赤坂のいろーんなお店ををプロデュースしてランチ弁当をデリバリーしてくれる「花咲ランチ」。 ときどき昼時会議でお世話になる。この日は「旬香亭(しゅんこうてい)のトンテキ弁当」。豚肉の下に敷き詰めたキャベツともやしがシャキシャキしておいしい。
□ 鴨の串焼き いろんな部位を串に刺してある
副都心線で通う同僚と3人で池袋の「笹周(ささしゅう)」で食事。池袋で気の利いたお店を探すのは本当に大変で、この「笹周」も"池袋らしくないお店"とか、"池袋にしては珍しい"とか評されている。昭和26年創業とか、古民家のような建物が、いかにも新陳代謝の高い街の中では異彩を放っている。しかし、いっしょに行った二人はほとんど食事をしない。名物の鴨鍋を頼もうとしたら、「酒を飲んだら、ほとんど食べられませんから.....」と。 結果から考えると、お店はどこでもよかったのかもしれない。
【追記:2009.10.28】
「笹周」は2009年5月ごろお店を閉めた模様。
[笹周 (ささしゅう)] 【閉店】
豊島区池袋2-2-6
□ 日替わり定食
赤坂の「おふくろの味 ねぎ」が移転するとは聞いていたけれど、消息は未確認だった。先日エスプラナード赤坂通り(田町通り)を歩いていたら、偶然「ねぎ」の看板を発見。ランチで入ってみると、年季の入ったオヤジ連中(自分もその一人)がひしめくように焼き魚をつついているではないか。悲しいかなとても落ちつく。昼の客層でみると、前の場所の方が、若い人や女性が多かったような気がするんだけれどなあ。
[おふくろの味 ねぎ]
港区赤坂3-7-15 MAP
TEL:03-3584-5345
□ 板わさ
心細くも、もらったあいまいな地図と道案内文どおりに狭い路地を奥に進むと、その入り口らしき場所にたどりついた。扉を開けて入っても誰もおらず、池に落ちそうになった。暗闇に目が慣れると、もう一枚扉があって、おそるおそる開けると、オーパスワンがスラーっと並んだワインセラーの美しい廊下が現れた。広尾駅近くの「こうもと」。フレンチかと思いきやこれが蕎麦割烹ときた。驚きの連続。そこんところが楽しいお店なのかもしれないから、ネタバレにならない程度に板わさ写真を。
□ 雲丹の天ぷら
□ 帆立・エビ入り魚のテリーヌ
続けて通いすぎた反動で足が遠のいてしまった赤坂「ホワイエ」、久しぶりにランチ。毎回違うものを食べようと思っていたのに、アイタタッついつい同じ主菜を頼んでしまった。
[レストランバー ホワイエ]
港区赤坂2-14-12 MAP
TEL:03-3585-1088
□ 豚バラ肉の黒胡椒焼きマスタードソース
□ サービスのカスタードプリン
□ チキンカレーとキーマカレー
4-5年前に仕事先での長い会議のあと、腰がいたくなって歩けなくなってしまったことがあった。そのままタクシーに乗って、いろいろ考えた末に家の近くの鍼灸院にたどりつき、針治療を受けてみた。元来、針刺すぐらいで、身体の痛みがとれるなんてことを信じていなかったものだから、治療を受けているうちから痛みがとれて、足が楽に動くようになったときには驚いた。「先生、ありがとうございます!」何度もお礼を言ったような気がする。先生の手を握っていたかもしれない。前置きが長く、本題が極めて短いのだけれど、その鍼灸院が、ある日インド料理店に変わってしまっていた。狭いお店にもかかわらず、厨房にインド人が4人もいて、オーナーと思しき日本人がレジに張り付いている。休みの日にそのお店でカレーランチ。焼きたてのナンはおいしいけれど、もうここじゃ腰は治らないなあとひとりごちる。
□ タンドリーチキン
□ 揚春巻き
さんざん下調べして目指したはずのお店がクローズド! あまり詳しくないエリアで難民となって、ベトナム料理のアオザイに切り替えたつもりが、ベトナム料理なら新規開拓しようということになり、たどりついたのが「ベトナム食堂」。
[ベトナム食堂] 【閉店】
豊島区西池袋5-1-3 メトロシティ西池袋2F
□ 生春巻き
□ 豚肉のピーナツ風味串焼き
□ 小松菜の海鮮炒め
□ 煮込み牛肉のピリ辛麺
□ あっさり鶏肉のフォー
□ アボガドのチェー
□ 太い竹竿に全身の体重をかけてリズミカルに打つ麺
散歩の途中、赤羽の商店街で子供たちのダンスパフォーマンスの混雑を避けて裏道に入ったところで、竹で麺を打つ姿に出くわした。「満月」というラーメン屋さん。こういう出会いには素直に身を預ける。いいよ、ココ。昔からいっしょうけんめいラーメン作ってます、みたいな雰囲気がプンプン漂っていて、ジワーっとうまい。日曜の二時ということもあるかもしれないけれど、子供と母親という組み合わせで満員というのも、地元に愛され続けてきた証に違いない、と勝手に納得。
□ チャーシュー麺 コシの強い縮れ麺の舌触りがいい
[満月 (まんげつ)]
北区赤羽2-4-5 MAP
TEL:03-3903-5612
□ 雲丹の下にコノワタ 磯の香りがすごい
いいお店に連れて行ってもらった。いいお店というよりも、こういうお店が好きなんだな、自分は。こじんまりとして、気さくで、ちょこちょことおいしいものが登場する。奥にテーブルもあるようだけれど、5席しかないカウンターが楽しい。カウンターの上にARDBEGなんかも置いてあって、今度は和食にシングルモルトって組み合わせに挑戦してみよう。
[包丁人 三郎]
港区麻布十番2-18-8 MAP
TEL:03-5442-0558
□ ホタルイカ醤油漬け
□ 穴子焼き
□ 牡蠣の醤油焼き
□ アオリイカ、ホウボウ、イシガレイ、タイ、ホタテ
□ 豚肉の朴葉味噌焼き
□ 厚くフワッとした玉子焼きがのるオムライス
赤坂の階段坂、丹後坂の途中にある「曼荼羅舎」でランチ。階段を上るたびにこの「坂の途中」というロケーションが気になっていたお店。料理もなかなか、おいしく、そしておもしろい。ランチは、大皿に曼荼羅状に盛り付けられた和食、オムライスとエビフライ、カレーとエビフライの三種類。今回はオムライスを注文。玉子焼きが厚くフワッとしておいしい。気になるのは皿の上のレイアウト。オムライスの山の上にブロッコリーが載り、その山の向こうにエビフライがたなびく。この個性的なレイアウトに意味があるのかだろうか?
[曼荼羅舎 (まんだらや)]
港区赤坂4-5-21 バルミー赤坂1F MAP
TEL:03-3505-5343
□ オムライスとエビフライ
□ カタプラーナ鍋
マデイラ島料理というものに出会った。なにゆえこの広い広い地球の中から、大西洋の一点マデイラ島の料理が選ばれて表参道にあるのか、ナノクラスのニッチな選択。一体どんな料理が出てくるのか。
[ペローラ アトランチカ] 【閉店】
マデイラ島はポルトガル領なので、基本はポルトガル料理。ブラジルと同様、フェイジョアーダやエスペターダス、ポンデケージョなど、名物料理が並ぶ。
□ 魚介のカタプラーナ トマト風味 (アサリ、エビ、タコ)
水やワインを入れることなく、素材の水分だけで蒸し上げられた魚介の鍋料理、カタプラーナ。残った濃厚な汁でリゾットを作ってもらえる。 これ、最高。
□ フェイジョアーダ
□ すじこ
「鈴むら」を出てしばらく歩いてると、なんとおにぎり「ぼんご」があるじゃないか! 大塚のぼんごの二号店だ。満腹に挫けそうになりながら家族の意見を聞くと、「せっかくだから食べてみたい」と来たもんだ。三人でカウンターに並んで一個ずつ注文。満腹でもやっぱりうまいんだなぁ。握り方でこんなにおいしくできるんだ。「もう1つ食べるか?」
[ぼんご 板橋店]
板橋区板橋1-27-13 MAP
□ 冷酒
娘が卒業旅行とかで旅に出てしまったので、家族成人3人組で人気の居酒屋さん板橋「鈴むら」に行ってみる。黒板に書かれたお勧めメニューには活〆の魚がズラッと並ぶ。しかも550円と破格に安い!コリコリのつぶ貝を塩とすだちで食べるのもうまかった。これとて850円。450円の真いわしの刺身にも、あとから骨の唐揚げがついてきた。手間を惜しまない。ちゃんこ鍋をつついて純米吟醸の冷酒を重ねても、三人で一万円を超えなかった。立派だ。
[鈴むら 本店]
板橋区板橋1-49-9 MAP
TEL:03-3962-1413
□ 活〆ひらめ刺
□ 活〆皮ハギ刺
□ 真いわし刺
□ 裁いたいわしの骨揚げ
□ 活つぶ貝刺
□ ネギ間 つくね
□ かしら
□ 鳥ちゃんこ 玉ねぎがきいた鳥だんごとおだしが絶品!