□ 特製うな重(菊)
今年も例年通り近所をプラプラして過ごすゴールデンウィークだ。
先日横浜中華街にでかけるときに知ったFライナーで、今度は川越まで鰻を食べに出かけてみた。
副都心線の池袋駅から直通で33分で到着。
荒川や入間川、新河岸川が流れ、5つの河岸(かし)が整備され、醤油が特産品の川越は、歴史ある鰻屋さんの名店ぞろい。
文化4年(1807)創業の「小川菊(おがぎく)」の行列を見て通過。
小川菊から暖簾分けされた「小川藤(おがとう)」も行列なので通過。
天保3年(1832)創業の「いちのや」の入り口も順番を待つ人でごった返していたけれど、店舗が大きくて回転が速そうなので、ここに落ち着く。店内で待つこと20分ほどで呼ばれ、広いお座敷に通された。
お店オススメの「特製うな重(菊)」を注文。
おいしいねえ。イッキに食べてしまった。
ふわふわの食感。甘辛さもバランスよく、やや固めのご飯との一体感がすばらしい。
この激戦区で歴史に淘汰されてきた味なんだろうね。
「小川菊」や「東屋」にも行ってみよう。
(写真は FUJIFILM X-Pro2 + XF23mmF1.4 R / XF56mmF1.2 R)
□ ACROSモード
[川越 いちのや]
川越市松江町1-18-10
TEL:050-5868-8349
□ 塩チャーシュー わさびで
会社の同僚と5人で行ったJR板橋駅近くの「肉小屋」。
炭火焼なので煙がモウモウなのかと思って着替えてから準備万端で行ったものの、店内はまったくクリーン。
換気が完璧なのだろうね。
4,800円のおまかせコースは、さまざまなお肉を塊りで焼いてからスライスして出してくれる。
塊りで焼くとというこは、中はレア状態。黒毛和牛、短角牛、ラム、写真を撮り忘れた蝦夷鹿など、絶妙な焼き加減。赤身系のお肉は塊りで焼くのがいいのかもね。短角牛にはウニがのっていたりして歓声が上がる。
もう無理!というほどお肉を食べたのに、最後は「たまごかけご飯か小さなカレーライスか」と聞かれると、まだ食べられそうな気がしてしまう。たまごかけご飯は黒トリュフのアクセントがきいていて、カレーライスの方は煮ほぐれた肉がどっさり入ったもの。最後までインパクトある展開だ。
□ 春菊サラダ
□ 青森短角牛ヒレ + ウニ
□ 馬肉のたたき
□ アスパラの炭焼き
□ 仔牛の上舌
□ 生ソーセージ焼き
□ 蔵王ラム
□ 北海道黒毛和牛 もも
□ 肉しか信じない店長 オリジナルTシャツも販売
□ たまごかけご飯 黒トリュフ
□ 肉小屋カレー ほぐれた肉どっさり
[肉小屋 (にくごや)]
北区滝野川6-86-15
TEL:03-3940-1329
□ FUJIFILM X-Pro2 + XF23mmF1.4 R
FUJIFILMのX-Pro2というカメラを入手。
店頭でついうっかり手にしてしまったことで、恋に火がついてしまった。
淡白なデザインに、緻密に練りこまれた機能、心を惑わすシャッター音。
フィルムからデジタルに変わったからこそ、カメラらしさとは何か...を追求し続けるFUJIFILMのことがますます好きになる。
GWはこのカメラといっしょに散歩行こう。
□ ブルーブルーヨコハマ
曇り時々晴れ。
雲に表情があって、写真を撮るには一番好きな天気だ。
紫外線も穏やかで散歩に最適な空でもある。
横浜中華街から山下公園を通り、山下臨港線プロムナードを渡って、赤レンガ倉庫街まで散歩。
たくさんの人が気持ちよさそうに散歩している山下公園は関東大震災のガレキで埋め立てて造られた公園で、震災五年後にここで復興記念事業として横浜大博覧会が開催されたのだそうだ。
プロムナードは国鉄山下臨港線の高架橋を利用したものらしい。赤レンガ倉庫は明治政府が造った保税倉庫で、なるほど横浜税関に隣接しているわけだ。明治、大正、昭和、平成の時代層を感じ取れるエリアだ。
□ 横浜税関
□ 赤レンガ倉庫方面
□ 横浜県庁
□ ブルーブルーヨコハマ
□ 山下公園
□ 山下公園
□ 蜜味排骨 (スペアリブ)
3月26日から新設された「Fライナー」は副都心線(急行)+東横線(特急)+みなとみらい線(特急)を全てエクスプレスの直通でつないだめちゃくちゃ速そうな列車らしい。 このFライナーに乗って横浜中華街に繰り出した。
中華街に行くと、いつも同じ店、同じメニュー。同發本館で焼き物とアサリやホタテの豆鼓炒めを食べる。少し時期が早かったか、アサリはまだ身が大きくふくらんでいなかったなあ。
□ アサリそば
□ 初めて3階のお座敷に通された
□ くらげ酢
□ 帆立貝の豆鼓炒め 半生のお刺身状態
□ 五目巻き揚げ
□ 海老マヨ
□ アサリの豆鼓炒め
[中華菜館 同發 本館 (ドーハツ)]
横浜市中区山下町148番地
TEL:045-681-7273
□ リエット & オリーブ
ランチ会食で、久しぶりに「かえりやま」を予約して向かったところ、なんと真っ赤な看板の刀削麺の店になっていた!
あわててSiriに尋ねてみると、新店舗まで1分、道順まで表示してくれた。電話番号そのままで、近くに引越していたのね。
看板メニューのパイ包み焼きの中身は真鯛。
サクッと焼き上がったパイを割ると、野菜を巻き込んだ真鯛からフワッと湯気が立ち上る。
とてもやさしい味だ。
□ ホワイトアスパラガスの冷製ポタージュ
□ 真鯛のパイ包み焼き
[かえりやま]
港区赤坂2-12-11 シャルマン赤坂 1F
TEL:03-3583-5610
□ 4月16日深夜
空気が澄んでいたようで、夜空に明るくちょっと太った半月が昇っていたので、カメラを構えてファインダーを覗いていたところ、建物がミシミシギーギーと音を立て始めた。熊本地震の本震による長周期地震動だ。深さわずか12kmという浅い震源の地震の波が、こんな遠くにまで伝わってくるのだから、そのエネルギーたるやものすごく大きかったことが窺われる。いまだ揺れ続ける不安の地に一日も早く穏やかな日が訪れることを祈念するばかり。
□ 月没 4月20日未明
この赤い月は、低くたなびく雲の中に沈みかけているもの。
静かに寝静まる夜明け前の街の空に、こんな色した月が浮かんでいたら、もう寝てられない。
おかげですごい寝不足。
家のベランダの前をヘリコプターが爆音を立てながら旋回している。撮れと言わんばかりに何度もやってくるものだから、リクエストに応えてみると陸上自衛隊のEC-225LPという要人輸送用のヘリコプターらしい。要人乗っているのかな?
□ パテ・ド・カンパーニュ
銀座の「ルボーズ」で会食。
どのメニューもちょっとひとひねりしてあっておもしろい。パテ・ド・カンパーニュはまるでケークのようだし、鳥の巣と呼ばれるものはほとんど見た目は鳥の巣だ。紹介してくれた同僚いわく、シメはだんぜん牛テールごはんなのだそうだ。牛テールの煮込みを五穀米の上にのせていただく。なるほどだ。
□ 鳥の巣 カダイフの上に半熟卵
□ フレンチフライ
□ ホワイトアスパラガス オランデーズソース
□ 牛ステーキ
□ 牛テールの煮込みを...
□ 五穀枚の上にのせて 牛テールごはん
□ ファーブルトン
□ ブランマンジェ
[Le Bonze (ルボーズ)]
中央区銀座4-10-1 銀座AZAビル 3F
TEL:03-5565-3055
□ チャーシューチャーハン
池袋から常盤台までの散歩の途中で見つけた「丸鶴」でランチ。
誰が名付けたのか「板橋しっとり炒飯」というカテゴリーに属する1店らしい。
ノーマルなチャーハンでも、叉焼がゴロゴロ入っているのに、チャーシューチャーハンともなると、ご飯と叉焼の量が1対1になるのだというからすごい。話しのタネにチャーシューチャーハンを注文。想像通りチャーシュー多すぎ。そして味も濃い。ごはんのおかずにしたいぐらいだ。でもそんなことはどうでもよくて、大事なのはこの見た目のインパクト。
□ 餃子
□ タンメン 縮れた、透明感のある麺がいい
□ 桜絨毯
[丸鶴 (まるつる)]
板橋区大山西町2-2
TEL:03-3955-2209
□ スープ仕立てのカップレーゼ
広尾で再開されたという案内が来た「Tullio」に行ってみた。
渋谷にあったころとは違ってかなりカジュアルな感じの店内に生まれ変わっていた。
でも、おいしい料理の方は前のままで、トマトの酸味や甘みの立て方や、チーズの使い方はやっぱり抜群。
そして、旨みジュワっと溢れだすステーキがすばらしくおいしいところも以前とまったく変わらない。
□ タリアテッレ ボロネーゼ
□ ホワイトアスパラガス 生ハム
□ ゴルゴンゾーラチーズのリゾット
□ 牛の網焼き
□ イチゴ カボチャのプリン 栗のケーキ
[Tullio (トゥリオ)]
港区南青山7-14-6 南青山TCビル 2F
TEL:03-6450-5957
今年も近くに住む会社の同僚がみんな集まって、ぞろぞろ石神井川沿いに散歩しながらの花見だ。
昨年は雨の中の葉桜散歩だったけれど、今年はタイミングがぴったり。
桜に負けず劣らずに印象的なのは新緑の柳。
淡い桜色は春の華やかな明るさを、この鮮やかな緑色は力強さ感じさせてくれる。