□ 白焼き (左:坂東太郎の天然もの 右:養殖)
□ これまたうまい!豆腐 何もつけずに
すごいお店だった。副都心線で通う同僚2人と池袋の「かぶと」で会食。うなぎのフルコースで、「ひれ」だの「えり」だの「きも」、「レバ」なんてのも登場した。いずれも見た目と裏腹に抜群にウマイ! 素晴らしい。 裁きたての心臓なんてのも出てきたが、リズミカルに鼓動していてかなりグロイ。でもまったく生臭くなくコリコリとしてイケル。白焼き、蒲焼は養殖と天然の食べ比べにしてくれた。養殖は脂がのってねっとりとしておいしく、ごはんにのせて食べるならこっちの方が相性がいい。天然モノは引き締まった淡白な味わいで、白焼きはこっちがだんぜんおいしい。なかなか気に入ったお店が見つからない池袋の地にあって、ここは特筆すべき名店だと思う。ただし・・・・
大将の毒舌がこれまた特筆すべきもの。われわれのような変人なおじさんにはこれが最高に楽しい。しかし、飲食店のサービスに過剰に礼節を求める人は死んじゃうかもしれない。
□ ひれ焼き
□ えり焼き
□ きも焼き と レバ焼き
□ うなぎの串焼き
□ 蒲焼 (左:天然 右:養殖)
□ ごはんにのせて
□ 鰻の心臓 リズミカルに鼓動してるじゃないか!
□ LAPHROAIG 30年! LAGAVULIN 25年!
こんな日もあるもんだ。店主の気分がずいぶんとよかったのだろう。あるいは酔っていたのかもしれない。
「ご馳走しますよ」と言われて出てきたのが「LAPHROAIG 30年」と「LAGAVULIN 25年」! ただ、こんなの飲んだ後に飲むべきものが思い浮かばない。帰ろう。
□ うなぎご飯
ランチでしかいったことがない赤坂の台湾料理「杏花村(きょうかそん)」の夜のコースがオススメと聞き、同僚を誘って寄ってみた。座ると親父さんがやってきて「5000円ぐらいで、おいしいもの、ちょっとずつ、いいか」というから「じゃあ、それで」。「おいしいもの、ちょっとずつ」ってのは心つかむ言葉だ。お店の雑然さと対照的なユニークで洗練された料理。スペアリブの煮込みはコリコリとした食感に、やわらかな味わい。これ大好き。最後はうなぎご飯。おこわの上に鰻がちょこんと載って、これもおいしい。
□ スペアリブの煮込みとゴーヤ
□ 腸詰
□ 湯葉巻き
[杏花村 (きょうかそん)] 【閉店】
港区赤坂4-3-12 B1 MAP
TEL:03-3583-5209
□ 羽根付き薄皮たい焼き
会社の同僚にもらった「神田達磨」の羽根付き薄皮たい焼き。見た目が、子供のころにお祭りの屋台で遊んだ型抜き遊びに似ている。焼きたてだときっと皮がパリっとしているんだろうね。でもしっとりした皮もモッチリして、これはこれでおいしいかった。
□ ミックスランチ (ナシゴレン、バミゴレン、サテアヤム)
赤坂一ツ木通り沿いに「ジュンバタン メラ」というインドネシア料理のお店があるのを知り、さっそくランチ。入り口が狭いので気づきにくいが、階段を下りると天井の高くとても広いバリワールドが広がっていた。まずは迷わずミックスランチ。バミゴレンが甘くておいしい。インドネシア人とおぼしき方々が外交官ナンバーの車でやってきていた。大使館御用達のようだ。
□ スープ
□ インドネシアンコーヒー かき混ぜて粉が沈んだところを啜る
[ジュンバタン メラ]
港区赤坂3-20-6 日住金赤坂ビル B1F MAP
03-3588-0794
□ 海鮮炒飯
ようやく気温も高くなり、ジャケット脱いでシャツ一枚でランチへ。
[海鮮酒家 海皇 赤坂店 (カイセンシュケハイファン)]
港区赤坂4-3-6HitotsugiLip 6F MAP
TEL:03-5574-8808
狭い急階段を上っていったら、秋田犬が這い蹲っていた。われわれの気配を感じてもびくともしない。店の奥から、「またいでくださーい!」と声がかかり、すぐに「踏んづけたらすごく怒りますから気をつけてくださーい」とも注意される。何人もまたいで入店したけれど、微動だにしなかった。ポジションといい態度といい、自分のミッションを熟知しているね、この犬は。
同僚にに八重洲の「玄界灘」というお店に連れて行ってもらった。忠犬のお出迎えのあとは、ド迫力の魚介メニュー。
□ さわら、真鯛、石鯛など、白身の盛り合わせ
□ マグロのカマ、雲丹を箱で
□ 最後のヤキソバもうまい
[白玄界灘 (しろげんかいなだ)] (二つの「玄界灘」があって、通称で白と黒と呼び分けられている)
中央区八重洲1-5-21 加藤ビル2F MAP
TEL:03-5203-0686
□ 天丼 800円 (海老2本、イカ、椎茸、隠元、海苔)
先月花見散策しているときに見つけた住宅街の中の行列、志村坂上と元蓮沼駅の間あたりにある天ぷら屋さん「天鈴」に昼ごはんを食べに行ってみた。13:30だというのに外に6人並んでいた。カウンターに座ると目の前で揚げていて、天種を油から引き上げて、サッと油を切り、濃いめのタレにジュッとつけて丼のごはんに載せ、できたてが手渡される。どうにもこの立体的な天丼の写真がうまく撮れない。この天丼が800円ってのはやっぱり行列だな。
[天鈴 (てんすず)]
板橋区小豆沢1-6-16 MAP
TEL:03-3965-8045
□ 氷 ミルク宇治金時
わたしは冷たいものを食べると眉間と両目頭の間がモーレツに痛くなる。カミさんは頭のテッペン。叔母はクーッと唸りながら後頭部をトントンやっていた。山盛りの氷いちごなんかを食べようものなら、一山崩す間に七回は転がって八回倒れる。
ところが、十条銀座商店街にある「だるまや餅菓子店」の天然氷のかき氷は実に不思議だった。最後までまったくどこも痛くならない。カミさんもだいじょうぶだ。まずその初めての経験に相当感動した。自分の限界を試すことなく安心して味わえることもあって、とてもおいしい。氷自体がふんわり柔らかく、味がいい。この天然氷は日光から運ばれてくるらしく、天然水であることはもちろん、透明度高く、固く作られている。この天然氷のかき氷が食べられるのは、都内ではだるまやさんだけらしい。店内には削る前の氷が常温で置かれていた。頭がいたくならないのは、削る前に氷温近くにまで戻しているからなのだろうか。
天然氷の製造過程はこのサイトがわかりやすい。
□ 氷 生ミルクいちご
□ 日光から運ばれてくる天然氷
□ 子供の日だったので、店内では次から次へと柏餅がつくられ大忙し
[だるまや餅菓子店]
北区十条仲原1-3-6 MAP
TEL:03-3908-6644
□ 揚州炒飯
連休5月4日の駒込散歩に続いて、5日は十条散歩。東京で唯一、揚州認定の揚州炒飯が食べられる十条駅近くの「大吉飯店」のランチからスタート。揚州炒飯には金華ハム、ナマコ、干貝柱、川海老、干海老の粉、蒸し鳥、筍など、旨みのカタマリみたいなものがたくさん投入されており、この独特の風味がとてもおいしい。五目うまにそばも、18種類の具材とちょっと甘めのスープがいい。
□ レバニラ炒め
□ 五目うま煮そば
[大吉飯店 (だいきちはんてん)]
北区上十条2-7-12 MAP
TEL:03-3909-0463
□ 薔薇はもうちょっと
「西尾中華そば」を出て、旧古河庭園に薔薇を見に行ったつもりが、ちょっと早すぎた。そのまま北上して、飛鳥山公園前の「たこ課長」でたこ焼きをおみやげに買い、王子で散歩終了。
□ 菖蒲ももうちょっと
□ 旧古河庭園から飛鳥山へ向かう道端のアマリリス、満開
□ つつじも満開
□ たこ課長のたこ焼きが食べられる「たこBAR」 なんだか斜めだ
□ 中華そば
「Tron Coni」から歩いて三分、しもふり銀座商店街入り口にある「西尾中華そば」で昼ごはん。ある方が「中トロ商店街」って言っていたけれど、中とろじゃない、しもふりだ。ケーキの直後にラーメンってのはまったくもってでたらめな流れ。散歩コースとしては逆を辿った方がいいね。ラーメンのスープは鶏と魚出汁のコク深いあっさり系。麺は極細。多くの人が書いているように「なつかしい味」がおいしい。
[西尾中華そば]
北区西ヶ原1-54-1 MAP
□ リブル
「中里」を後にし、北区と豊島区の区境を北上して「パティスリー・トロンコーニ」へ。このお店のサイトに載っている、トロンコーニストーリーがほのぼのとして心温まるし、読むと行ってみたくなる。お店に入ってみると奥に小さなテーブル席があったので、早くも一服。このケーキ、かなりおいしい。自分が食べたリブルはチョコの香りの中に、クレームブリュレの濃厚さとベリーの酸味の効いた香りがバランスよくふんわりと閉じ込められていて、口に入れた瞬間、目を瞠る。
□ ショコラムースの中にピスタチオのクレームブリュレとベリーの酸味
□ レアチーズケーキ
[Patisserie Confiserie Tron Coni (パティスリーコンフィズリー・トロンコーニ)]
北区中里2-17-11 MAP
TEL:03-3949-5225
□ 揚最中(あげもなか)
このゴールデンウィークはひたすら近場を徘徊していたわけだけど、ずっと天気がよかったこともあって、結構日焼けした。GW散策第三弾は駒込-王子コース。何度か歩いたコースなので、少しルートを変えて食べ歩きコースにしてみた。スタートは駒込駅近くの「中里」。「揚最中(あげもなか)」のお店だ。最中の皮をごま油で揚げて、粒あんをはさんで軽く塩をふったもの。説明を読んでもまったく味が想像できない。お土産に買って帰って、オーブンで軽くトーストしてから食べてみたが、これが未体験の味。香ばしいったらありゃしない。面白い体験ができるお菓子だ。
[中里 (なかざと)]
北区中里1-6-11 MAP
TEL:03-3823-2571
□ やっぱり暑い日の冷たい生ビールがサイコー!
ハイキングコースをはずれて、お腹も空いてきたので、小町通りに抜ける通り脇にあった和食屋さんのようなたたずまいのイタリアン「Cafe Dining NicoNico」というお店を覗いてみた。タイミングよく席が空いたので、ここでランチ。暑かったし喉もカラカラ、ハートランドの生ビールが本当にうまかった。鎌倉しらすと鎌倉野菜のパスタっていうメニューがとてもおいしそうに感じて頼んでみたのだけれど、つまりしらすと野菜のとても素朴なパスタなわけで。鎌倉って名前はイメージの付加価値高いね。
□ 鎌倉しらすと鎌倉野菜のパスタ
□ 自家製のフォカッチャ
[Cafe Dining NicoNico (カフェダイニングニコニコ)]
鎌倉市御成町13-29 MAP
TEL:0467-24-1994
□ 金仏
円覚寺は広大なので、適当なところで切り上げて、東慶寺、通称縁切寺へ移動。ところで、この仏像ってのはどこまでがリアルでどこからがデフォルメされているのだろう。そもそもモンゴロイド系なのかアーリア系なのか、この髪の毛は巻いているのか、天然なのか。日本で仏像を作ってきた先人たちは、いったいどんな情報に基づいてこういう造形にしたのだろうか。
□ 東慶寺奥の墓苑がいい
東慶寺をあとにして浄智寺の脇からいよいよハイキングコースへ突入。鶯の鳴く新緑の森の中を気持ちよく歩いていたのも束の間、あなどれない急勾配、滑る土坂、手すりのない崖っぷちの小道が続き、サンダル履きの女性陣は命がけの行軍だ。
銭洗弁天にたどり着いてからの下山は、あっけないくらい簡単。長谷まで行こうかと思っていたが、お腹も空いてきたので、ドロップアウトして小町通りへと向かった。
□ 浄智寺の脇からハイキングコースへ突入
□ 木の根を階段がわりにしてひたすら山登り