□ スパイスとんかつカリー 辛口
大阪では「スパイスカレー」というカテゴリーが急成長中らしい。独自のスパイスワークもさることながらデザインされた盛りつけに各店の主張があるようだ。大阪出張の帰りに北新地駅近くの「渡邊カリー」というお店に寄ってスパイスとんかつカリーを注文。サラサラなスパイシーなカレーがおいしそう。特に目を惹くのがこのとんかつだ。衣が軽やかで、ピンク色が美しい! カットの仕方が珍しく、複数回横カットしたあとに、縦に1カット。この最後の1カットのおかげで、ターメリックライスの上に盛りつけられたときに軽くとんかつが開いてきれいな断面を見せる。
[渡邊カリー (渡邊咖哩)]
大阪市北区曽根崎新地2-2-5 第1シンコウビル 3F
TEL:06-6346-3338
□ 鯵 なめろう
池袋の「富久鮨」で山口の雁木(がんぎ)を冷酒で飲みながら、鯵のなめろうをつつく。あまりになめろうがおいしいので、鯵の旬を調べてみたら、鯵は一年中獲れる魚だけど旨みが増すのが初夏で、脂がのるのが秋冬とのこと。いつだっておいしいらしい。
□ ばくだん 海苔で巻いて
□ この日のおまかせ握り
[富久鮨 池袋店 (フクズシ)]
豊島区池袋2-7-5
TEL:050-5868-9455
□ ランチ御膳 陳マーボドーフ
日本で麻婆豆腐といえば、赤坂四川飯店の故・陳建民氏が日本人が入手しやすい材料で食べやすく作ったことで一気に普及した発明に近いメニュー。ところが近年、本場四川の辛くて痺れる麻婆豆腐が日本でも浸透してきたこともあってか、息子さんの陳健一氏が麻・辣を際立たせた本場に近い味にしたものが「陳マーボドーフ」。商標登録の関係で四川飯店ではマーボドーフは漢字で書かないようだ。
池袋の東武百貨店にある「四川飯店」のランチ御膳で、この陳マーボドーフを選択。ほどよいレベルをちょっとだけ超えた麻・辣具合がおいしい。白いご飯との組み合わせがまたいい。
大きくてプルンプルンの杏仁豆腐があるので、口の中も穏やかにクールダウン。
□ 杏仁豆腐
[四川飯店 池袋東武店 (シセンハンテン)]
東武百貨店池袋店 12階
TEL:03-3981-2350
久しぶりのまとまった雨だ。
自宅の窓から見える景色も真っ白。その中にドーム型のシルエットが浮かび上がって見える。建て替わった大谷配水塔だ。旧水道タンクのデザインを継承したものでまわりの住宅街の中で異彩を放つ。二年間毎日眺めていても気づかなかったものが、遠くの視界が遮られることで見つけることができた。
□ 手打ち麺の焼きそば
中野や高円寺の北側に位置する野方にある町の中華屋さん「十八番(おはこ)」というお店は、手打ちの麺を使っていて、餃子やシュウマイの皮も手作りというので訪ねてみた。お店の外観はホント「町の中華」だ。いろいろ試してみたいけれど、なにせ胃袋が2つしかなかったので、まずはしゅうまい、それにラーメン&チャーハン、そして焼きそばを注文して限界。しゅうまいはレンジでチンされて驚いたけれど、プリプリっとしていてかなりいい。ただ、しゅうまいの皮の薄さだと手作り感を感じ取れない。ラーメンと焼きそばには手打ちというか竹打ちというか太めの手作り麺が使われていて、この食感がまたいい。チャーハンもふんわりと香りいい。隣席の方が唸りながら食べていた手作り麺の冷やしそばも旨そうだったなあ。
□ しゅうまい
□ チャーハン
□ ラーメン
□ 焼きそば
[十八番 (オハコ)]
中野区大和町2-2-2
TEL:03-3338-8179
□ 和栗のモンブラン
銀座二丁目の「CAFE de GINZA」の和栗のモンブランで一服。
これって、10年ぐらい昔に食べた「GALERIE CAFE LE GRAND」というお店のモンブランそのものだよね。店名を変更したということかな。ラム酒の香りじゃなく、栗そのものの風味を活かしたおいしいモンブラン、健在だ。
□ メープルシフォンケーキ
[銀座みゆき館 銀座2丁目店]
中央区銀座2-2-2
TEL:03-5250-8088
□ 天然氷のかき氷 宇治小豆
まだ慣れていない暑さにぐったりしているとき、目の前に「天然氷」ののれんがヒラヒラしていたら、そりゃちょっと寄って行くでしょう。代官山の「ボンベイバザー」の入口に入ると、地下へ降りる階段があり、降りていくと天井の高い広い空間が現れる。今シーズンの初氷。小豆しっかり、抹茶しっかり。さらに抹茶ソースが添えてある。
[BOMBAY BAZAR (ボンベイバザー)]
渋谷区猿楽町20-11
TEL:03-3461-8512
□ 東武限定5種盛り味噌ラーメン
今年のGWに、恒例の東武百貨店での大北海道展に出店していたラーメン屋さんは札幌の「信玄」。味噌ラーメンと焼飯のセットを注文。あー、これこれ。この黄色い縮れ麺がいいね。そしてとてもおいしい味噌スープ。かなりいい。ラードでしっかり焼き込まれた炒飯がまた格別においしい。
□ 信玄焼飯
中華街の大混雑を抜け出て「中国茶藝館茗香閣」へ。
うす暗く、静かな涼しい部屋で中国茶を3種飲み比べ。
[中国茶藝館 茗香閣 (チュウゴクチャゲイカン メイコウカク) ]
横浜市中区山下町220
TEL:045-201-4188
□ 三種前菜の盛り合わせ
今年もゴールデンウィークはFライナーに乗って横浜中華街へ。
街中が人人人でたいへんなことになっているけれど、キャパの大きなお店はそれほど待つことなく入ることができる。今年も「同發本館」にスルッと入って、いつもと同じメニューを注文。
□ 大海老のマヨネーズ和え
□ アサリの豆鼓炒め
□ 牛ハチノスと竹の子の炒め
□ ホタテ貝の豆豉(トウチ) ソースかけ
□ もやしと豚肉入り焼きそば
[中華菜館 同發 本館 (ドーハツ)]
横浜市中区山下町148番地
TEL:045-681-7273
□ 汁無し担々麺
あれ、いつのまにかこんなところに新しいお店ができている。
池袋要町通りの「麺屋蜀伝」、看板に”マーラー坦々麺””しびれる旨さ”と書いてある、坦々麺専門店だ。辛さを選べて辛い方から3・2・1。3を選択したところ、うーん、いい感じに痺れた。玉葱のみじん切りがいいアクセントだ。
□ よく混ぜて
[麺屋 蜀伝 (めんや しょくでん)] 【閉店】
豊島区池袋2-23-5
□ 生後1日目
5月2日に目白庭園でカルガモの赤ちゃんが誕生した。
実は昨年も5月2日に誕生した。カレンダーを持たないはずのカルガモが、驚きだね。
写真は誕生翌日、生後1日目のもの。観ていると、とにかく親ガモが13羽の子供たちを引き連れて園内を歩き回る。坂を上り、高いところから池にジャンプしたり、水の流れるゆるやかな瀧を登ったり、泳いだりと、休む暇がない。これはあきらかにトレーニングだ。感心する。
目白庭園は結婚記念写真の前撮りによく利用されていて、この日も撮影会が行われていたのだけれど、カルガモ親子軍団が歩きまわって新郎新婦に絡んだりするから、もうたいへん。
上空に前日雷雨をもたらした寒気が流れ込んでいるせいか、高高度を飛ぶ飛行機がきれいに飛行機雲を描く。ジェットエンジンから吐き出された500℃の水蒸気はマイナス50℃の冷気に冷やされて氷となって雲になる。入間基地からの帰り道に4本の飛行機雲を吐き出しながら飛ぶ機影にカメラを向けて撮影してみた。スマホのアプリ「flightradar24」を使うと、飛んでいる飛行機にスマホカメラを向けるだけで、その飛行機の情報が表示される。これは上空1万1130mを飛ぶ成田発上海行きの日本カーゴエアラインKZ615便(Boeing 747-8KZ)だ。この写真に4月30日の夕方に撮影した三日月と二重露光加工してみた。
入間基地の滑走路上に動きがなさそうなので駅に向かって戻り始めたところ、大型の輸送機C-130が頭上を横切っていった。15分置きぐらいに次々に飛んでいく。カメラの背面モニターで写真を拡大してみると、翼にはUSAFとある。U.S. Air Force、アメリカ空軍だ。地図を見ると米軍横田基地を北に向かった飛び立ち右に旋回するとすぐに入間基地。わずか10kmぐらいしか離れていない。自衛隊の基地に来たはずなのに、撮影できたのが米軍の輸送機ばかりという結末。
□ アオサギ
昨年ベランダから入間基地上空を飛ぶブルーインパルスが見えたことがあって、そんなに遠くないことに気づき、いつか入間基地のあたりを散歩してみたいなと思っていた。池袋から副都心線に乗って相互乗り入れしている西武池袋線に入り、武蔵藤沢という駅で降りる。わずか40分。
駅から基地に向かって歩き始めてまもなく茶畑が現れる。そうか住所は狭山、狭山茶だ。小川にアオサギがいたり、アメリカのトラベルトレイラーがあったりと、基地にたどりつくまでにフォトジェニックなものが次々に登場する。
一方、入間基地はというと、ゴールデンウィーク中のせいかもしれないけれど広大な敷地に伸びる滑走路には自衛隊員がジョギングしているぐらいで、何も飛来することなくとても静かだ。報道ではとても緊迫した極東情勢なのだけれど、ここは穏やか。
□ AIRSTREAM トラベルトレイラー
□ ムクドリ
□ あちこちに茶畑
□ アオダイショウ
谷中のお寺が密集しているエリアの細い路地を歩いているとき、少し前を歩いていたカミさんの絶叫が突然響き渡る。しかも今までに聞いたこともないぐらい大きく、長くだ。駆け寄って聴くところによると「まぎれもなく何か生き物のを踏んだ感触だ」と難しい言い方をする。近くを見渡すと黒くて長いヘビがこれまたパニック状態で逃げ惑い、近くの住宅の土台の奥に逃げ込んだ。たぶんヤツも踏まれたのは初めての体験だったのだと思う。骨折しているかもしれない。申し訳ない。
□ 軒先の鉢植えがこんなになってしまう ヒマラヤ杉
□ 「Old Town House 根津」 ファサードが藤棚
□ あー、ついに雷雨!
□ 散歩も中断して撤収
根津神社に行く途中、いつも蕎麦屋「よし房 凛」の前に大行列があって気になっていたところ、その行列もこの日は少し短め。一度食べてみようということで並んでみた。それでも40分ぐらい並んだかな。
ぶっかけのごぼう天そばと天せいろを注文。太陽にさらされながら40分並んだせいか、ビールがことさらおいしい! まもなくごぼう天そばがやって来た。惜しみなくたっぷりとごぼう天がのっている。サクサク。おいしい。蕎麦はほんの少し太目でむっちり。蕎麦の香りもいい。なるほど、人気があるわけだ。天せいろの天ぷらの盛りもどっさり。
お店を出ると空が真黒な雨雲に覆われていて、今にも降り出しそう。
□ 牛蒡天そば ぶっかけ
□ 天せいろ
[よし房 凛 (よしぼう りん)]
文京区根津2-36-1
TEL:03-3823-8454