1F
TEL:03-6233-7081
□ 鰻 とうもろこしごはん パクチー
家族でご近所フレンチ。「シュヴァル・ド・ヒョータン」というお店で、お箸も日本酒もあるフレンチベースのカジュアルな美味しいもの屋さんという感じかな。人気でなかなか予約がとりづらい。この日は土用の丑の日近くだからなのかトウモロコシご飯の上に鰻が載ってアクセントにパクチーが添えられた。こういうメニューが面白いな。
□ 山形正宗をワイングラスで
□ ムール貝
□ 雪降和牛
□ 桃のコンポート
[Cheval de Hyotan (シュヴァル・ド・ヒョータン)]
豊島区西池袋3-5-7
TEL:03-5953-3430
□ りゅうきゅう
「坐来大分」で会食。この和食店は大分県の公式アンテナショップとされていて、大分の素材で大分の料理が登場する。関アジ、関サバや豊後牛(ぶんごぎゅう)なんてのは高い知名度だけど、「りゅうきゅう」とか「おらんだ」というメニューは知らないよね。「りゅうきゅう」というのはアジ、サバ、ブリなどの刺身を醤油、酒、ミリン、ゴマなどを合わせたタレに漬け込んだもの。坐来大分のりゅうきゅうは薬味がたっぷり載っている。これに合わせて大分の冷酒を飲み進む。「おらんだ」はゴーヤと茄子を炒めて醤油や味噌で味付けしたもので、同じものを熊本では「こねり」と呼ぶらしい。大分県内のお店でもここまでの大分づくしはなかなか味わえまい。
□ 玉蜀黍掻き揚げ 鰻蒲焼 おらんだ(にがうり+茄子)
[坐来 大分 (ざらい おおいた)]
中央区銀座2-2-2 新西銀座ビル8F
TEL:03-3563-0322
□ ビチェリン (チョコレートドリンク)
「災害級の暑さ」とか「命に関わる危険な暑さ」なんて言葉が生まれるくらい、今年の暑さは「猛暑」では表せない水準に達してしまった。そんな暑さを避けて冷房の効いた地下街を辿り、先月東京芸術劇場の2階に先月出店したトリノの老舗「ビチェリン」で看板メニューのチョコーレートドリンクを飲む。255年前にこのレシピで飲まれていたというのだから、それはきっと大行列だったろうね。
[Bicerin(ビチェリン) メトロポリタンシアター店] 【2021年 閉店】
豊島区西池袋1-8-1 東京芸術劇場 2F
炎天下を避けてひたすら地下街伝いで移動しながら「屯ちん」にたどり着いて、クーラーの冷気の直撃を受けながら熱い味噌ラーメンを啜る。
[屯ちん 池袋本店 (とんちん)]
豊島区南池袋2-26-2
TEL:03-3987-8556
□ 豆板冷麺
昼に銀座で開催されていた先輩の写真展に出かけたら、頭から湯気が上がるんじゃないかというぐらい暑い。帰りは朦朧としながらビルの日陰を渡り歩いて「慶楽」に立ち寄り、初めて「豆板冷麺」を注文。よく冷やし締められた細麺をほどよい辛さの豆板醤ダレにからめて、甘いチャーシュー、たたいた胡瓜とイカが載る。身体の中からもクールダウン。
[慶楽 (けいらく)] 【閉店】
千代田区有楽町1-2-8
□ 胡麻だれの鯛とワラサのお茶漬け
東京都美術館で開催されていたプーシキン展の帰りに、根津の方に散歩し始めたら、おいしそうな店構えの「菜の花」というお店の前で足が留まる。覗いてみると数席空いていたので滑り込むように入店。この日のランチのメニューは1点で、「旬のお魚の茶漬け膳」というもの。素材は店主の出身の佐渡から届いたものばかり。前菜のあとには茶漬けのセットが登場。まぐろと鯛とワラサが胡麻ダレに漬けられている。一口目はまぐろでそのままで、そのあと鯛とワラサは、番茶に昆布の粉が入ったお出汁をかけて茶漬けでいただく。上野桜木で佐渡前料理。
□ 佐渡の素材で作られた前菜
□ まずは胡麻だれの赤身でごはんを数口
□ 声をかけると熱いお出汁が登場
[菜の花 (なのはな)]
台東区上野桜木1-10-26
TEL:03-3827-3511