□ アスター麺
銀座アスターの「新宿賓館」で、店の名前を冠したアスター麺。昭和33年の東京タワー開業記念に開発されたというアスター麺は今年で60周年。スカイツリーができた今でも抜群においしい五目うま煮そばだ。具材に絡むとろみの強い醤油ダレがいいんだな。
□ 海鮮焼きビーフン
□ 前菜
ビールを好んで飲む方ではないけれど、暑くなるとやっぱり最初の一口は格別においしいな。
[銀座アスター 新宿賓館]
宿区新宿3-5-4 新宿レインボービレッジ5F
TEL:03-3351-4351
□ 低温加熱されたシジミ
田園都市線高津駅まで遠征して「潟潟ヤ (がたがたや)」で会食。2年半ぶり。予約をとりづらいところ、同僚が前々から予約してあった貴重な席に呼んでくれた。調理から盛りつけ、配膳、酒注ぎ、すべて店主が一人で鮮やかに切り盛りする。仕入れる素材を惜しまない、火入れの温度も繊細で、他では味わうことができない料理が続く。しかも同じ料理は二度と出ることがないという。
□ 徳島のハモ
□ イカ 海老 カラスミ
□ 鯛の子、牡丹海老を舌平目で包み、網脂で巻いて焼く
□ 分厚い天然鰻を鉄板で焼く プリプリの弾力を味わう
□ トラフグの白子を牛肉で巻く
□ あさり 豆鼓 香菜 の中華そば
[潟潟ヤ (がたがたや)]
神奈川県川崎市高津区溝口4-8-23
TEL:070-6526-4494
□ 桜みるく(桜の葉の香り いちごの果肉 白餡)
西池袋公園の近くを歩いていると、ときどきものすごい行列に出くわすことがあって、それはどうやらかき氷屋さん「ハチク」の整理券配布時の行列だということがわかった。一度行ってみようと、家人が11:00の整理券配布に並んでゲットした札はなんと19:25のもの。19:20にごろに行ってみるとそこにはまた少し行列があって、店内に呼び込まれたのは20:00ごろ。いちごやメロン、マンゴーといっためぼしいメニューはすでに全て売り切れていて、残ったメニューから3種を選び、かき氷にスプーンを刺したのは20:20...1日がかりのイベントだ。しかも夜にかき氷を食べるのは初めてかもしれない。
やってきたかき氷を見ると、なぜこんなに時間がかかるのかがよくわかる。かき氷のひとつひとつがまるで作品であるかのように創り込まれているのだ。トップのジャムの層の下には雪のかまくら状の削られた氷が覆い被されていて、その下からは果物の果肉がごっそりと出てくる。かき氷というよりもはやフルーツパフェ。スプーンを差し込むたびにいちいち感心しながら食べ進む。これはぜひともこの夏が終わるまでにいちごやメロンも体験しなくちゃいけない。お店を出たのが21:00過ぎ。お店の方もかなりの重労働に違いない。
さて夕ご飯はどうすればいいのだろう...
□ 美生柑みるくとレアチーズホイップ
□ セミノールと紅甘夏
□ 中から紅甘夏の果肉がゴロゴロと
[ハチク (HACHIKU)]
豊島区西池袋3-32-6 藤栄ビル 1F
池袋から地下鉄で一つ目の駅、要町の住宅街の路地を入ったところにある「藤香想」でランチ。
緑の庭に囲まれた一軒家のカフェで、通りを歩いているだけではまったく気づかない立地。それなのに、おそらくネットで知ったお客さんが次から次へとやってくる。ローストビーフ丼や海鮮丼のランチもさることながら、あかね米を使ったあかね餅の入ったおしるこがことさら美味しく、芳ばしい棒茶(ほうじ茶)がよく合う。
□ 牛のたたき丼
□ 海鮮丼
□ あかね餅 (あかね米のあんこ餅)
□ おしるこ (あかね餅入り)
□ 庭に咲くヒメヒオウギ
□ ヒメヒオウギ
[藤香想 (トウカソウ)]
豊島区要町1-38-11
TEL:03-6909-4602
天現寺橋近くの「小野木」で会食。この辺りは高速道路とオフィスビルばかりで、飲食店の気配をあまり感じにくいエリアだけれど、実はあちこちにとても素敵なお店が隠れいたりする。「小野木」も外からみると、中にこんな素敵な空間ががることに気づきにくい。ドアを開けて階段を上っていくと、広い店内が満席で賑わっていて、場所がらか客層もインターナショナルにバラエティに富んでいる。和食のお店でこのカジュアルで楽しい雰囲気は案外珍しいかもしれない。
□ 毛蟹 雲丹
□ 牡丹海老 いくら
[広尾小野木 (オノギ)]
渋谷区広尾5-8-11 BARBIZON22-2F
TEL:03-6447-7657
□ 玉子炒飯は黄金色に輝いている!
「町中華」というカテゴリーがジワジワと浮上してきていて、ネットでの検索数も5年前から倍増している。一方で町中華は高齢化、後継者難で「絶滅危惧種」なんて言われたりもしている。町中華として魅力を放つには、かなり年季が入っていないといけないような気もするので、新店も生まれにくい。
先日、白山に住む友人に「兆徳」という町中華を教えてもらい、さっそく訪問。正午前に入店したもののすでに満席。厨房はチャーハンを煽る大きな中華鍋とヘラのぶつかる音が鳴り響き、高温な火の上でひたすら煽り続ける。おいしくないわけがない。黄金色に輝く玉子炒飯は、シンプルにしていい香り。モチモチした皮に包まれ、噛むと肉汁があふれだす餃子もいい。店を出ると外には行列が伸びていた。
[兆徳 (ちょうとく)]
東京都文京区向丘1-10-5
TEL:03-5684-5650
□ 新仔鰻重
浦和は鰻の街なのだそうだ。駅前にはやなせたかしデザインのキャラクター「浦和うなこちゃん」の石像があるぐらい鰻だ。その昔、浦和近郊は沼が多く、川魚の多く棲む水郷地帯として古くから鰻の蒲焼が食べられて今の時代に受け継がれているという由来。
GW最終日はそんな浦和に降り立って、「むさし乃」という鰻屋さんを目指す。入口に着くと立て看板があり、この日は新仔鰻重のみの営業とある。鰻の新仔とは、養殖鰻の中でも、ことさら早く成長するもののことらしく、柔らかく、脂にクセがないという。
やってきたお重に解説が添えられる。「うなぎに臭みがないので、まずは山椒をかけずにお召し上がりください」...と。箸がスッと入る柔らかさ、ものすごい脂のノリ、それでいて軽やか。甘めのタレとの相性もいい。途中で山椒をかけてみたりしたけれど、かけてしまうといつもと同じような味わいになってしまうから、せっかくなら何もかけない方がいい。
□ 浦和うなこちゃん
[鰻 むさし乃 (うなぎ むさしの)]
さいたま市浦和区東高砂8-3
TEL:048-883-6344