高田馬場に来ると必ず寄ってしまうラーメン「渡なべ」。でも慣れのせいか、超濃厚な肉系+魚系の出汁やぶっといメンマなど、最初に食べたときの驚愕はさすがに薄らぎ、普通においしくいただけてしまう。驚きというのはあっという間に磨り減ってしまうものだなぁ。
店内があまりにも暗く、毎度写真に失敗してしまうのだけれど、今回はなんとかブレが少なく済んだ。
[渡なべ] 新宿区高田馬場2-1-4 TEL:03-3209-5615
ケルンで開催されている「フォトキナ2006」でRICOHがまたなんだか人の心を弄ぶようなことをスタートさせている。思えば、今や毎日持ち歩いている「GR DIGITAL」の導入も2004年のフォトキナでの謎めいた予告から始まった。
□ フォトキナ2006
その2004年のニュースから一年間、なかなか出てこない情報にヤキモキさせられ、発売前にすでに購入意欲満々になってしまった。そんな経緯のせいか、人がなんと批判していようと、GR DIGITALはとても愛おしいカメラに感じるようになってしまった。
こんな情報サイクルが短くなった世の中で、またまたRICOHが2004年の時と同じ手法で、やきもきさせるように何かを宣言している。頼むから一年も引っ張るのはやめてくれぇ。
写真のシルエットからしてコンパクトデジカメ、しかもGRシリーズなんだろうけれど、これだけ構えて出てくるのだから、もちろんマイナーチェンジじゃないはずだ。アナログカメラ時代の流れに倣うなら、次は超広角21mmレンズ搭載か。はたまた、「GR BRAND」のマス展開でズームレンズ化か。前者なら現ユーザーの20%ぐらいの人が買います商品になるだろうし、後者なら現ユーザーの落胆と引き換えに顧客層が少し広がるだろう。
しかし、この程度の話なら、自分にとっては、今のカメラへの愛着は揺るがない。ただし、もしCCDの高品質化だとすると心穏やかには過ごせないだろう。CCD自体の大型化はカメラ自体の大型化につながるだろうけれど、それが許容範囲の大きさならどうだろう。シグマが搭載したようなFOVEONのようなセンサーを搭載して画質の向上とコンパクトさを両立させるのだろうか。RICOHはGR DIGITAL発売時にセンサーの交換サービスも検討している、と発表していたが、センサーの交換は処理エンジンも変更しなければならないだろうから、単純には済まないだろう。
なあんて考えているうちに、またまたRICOHの手口にまんまと載せられている自分が少し怖い。
□ キャベツとアンチョビのパスタ
とても秋らしい日。穏やかな陽射しと涼しい風。毎度の「TO THE HERBS」のテラスでパスタランチ。こういう快適な日というのは、一年にうち春秋含めて20日間ぐらいしかないんじゃないだろうか?
[TO THE HERBS 田町店] 港区芝浦3-4-1 TEL:03-5419-3750
□ もち豚のカツサンド (*istDS / ARAX 2.8/35mm S&T)
銀座のカウンターバー「MoonShine(ムーンシャイン)」でジョニ青(そんな呼び方しちゃ怒れられるか)を飲みながら仙台もち豚のカツサンドをいただく。肩ロースの揚げたてを、軽くトーストしたパンでサンドで、とてもジューシー。
[MoonShine] 中央区銀座8-4-2 たくみビルB1F TEL:03-3571-1515
□ お台場 (*istDS / ARAX 2.8/35mm S&T:クリック拡大)
昨日は終日お台場のホテルで会議。お台場はあまり来たことがなかったのだけれど、橋ひとつ渡るだけで、ずいぶんと違った世界に来たような感じがするものだ。
修理から戻ってきたティルトレンズを使ってみたけれど、やはり上からの俯瞰になっていないと、真ん中水平に置いたピント面に主要な構造物が全部入ってしまい、なかなかミニチュア感が出にくい。
□ 海葡萄
麻布十番の沖縄料理屋さん「taachi(ターチ)」のBANG & OLUFSENが架けられている奥のテーブルで会食。海葡萄や島らっきょうをつつきながら泡盛をちびちびと。
[taachi] 港区麻布十番1-7-7 ハセベヤビル3F TEL:03-5772-7290
□ 沖縄そば
安愚楽亭(あぐらてい)の豚角煮せいろ弁当を食べながら会議。ごはんの上に豚の角煮を乗せ、せいろ蒸しにされてアツアツのまま配達されるお弁当。蒸された豚角煮からタレが滲みだしたもっちりごはんに、経木(きょうぎ)の折箱の香りが漂う。
遅ればせながら、村上春樹の長編小説を続けて読んでみた。20年前に当時流行っていた「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を読んで以来だ。いつか読もう読もうと思ってうちに、あっという間に時間が経つものだなあとあらためて驚いたのだけれど、読んでみて遅すぎたという気もしなかった。人の意識の曖昧さと、曖昧な意識のリアリティのようなものを感じさせる独特な世界観にすっかり浸りきってしまった。
【追記 06/10/19】
飛ばして読むべきではなかった。風の歌、ピンボール、羊をめぐると続けると、もっと味わい深くダンスを踊れたかもしれない。
□ レバニラ炒め
大門「味芳斎(みほうさい)」の支店の方でお昼ご飯。前回は本店で牛肉飯にトライしてみたが、今回は店内の多くの人が頼んでいたレバニラ炒め。味付けされて唐揚げになっているレバーと山のようなニラが炒められて熱々で供される、塩味のレバニラだ。かなりうまい。レバーの唐揚げってのもスナッキーでうまいけれど、つやつやのニラがまた格別だ。
[味芳斎支店] 港区芝大門1-10-1 TEL:03-3433-1095 MAP
先日出張の際に伺った「まと場」にはお肉屋さんを併設してあって、連れて行ってくれた方の勧めにより、おみやげに「切り落とし(630円/100g)」を宅急便で送ってもらうように頼んであった。ショウケースを覗かずに注文したので、実際にどんなお肉が送られてくるのかわからなかったのだけれど、昨晩届いた包みを開いてみてびっくり。かなり立派なロースの霜降り肉。さっそくしゃぶしゃぶにしていただく。
□ ツマグロヒョウモン メス (*istDS / A MACRO50mm F2.8 :クリック拡大)
□ ツマグロヒョウモン オス (*istDS / A MACRO50mm F2.8 :クリック拡大)
修理からあがってきたティルトレンズを受け取りにいった帰りに、ランタナの花の上で戯れるタテハチョウの夫婦に遭遇。接近してもじっとポーズをとってくれている。
□ 金目鯛の煮付け
昨晩は仙台坂下の「ひむか」で職場の新メンバー歓迎会。10人前後入ることができる奥のコーナーは、暖簾で仕切られたちょっとした個室感覚で、居心地よくて毎度長居してしまう。
[ひむか] 港区麻布十番3-10-9 TEL:03-5443-5198 MAP
□ 宮崎地鶏の炭火焼き
卓上にセッティングされた極小の七輪で、宮崎地鶏を炙り、柚子胡椒をつけていただく。
□ 建物が3D表示されるようになった!
google earthの最新版がすごいことになっている!建物が3D表示されるようになっており、我が家もかなり正確な立体として表示された。つまり写真データとリンクして全ての建物の平面図と高さがのデータがインプットされているということか!
□ 名物アボカドスープ
三田の「華都飯店(シャトーハンテン)」で会食。名物のアボカドスープをいただく。シメは坦々麺のハーフサイズ。
冬になると季節限定の白菜鍋という看板メニューも登場する。乳酸醗酵の進んだ古漬けの白菜を使い、酸味を出汁にしたここだけの味わい。
[華都飯店] 港区三田2-7-1 シャトー三田B1F TEL:03-3453-0893 MAP
□ ハーフ坦々麺
□ サツマイモのプリン ジャスミン茶の風味
□ 秘伝のたれでつけ焼きされるヒレ
津に出張。三重県の県庁所在地だけれど、ものすごくオダヤカな街で驚く。
夜は、白子(しろこ)という町にある牛肉のお店「まと場(まとば)」で会食。鈴鹿に近いこともあり、かつては故アイルトン・セナや、今では引退発表したミヒャエル・シューマッハが贔屓にしているお店だそうだ。お味の方は、まあ、何かいうまでもない、ただただ、感嘆するばかり。サシも体温で溶けていく。
[まと場] 三重県鈴鹿市矢橋1-25-15 TEL:059-382-0345
□ 網焼き ヒレ&サーロイン
□ しゃぶしゃぶ
□ いくらの漬け、鯵(今日の一等賞、プリプリ)、玉子
大山の「華八(はなはち)」で自分の誕生会。いい年こいて誕生会もなにもないけれど、まあ、忘れられてないだけもよしとしよう。父さんは嬉しい、来年も頼む。
[華八] 板橋区大山金井町28-11 TEL:03-3958-8783
□ ほたて、子持ち昆布、赤貝
□ 平目、かつお、イカ
□ 煮穴子、焼き穴子、いわし
カミさんの強い勧めにより、門前仲町の甘味処「いり江」で「白玉クリーム豆かん」をいただく。白玉だんご+アイスクリーム+赤えんどう豆+寒天+黒蜜だ。赤えんどうの皮の柔らかさと、ほのかな塩加減が絶品。また黒蜜の甘さもほどほどでとてもいい。このくらいの味加減だと、寒天の風味までがしっかりと楽しめる。確かにうまい。子供の頃缶詰の蜜豆を食べるときは、この赤えんどう豆が嫌いで避けていたものだけれど、よもやこれを唸りながら味わうようになるとは我ながら驚きだ。
[いり江] 江東区門前仲町2-6-6 TEL:03-3643-1760 MAP
□ 田端駅前 (*istDS / ARAX 2.8/35mm S&T:クリック拡大)
田端あたりは武蔵野台地の東の縁になっていて、田端駅前はもう絶壁。崖の上と下で二階建ての街になっている。線路も自動車道もここをなだらかに通過するために、切通しになっている。通勤時に毎朝通過するところで、ずっと気になっていた場所。
特に気になっていたのは、山手線の車窓から数秒間だけ見えるトンネル。このトンネルやや上のコンクリ部分に草花が根を下ろし、春先には花も咲かせる。このトンネルの近くで前エントリーの踏切に遭遇。そのまま武蔵野台地の縁に沿って王子に辿りつく。
□ サイケな美術教室前 (*istDS / A MACRO50mm F2.8 :クリック拡大)
□ 山手線の下をくぐる高崎線のトンネル
□ モチ坂 (坂上にあったモチの木にちなんで呼ばれていたらしい)
□ 上中里