□ こはだ
赤坂7丁目の「鮨処 奈可村(なかむら)」で会食。ここの大将は`70年代にデュッセルドルフの日本館で7年間握り、その後赤坂で握って30年になるそうだ。たまたまドイツ美人がお客さんでやってきて、本当にドイツ語を交わされていた。握りももちろんおいしいのだけれど、途中で出してくれるトマトや最後のわさび巻き、佐藤錦など、びっくりするくらいおいしいシロモノが飛び出してくる。「ウチはフルーツ食べに来る人もいるんだよ」とも。また国際派の大将の話にも味わい深いサビが効いている。
□ とり貝
□ あなごを塩で
□ ウニ
□ ミル貝
□ 真子鰈
[鮨処奈可村] 【移転-再開店】
港区赤坂5-5-8 赤坂ファイブビル2階
TEL:03-6277-7343
□ 小鉢の蕎麦ランチ (①雑穀米、汲上豆腐、牛蒡と舞茸の炒り煮、玉子焼、野沢菜)
□ 小鉢の蕎麦ランチ (② 蕎麦)
赤坂七丁目の「ながら」でランチ。前回食べられなかった小鉢の蕎麦ランチにありつけたのだけれど、店の前で待っている間に店主が厨房から出てきて、「あまりに手間がかかりすぎてもう限界、今日限りでもうこのランチメニューは終了にさせてもらいます」とのこと。初めてにして最後のメニューとなった。
そりゃそうだろう、皿数が多く、そして玉子焼きなんかも焼きたてで温かい。さぞかし手間がかかることだろう。汲み上げ豆腐もほんのりと温かく、そして甘い。ごぼうと舞茸の炒り煮も甘くなく、厚めに切ったごぼうの味がしっかりとして新鮮な味わい。これに雑穀米なんかを合わせていると、身体がきれいになっていく感じがしてくる。このあとにおいしい蕎麦が出て、最後に甘みを抑えた白玉ぜんざいと煎茶とくる。こんな贅沢なランチは表彰もんだね。 でももう食べられない。
[NAGARA] 港区赤坂7-6-50 TEL:03-3583-7500 MAP
□ 小鉢の蕎麦ランチ (③ 白玉ぜんざい)
□ モウカザメの心臓 胡麻和え
□ 内子たっぷりのとげくり蟹
いやー、めくるめくアオモリナイト。青森県産のよりすぐりの海の珍味「七子八珍(ななこはっちん)」をいただく機会に恵まれた。神楽坂の「北町 善知鳥(うとう)」で催されたこの会は青森産の珍しい食材と話題にあふれ、青森に行かずにはいられない気持ちになってしまう。
七子八珍の中ではモウカザメの心臓がびっくりするくらいおいしいものだった。コリコリとしたレバ刺しのような感じで一級の珍味。それと内子のつまったとげくり蟹も絶品。とげくり蟹というのは、弘前の花見にはかかせない食材なのだそうだ。みんな5月の花見の時期に桜の下でとげくり蟹を食べるのを楽しみにしているのだとういう。
七子八珍以外の話では、「味噌カレー牛乳ラーメン」っていうヤツが気になって気になってしょうがない。今青森で大人気で、キワモノのように聞こえるかもしれないけれど、これが実においしいのだそうだ。また、ふじつぼ雑炊、ふじつぼの軍艦巻きなどなど。花見の蟹にしても、味噌カレー牛乳にしても、一瞬だまされているんじゃないかと思ってしまうが、これがどうも本当の話らしい。やっぱり行ってみるしかないね。
→ まるごと青森
[北町 善知鳥] 新宿区北町21 TEL:03-6411-0863
□ すじこと蕪のサラダ
□ ふじつぼ津軽味噌仕立て
□ ふじつぼ
□ ホヤともずくの酢の物
□ このこ と みず の煮浸し
□ 帆立貝焼味噌
□ とげくり蟹
□ 蟹ご飯
□ 桜海老ご飯
□ シメの蕎麦もしっかりと盛られる
仕事仲間と広尾のお蕎麦屋さん「さ和長 (さわちょう)」で食事。料理のメニューが充実しすぎていて最後の蕎麦を忘れそうになるくらい。西麻布にあった割烹「つくし」を源流とするらしく、どの料理をとってみてもまったくもってうまい。冷奴ですら抜群においしい。
[さ和長] 港区南麻布5-15-11 TEL:03-3447-0557 MAP
□ お刺身
□ 鮎塩焼き
□ あげ茄子
□ 水茄子の糠漬け
□ 出汁巻き
□ 釣りの天然鰻
三軒茶屋での演奏会に行った帰りに、三宿の「鮨処 榎本 (えのもと)」で食事。いいネタ揃いの中でも、最後の天然鰻がすごかった。娘は鰻が苦手なのだけれど、大将が「鰻嫌いでもこれは食べてみるべきだ」と強く勧める。結局かなり満足したようだ。脂というかゼラチンというか臭みのないプリップリの分厚い焼き鰻はまったく初めてのおいしさ。
[鮨処 榎本] 世田谷区池尻3-29-3 TEL:03-3424-9601 MAP
□ 利尻のムラサキ雲丹とバフン雲丹
□ 閖上の赤貝
□ ネギトロとごぼうの味噌漬け巻き
□ カマトロ焼き
□ 鯛の胡麻ダレ丼
みすじ通りの「閑人 (かんじん)」でランチ。鯛の胡麻だれ丼に野菜の炊き合わせがついたランチ(1000円)をいただいたけれど、ここもランチの定番に入れたいね。夜は夜ですごい料理が並ぶようだ。
[閑人] 港区赤坂3-12-7 2F TEL:03-3560-1166 MAP
□ 焼鳥丼
表参道交差点の近くの焼鳥屋さんの名店「鳥政(とりまさ)」でランチ。入り口をくぐる前から「なんにするの?」と聞かれるので、よくわからないまま「焼鳥丼?」と語尾を上げて応えてみた。でも入ってみるとみんなラーメン食べてんじゃん! ラーメンセットというものらしく(店内にもメニューはない)、鶏だしラーメン+焼鳥丼(小)ってところか。
ところで、私の頼んだ焼鳥丼(1260円)はとてもでかかった。焼鳥のサイズも大きく、ご飯の量も多い。ご飯半分にしてもらえばよかったぐらい。そして焼鳥はもちろん抜群においしい。伊勢廣の丼をワイルドにしてCPを倍にした感じ。混んでいるけれど、超オススメ。
[鳥政] 港区南青山3-13-2 TEL:03-3405-4515 MAP
□ 各駅停車の表示の下を猛スピードで駆け抜けて行った副都心線
今日初めて月曜日を迎えた副都心線に乗ってみた。朝は「途中混雑」という理由で10分間電車がホームに入ってこなかった。でも信じられないことに空いていて座れたから、そのぐらいは良しとしよう。しかし、帰りは「ダイヤ混乱」という表示に変わっていて15分間列車が来ず、しかもようやく来た電車も明治神宮から池袋までトンネルの中で何度も停車し、結局トータル45分もかかってしまった。
東武東上線と西武線がそれぞれ有楽町線と副都心線に乗り入れている上に、急行や通勤快速まで導入するものだから、走る前からしてすでに「ダイヤ混乱」なんじゃないだろうか。車内は空いていても課題は満載の副都心線を今しばらく見守ろう。もう、定期券買っちゃったし.....
□ ざるそば
赤坂小学校近くのお蕎麦屋さん「NAGARA (ナガラ)」でランチ。住宅街の一軒家のお店で、話しながら歩いていると見過ごしてしまう。元さんの記事にあった小鉢のランチを楽しみにしていたのだけれど、出遅れたため売り切れ。お蕎麦も出てくるまでに時間がかかるので、余裕のあるときにもう一度行ってみよう。
[NAGARA] 港区赤坂7-6-50 TEL:03-3583-7500 MAP
□ マルゲリータ
赤坂「エッセ ドゥエ」でピザランチ。ピッツァアントニオがピカイチだな。モッツァレラチーズの淡白さとイタリアンサラミの塩加減と薪の香りがいい塩梅。となりの席にはkon-konさんがGRを構えていた。
[ ピッツェリア エッセ ドゥエ] 港区赤坂6-11-13 TEL:03-3585-2232 MAP
西麻布交差点近くの「ぎをん か波羅 (かはら)」で会食。以前お世話になった方が海外赴任となり、その歓送会。か波羅は中に入ると、一見カウンターバーかと思いきや、さらにその地下ふかーく掘られた空間におしゃれな個室のレストランが現れる。料理も京野菜や贅沢な素材を使ったものが次々に登場。昔話に花開き、あっという間に四時間も過ぎてしまった。
[ぎをん か波羅] 港区西麻布2-25-21 B1 TEL:03-3409-1099 MAP
□ 麻婆豆腐
赤坂小学校の近く北京宮廷料理「涵梅舫(かんめいほう)」でお昼ごはん。'99年に「料理の鉄人」で陳健一に勝利して人気になったお店らしい。5人で5種類のランチメニューを注文したものだから、一人1300円ぐらいにもかかわらず、なんだかすごい充実感。麻婆豆腐の登場は圧巻。タオルのかけられた土鍋が運ばれ、蓋が開けられるとグッツグツに煮えたぎった麻婆ソースが飛び散る。間もなく建て替えで閉店するらしいので、もう1-2回は通っておきたい。
[涵梅舫] 港区赤坂7-6-47 TEL:03-3224-1607 MAP
□ 付き出しと玉米湯
□ 蠣油牛肉
□ 茄子と豚挽肉
□ 糖酢魚片
□ 回鍋肉
□ 焼饅頭
「富麗華(ふれいか)」でランチョンミーティング。お薦めの焼饅頭を、火傷しないように、汁を飛ばさないように、慎重に口へ運ぶ。以前ここの餃子でネクタイを一本ダメにしたことがあるからね。
[富麗華] 港区東麻布3-7-5 TEL:03-5561-7788 MAP
□ 蚕豆と豆苗の炒め物
□ 赤魚のいしる焼き
金沢の造り酒屋「福光屋」の直営店「SAKE 鏡花(きょうか)」でランチ。薄暗い店内に足を踏み入れると、大胆にもお店を対角線に貫く大きなカウンターに驚かされる。おいしいごはんと味噌汁とおひたし。とても落ち着くお店。
夜、不慣れな日本酒を飲みに来てみよう。
[SAKE 鏡花] 港区赤坂5-5-9 TEL:03-3585-3030 MAP