□ 杏豆かん 黒蜜
門前仲町の「いり江」で、豆かんの上に杏をトッピング。
いり江の赤えんどうは、豆の皮がやわらかく、粒全体がホクホク。
[いり江]
江東区門前仲町2-6-6
TEL:03-3643-1760
□ 桜御膳 (蕎麦とミニ蒸し寿司のセット)
神楽坂の大阪鮨「大〆」に向かったところ、ガビーン! 店舗が無くなっているじゃないか!
そのあとに「かね田 宝庵」というお蕎麦屋さんが入っている。店内を覗くと席が空いているようなので、そのまま入店。店内にはガラス張りの蕎麦打ち室がある本格手打ち蕎麦屋だけど、それだけじゃなく嬉しいことに、大〆から伝授された蒸し寿司が食べられるという。大〆の親戚筋にあたる鰹節問屋が経営するお蕎麦屋さんなのだそうだ。なるほど湯飲み茶碗も大〆のお店で使われていたものだ。
蒸し寿司がどうなっているか気になって、ついつい蕎麦に無関心になりがちだけれど、蕎麦は文句なくおいしい。鰹節問屋の経営する蕎麦屋さんだから、当然蕎麦つゆに手抜きがない。かなりトロッとした蕎麦湯で割っても、しっかりと出汁の香りを楽しむことができる。
蒸し寿司も一安心。焼いた鯛のほぐし身と甘く煮た椎茸が寿司飯に混ぜ込まれた上にたっぷりの錦糸卵とコリコリのキクラゲが載せられていて、ふんわりと暖かい。
□ 桜御膳 (蕎麦とミニ蒸し寿司のセット)
□ プレミアムモルツの生ビール おいしい!
□ 大〆で使われていた湯のみ
□ 大〆がここにあったというプレート 107年間だよ...
[かね田 宝庵 (カネタ ホウアン)]
新宿区神楽坂6-8 大〆ビル
TEL:03-6457-5215
□ 叉焼ワンタンメン麺
インスタで見かけた赤いチャーシューに惹かれて横浜元町の「下前商店」にやってきた。住宅街の中でほんの小さな看板がぶら下がっているだけ。店内も全て店長が一人で切り盛りしている。あらかじめ決めておいた叉焼ワンタンメン麺を注文。バラとモモのチャーシューが4枚ずつ。やっぱり赤い縁取りが魅力的。これがまたそれぞれ分厚くて、豚肉だけでも200gはあるんじゃないかと思うぐらい肉肉しい。写真映えするけどちょっと多すぎた。あまありにお腹いっぱいになったので、すぐ裏の元町公園を散歩。
□ 元町公園プール
[下前商店]
横浜市中区元町1-54-1
TEL:045-662-6588
□ 8月のかき氷
最近かき氷ブームがマイブームのカミさんといっしょに池袋東口の人気カフェ「COFFEE VALLEY」でかき氷。8月のかき氷はブラジル コーヒーシロップ、ナッツクリームチーズ餡、オレンジ蜂蜜漬け、メレンゲココというレシピーで、いわばコーヒー味のかき氷。ありそうでなかったコーヒー味のかき氷もクリームチーズ餡が載ることでかなりうまく仕上げられている。
[COFFEE VALLEY (コーヒーバレー)]
豊島区南池袋2-26-3
TEL:03-6907-1173
この日はマジックアワーのあとの夜空も凄かった。
ふと見上げると西の空に不気味にオレンジ色の半月が浮かんでいる。沈もうとしていうようで、しだいに赤みを増して高度を下げていく。いつもは地表近くの雲や靄にかすんで見えなくなることが多いけれど、この日は空気が澄んでいるので霞むことなく杓子山(しゃくしやま)と鹿留山(ししどめやま)に沈んでいった。
□ 杓子山(しゃくしやま) 鹿留山(ししどめやま)に沈む
お盆休みも終わりに近づき、この日は連日の猛暑から一転、つかの間の涼しい朝を迎えた。
涼しくなると、なんだか秋の雰囲気。富士山も秩父の山々もとてもクリア。
陽が落ちたあとはマジックアワーとなり壮絶な夕焼け空が展開された。
□ 左 雲取山から 右 武甲山 方面
□ バレンティンのスイングは豪快
たまに野球を見に行っても、もうほとんど選手の名前がわからない。
ベテランかコーチの中に知った顔を見つけるのがせいぜいだ。
それでも応援歓声の中でレモンサワー飲みながら観戦するのは楽しいな。
□ その強烈な打球が球審の股間を直撃
□ ニョッキ フルーツトマトと巨峰、蓴菜のスープ
箱根町港から一日に二本しかない哀愁漂う路線バスに乗って湯河原へ移動。
このバスの車窓からの景色が予想外に素晴らしかった。大寒山(たいかんざん)から芦ノ湖越しに見る富士山、峠を越えて一気に広がる太平洋の眺望、つづら折りに下りながら見下ろす湯河原の里など、わずか30分の中に見どころ満載。
路線バスを降りて、昨年と同じ温泉オーベルジュの「湯楽」へ。
温泉でありながら、地元素材をたくさんとりこんだ浴衣着たまま、お箸で食べていい本格イタリアンだ。お酒もシャルドネ飲んでからお造りで純米酒に切り替えて、また赤ワインへと自在。
□ 豚ヒレロースト 酢橘風味の豆乳ソース
□ 相模湾産 地魚
□ 小エビと帆立貝のフリット 白瓜ピュレ 無花果 生ハム
□ 真鶴産アワビ 茄子の蒸し煮
□ 鮮魚香草蒸し タコのラグーソース
□ 和牛ヒレ タリアータ
□ トウモロコシの炊き込みご飯 トリュフ添え
[湯河原温泉旅館 源泉かけ流しの湯 オーベルジュ湯楽]
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上528
TEL:0465-62-4126
□ 箱根関所
箱根から湯河原に向かうために、桃源台から海賊船に乗り、箱根町港(はこねまちこう)へ移動。初めて芦ノ湖の海賊船に乗船だ。船のスピードは10.5ノットで時速にすると約20km/h。これは箱根の駅伝ランナーのスピードと同じくらいなのかな...なんて考えているうちにあっという間に箱根町港に到着。埠頭の真向かいに一網打尽的に位置する「畔屋(ほとりや)」の中にある「cafe KOMON 湖紋」に立ち寄って芦ノ湖を眺めながらランチ。スフレ状のパンケーキや自分で焼く団子なんかが楽しい。
ランチのあとは、見事に復元された「箱根の関所」を散歩。
資料館も整えられていて、「関所」という視点から江戸の時代を感じ取ることができるところがとてもいい体験だ。
□ 芦ノ湖を眺めながら 畔屋特製カレー
□ 畔屋特製パンケーキ
□ 本陣だんご 自分で団子や餅を焼きながら
□ 立派な桃を売っている横でジュースをつくってくれる
□ ポーラ美術館 エントランス
強い陽射しを抜けて、箱根の森の中にある気持ちのいいポーラ美術館を一巡り。
来館者も少なく、モネやルノワール、ピカソ、藤田嗣治、ガレなんかの所蔵品をゆっくりと見て回ることができる。今はルドンの企画展も行われているので、かなり楽しい展示になっている。歩き疲れたらカフェ「チューン」で一休み。練乳のジェラートのようなソフトクリームが載ったコーヒーゼリーがおいしい。
□ カフェ チューン コーヒーゼリーソフト
□ 今年二回目のルドン展
夏休みは箱根と湯河原へ。
初日は激しい雷雨で一晩中ゴロゴロピカピカ。翌日の昼近くにようやく晴れ間が見えてきたところで、仙石原へ散歩に出て、予約しておいた「しずく亭」で冷酒を飲みながら炒ったむかごをつまむ。しばらくすると調理場からゴリゴリと自然薯を擂る音が響いてきた。麦とろごはんをスルスルと流し込む。
□ 炒り むかご
□ 麦とろ (干ものなし)
□ 黒糖ゼリー
[しずく亭 (しずくてい)]
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1246
TEL:0460-84-2248
□ 三種のかき揚げ
「絶対満足するはずだから...」と言われて、連れて行ってもらった赤坂の「SSAW」でランチ。
ただし11:00に行かないと行列で入れないし、人気のかき揚げがなくなってしまうというので、1時間前倒しの昼休みで決行。すんなり入店できたものの、あっという間に満席。
二種類のメニューから「三種のかき揚げ」を注文。
たしかに、これで1000円ってのは人気になるはずだよ...という内容。
三種のかき揚げってのは、甲イカと枝豆のかき揚げを塩で、つる紫と油揚げのかき揚げを天つゆで、夏野菜のかき揚げはアラビアータソースで仕上げてどんぶりのご飯の上に載せてもの。これにカンパチのお刺身、A菜とシメジの煮浸し、もずく、お新香、真鯛のブイヤベースがついている。もうひとつの選択メニューは「夏のしぐれ丼」と名前がついていて、牛しゃぶしゃぶ、牛しぐれ煮、スクランブルエッグが丼に載ったもの。こちらもおいしそう。
満足しないわけがないびっくりランチだ。
□ カンパチ
□ A菜としめじの煮浸し
□ 真鯛のブイヤベース
□ 夏しぐれ飯
[立場割烹 SSAW]
港区赤坂3-15-1
TEL:050-5594-8818
□ とちおとめいちごかき氷 + 練乳
子供のころは一家に一台はかき氷マシーンがあったものだけれど、いつのまにか世の中から消えていってしまった。それは第二次かき氷ブームだったらしい。第一次かき氷ブームは昭和の初期で、現在は第三次かき氷ブームなのだそうだ。秩父や日光の天然氷のもたらすふわふわな食感のものや、台湾や韓国からの参入が拍車をかけてかき氷界にイノベーションが起きているんだろうね。もはや子供のころに食べたイチゴやメロンのシロップがかかった、キーンと眉頭が痛くなるものではなくなった。
百貨店の催事場に登場した日光の「四代目徳次郎」の天然氷を使ったかき氷。いちごと練乳の組み合わせは鉄板だ。
□ 二味(ゴマだれつき)天ざる稲庭うどん
Esola池袋の6階にある稲庭うどんの「秋田 眞壁屋」の窓際で、ウエストゲートパークを見下ろしながらランチ。うどん屋さんというより、うどん居酒屋さんかな。秋田の酒を飲んで、キャベツメンチなんかをつまんでいるちに、つやつやできれいなひねりの入った稲庭うどんがやってきた。
□ キャベツメンチ
[秋田 眞壁屋 Esola池袋店 (アキタ マカベヤ)]
豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋 6F
TEL:03-6914-2776
□ アメイジング冷麺
一瞬何がどうなっているのかよくわからないぐらい斬新な「華湘」のアメイジング冷麺。
冷やし中華の豪華版で、フォアグラ、海胆、イクラ、車海老、タラバガニ、平貝、夏野菜が盛られている。かなりイっちゃっているメニューだ。
[華湘 (かしょう)]
スパイス池袋東武15F
TEL:03-5951-0301
□ アガリクス 蓮根 ラムスペアリブ
辛いものが大好きということを確認して、「蜀郷香 (シュウシャンシャン)」で会食。
「蜀郷香」の四川料理は、そのスパイスワークのバラエティの豊かさだけじゃなく、酸味や旨味、香りの組み合わせが創造的なところがつくづく関心させられる。たとえばスープ。上湯にアガリクスの滋味とラム肉の香りが合わさり、体験したことのない深い味わい。酸菜魚というメニューは強い旨味に鮮烈な酸味、そして鋭い辛味。旨スッパ辛い。これも初めての体験。とても美味しい。
□ これうまい! 酸菜魚(スァン・ツァイ・ユー) ハタ
□ 前菜(一人分)
□ 車海老の老酒漬け
□ ツキノワグマ
□ 桃のフリット
□ 30回かき混ぜる 担々麺
□ 麻婆豆腐
□ ぶどう ほおづき
□ 杏仁豆腐
[蜀郷香 (シュウシャンシャン)]
新宿区舟町5-25 TSI FUNAMACHI 2階
TEL:03-3356-0818