November 29, 2003

無音のパソコン

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パソコンのCPUは処理速度が上昇すればするほど高温になり、近い将来、CPUの局所温度は原子炉の炉心温度を超えるといわれている。現在は、その高温のCPUに小型扇風機のようなファンで空気を吹き付けて強制的に冷やしているので、パソコンはそのファンの風切り音で相当うるさくなってきている。

最近、そのCPUの温度を、アルミケースのパソコンのケース全体に伝導させて逃がし、ケース全体で冷やすことができる商品がZALMANから登場した。このケースはファンを一切使わないので無音だという。
欲しい。
しかし、ケースだけで15万円近くするらしい。ケースというのは3万円も出せば、高級総アルミケースが買えるので、かなり高い。わが妻との闘争をするまでもなく、こんな値段では手が出ない。ちなみに重さは21キロだそうだ。

「パソコンを無音・静音にする」というのは、1つの立派な趣味のジャンルを形成していて、秋葉原には、こういう趣味に特化したお店も数店あるらしい。ホームページも多い。調べだすと、奥が深い。静穏化に異常に惹かれる自分は、どこかおかしいのではないかと心配にもなるが、マニアのホームページをみていると、相当にいかれている人が多いので、ひとまず安心だ。

November 28, 2003

WEBページの善悪

「じじーどる」の紹介によると、WEBページの善悪を診断するサイトがあるようだ。

ここで、わが愚サイトのトップページを評価したところ、88%邪悪?だそうだ。ICYを気取るんだから、それでもいい! と開き直る。

November 27, 2003

中国飯店富麗華の上海蟹

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昨夜は中国飯店系の富麗華で会食。上海蟹をいただいた。年に一度は上海蟹という気分になるくらい、他には代えがたいおいしさだ。中国飯店では、上海蟹を全て食べやすくほぐして出してくれるので、あとはもう、箸で摘み上げるだけで至福にありつける。
しかし、それだけに値段も高い。驚くべきことに、この高い値段にもかかわらず、お店は満員状態!

[富麗華] 港区東麻布3-7-5 TEL:03-5561-7788


(2004.12.27追記)
今年も「富麗華」で上海蟹をいただく機会に恵まれた。昨年より1ヶ月遅れということもあり、この時期は雄(オス)の蟹。雌(メス)は内子がたっぷり入っていて、それはそれでおいしいが、雄の濃厚なミソもすばらしい。最後のシメのごはんは炒飯ではなく、スパイシーなたれのかかった白身魚がのった白いごはん。このシメのご飯は今までに出会ったことのないおいしさ。すばらしい。お店の方は今年も満員だった。(写真は今年の雄のものに差し替え)

今年の小学1年生

「今年の小学1年生はひどい」
こんな話を、たまたま複数人から聞いた。一人は妻のPTA仲間から。もう一人は教育現場に20年携わっている方から。それでこのことは教育界では当然のように語られているという。

そんなことってあるのかなあと思う。最近の小学生は・・・という話ならすんなり理解できるのだけれど、「今年の小学1年生」という特定の仕方が、とても不自然に聞こえてならない。そもそも親の年齢が違うし、第一子もいれば第三子の場合もある。昨年の1年生が問題なくて、今年の1年生がひどいというのは、どういうことなのだろうか?

どうひどいのかと詳しく聞いてみると、たとえば、注意をすると「別にいいじゃん」と答えるらしい。1年生から学級崩壊寸前になることもあるらしい。

事実だとすると、その原因をあれこれ想像するのは、とても興味深い。

November 25, 2003

憂鬱な雨

今日は朝から雨。なぜか会う人会う人、「気が重い雨ですね」「憂鬱な雨ですね」という。普段、雨が降ってもそんな会話はあまりしない。なぜ今日に限って憂鬱に感じるのだろう。やはり三連休明けであることに加え、時期的に暖かい秋が終わり、一気に冬に向かう予感がするからか。

November 24, 2003

修理ついでにモニタ新調

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仕事の宿題を終えて、息子の壊れたPC修理の部品を買出しに、夕方から池袋に行った。もうノートPCは使えなくなったので、家にある古い部品をかき集めて1台のデスクトップ機を組み立てるためだ。ノートPCのハードディスクから部品寄せ集めのフランケンシュタインデスクトップへデータを移すためのコネクターがどうしても必要なので、重い腰を上げてパーツ屋をあさり、900円の部品をみつけてきた。そのついでに、17インチ液晶も買っちゃった!今まで使っていた15インチ液晶は、息子のフランケンシュタインPCの顔にお下がり。900円の部品を買いに行って、モニターを買ってくるんだから、家族はかなり呆れ顔だ。
食後に格闘すること3時間、無事データの吸出しも成功し、新モニター設置も終了した。 デカイ!デカスギル!しかも安い! 3年前に購入した15インチモニターの半額以下で買える。お店でみると17インチでも小さく見えて、思わず19インチを買いそうになった。パワーポイントも120%表示で書類を作ることができる。
娘が一言、「画面が大きいと何がいいの?」 さて、何がいいのだろう?

息子のノートPC、昇天

息子のThinkPadが起動しなくなってしまった。いろいろ調べてみると、致命的な故障のようだ。とりあえず、ファイルデータを救出しなければならないが、あーめんどうくさいことになってしまった。どうも、ノートPCは2-3年で壊れてしまうようだ。

November 22, 2003

やけに暖かい一日

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もう11月も下旬だというのに、今日はなんという暖かさだったんだ! お昼頃八重洲から日本橋方面に歩いていたのだけれど、汗ばむほどだ。22-3度ぐらいあったのかなあ。
写真の奥にそびえ立つのは旧日本橋東急跡にたったビル。牛のマークがついているから、メリルリンチが入居したんだ。事業がうまくいかなくても、人をたくさんリストラしても、オフィスはずいぶんと立派だなあ。

November 21, 2003

あーまずい、ヌーボー

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「今年のボジョレーヌーボーは最高の出来です!」なんていわれてたけれど、まずいものはやっぱりまずい。今日飲んだのはボジョレーヴィラージュヌーボーだけれど、どうなんでしょう、おいしいボジョレーヌーボーはあるんですかね? お店では、皆口々においしいおいしいといいながら飲んでいるのだけれど、うそだろう? こういうのはお祭りだから、野暮ったいことを言ってはいけないのだろうから、何もいわなかったけれど、でも、「おいしい」はいいすぎだろう。

November 19, 2003

ネットで映画鑑賞

TEPCOひかりがようやく映画コンテンツ配信実験を始めた。ハリウッド映画5本を用意している。土曜日にとりあえず1本視聴。けっこう面白かった。有名な映画じゃなくても、このクラスの映画が楽しめるのは価値がある。無料だしね。映像のクォリティは、多少ざらつき感は否めないものの、フルスクリーンでスムーズに見られる。

B-FletsからTEPCOひかりに乗り換えたとき、そのコンテンツサービスの貧弱さに閉口した。これはセンスの問題だと思う。プアにしてバッド。こんなコンテンツサービスなら、いっそのこと閉鎖して人員も減らして100円でもいいから料金を下げた方がいいと思った。今度の映画配信で少し期待が持てるようになった、かな?

山手線内の会話

山手線で座っていると、新橋から乗り込んだビジネスマン2人が目の前に立って、まるで三流広告のような会話を交わしていた。ついつい盗み聞き。いいのか勝手に掲載して?

「携帯乗り換えようと思うんですよ、auのインフォバー。かなり、私の理想形に近いんですよね。四角くて、折りたたまなくて」
「今の電話番号変えてでも、乗り換えるんだ?」
「そう、それぐらい惹かれるんですよ」
「実は、俺もauに乗り換えようか迷ってるんだ。GPSナビつきのやつ。あ、これこれ」(といってauの車内吊り広告を指差す)
「いつ使うんですかナビ?」
「地方行ったとき、すごい便利だと思うんだよ」

まだまだ、革新的なデザインや機能があれば、かなり大きな障害も乗り越え得るものだなあと思ったひと時だった。

November 18, 2003

カノビアーノ京都

せっかくだから、夕食も京都で食べるととした。先日テレビで、今最も予約がとりにくいといわれているらしい代官山のカノビアーノ(イタリアン)が京都に出店するというドキュメンタリー番組を見た。そのことを思い出し、電話をすると、なんとすんなりと予約が取れてしまった。なぜドキュメンタリーに取り上げられていたかというと、この店が京野菜に徹底的にこだわって作られており、にんにくも唐辛子も使わない、オリジナルなメニューを提供しているからだ。京野菜も京都・鷹峯で400年14代にわたって野菜を作りつづけてきた農家の樋口さんという方のものにこだわっているという。ひさしぶりに、重苦しいウンチクにとりつかれてしまった。

で、お味の方はというと、これはかなりおいしい。「京都のイタリアン」といわれて思い浮かべる味イメージそのものかもしれない。お昼に食べた「湯葉のにぎり」とはわけが違う。

生のエンドウ、生のオクラ、生の京にんじんの葉、生の菊の葉などなど、いずれも甘く、香り高い素材であった。苦い野菜も「苦い」という味を楽しめるようになっている。
野菜以外も、こんがりとソテーした鱈の白子をのせたリゾットや、最後のデザートもオリジナリティが高く、堪能できる。最初から最後まで、料理の話で盛り上がることができた。
野菜が嫌いじゃない人にはかなりお勧めのお店だと思う。


【リストランテ カノビアーノ京都】
〒605-0008 京都市東山区大和大路通三条下ル東側大黒町137番
TEL: 075-531-9831

ランチタイム 11:00-
オーダーストップ 14:00
ディナータイム 17:30-
オーダーストップ 21:30
バー 17:30-23:00

東福寺の通天橋の紅葉

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京都出張の会議が15:30に終了したので、東福寺の紅葉を見ることとした。今年の京都は暖かく、紅葉がさっぱりらしい。山々も青々している。お得意先より、東福寺はなんとか紅葉を見られるのではないかとの助言をいただき、馳せ参じることとした。東福寺の南門前に到着したのが15:57。16:00に観覧を締め切るというので、蒙ダッシュで参観料を払い駆け込んだ。美しかった。紅葉に染まる通天橋を渡り、開山堂で庭を眺めてしばし佇んだ。紅葉や庭を眺めてとても落ち着く気持ちになるのは、少し歳をとった証拠かもしれない。

京都出張2

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ふたたび、京都出張。前回は余裕のお昼ご飯にありつけたが、今回は京都駅到着から会議までの時間が40分しかなく、駅ビルの回転寿司となった。京都は今紅葉狩りの観光シーズンらしく、駅は爺さん婆さんでごった返しており、食堂もトイレも長蛇の列となっていた。回転寿司だけ、並ばずに入れたので、8人で回転寿司に入店。15分で食事を終えた。京都ならでは?の湯葉のにぎりがあったので、食べたくなかったけれど、この気まぐれ日記のネタとしていただくことにした。食べなければよかった。

November 15, 2003

おしぼりで食べる信州そば

大塚駅近くにあるお気に入りの焼肉屋さんのとなりにあった蕎麦・うどん店。「おしぼりで食べるうどん、信州そば」という看板が出ている。おしぼりで蕎麦を食べるのは、かなり難しいと思う。 んなわけないか。辛味大根の絞り汁のことか?

November 14, 2003

名刺の自動販売機(2)

今朝、おそるおそる近づいて、料金を確認してみた。30枚の名刺を出力して1000円の料金。仮に900円の粗利が出るとして、1日8人の利用者があれば、月に22万円の利益。場所代が仮に月に7万円、メンテナンス人件費が月に3万円とすると、12万円の利益。ハードウエアが50万円とすると、半年たたずに利益化できる計算。逆に1日3人なら毎月2万円の赤字。

初リンク

おおッ!嬉しいじゃないか。 「じじーどる」がわが零細サイトになんと初リンクを張ってくれているじゃないか。ありがとうございます。
紹介文が「教養あふれる写真日記」ときている。悪い気はしない・・・が皮肉か? しかし、自分でも、いったい他の人に読んで欲しいのか、読んで欲しくないのか、よくわからなくなってきた。googleに登録されたり、リンクを張ってもらうと、嬉しくなるのは、読んで欲しいからなのだろうと思うけれど、素直にそう認められないのは、ひねくれているのかな?ま、いいか。

わたしも、リンク集を作らなければ。

November 13, 2003

名刺の自動販売機

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池袋駅で名刺の自動販売機を見つけた。こういうものは前からあったのだろうか? どの程度売れるものなのかわからないけれど、メンテナンスのことを考えるとあまりもうかるとも思えない。技術的には難しいものはないのだろうけど、紙やインクの補充、料金の回収、紙詰まりのトラブル対応に、カスレなどの苦情受け付け・・・人的対応が不可欠で、コストも嵩みそう。いつまで持ちこらえられるのか観察しよう。いつも通勤で使う電車の改札のまん前に設置されているので、毎日チェックせざるを得ないのだけど・・・

November 11, 2003

vodafoneようやく新機種

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ようやく当初の目標であった、携帯からのモブロギング環境が整いそうだ。このV601SHは202万画素のCCDカメラを搭載。オートフォーカス機能を備おり、最大20倍のデジタルズーム機能や連写機能、夜景やスポーツなど利用シーンに適した撮影モードが用意されているらしい。今使用している携帯のカメラは30万画素程度であったためか、ピンぼけ写真しか撮れなかったが、202万画素あれば、WEB用写真としては全く問題ない。また、マクロ撮影もできるので、食メニューのどアップも撮影可能だろう。
レストランでデジカメを取り出して撮影するのは、なかなか勇気のいることだし、やはり携帯のカメラでさりげなく高画質の映像が撮影できるにこしたことがない。しかし、シャッター時に、あのピロリロリン♪とかカシャッ!とかいう音の問題は残ってしまう。誰か、この解除の仕方を教えてくれませんか。

November 08, 2003

光ファイバー

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わが家のベランダから撮影した電柱・電線・光線。信じられないぐらい線だらけだ。ブロードバンド系だけでも、TEPCOの光ファイバー、NTT B-Fletsの光ファイバー、J-COMのCATV線の3線が通っている。この他に電話線、電力線、U-SENが加わる。いいのかこんなんで?と思う。

TEPCOから垂直に伸びているのがわが家への光ファイバーの引込み線。今夏にB-Fletsの光ファイバーから乗り換えた。大工事をしてくれたNTTのB-Fletsには申し訳なかったけれど、TEPCOへの乗り換え工事費は無料な上に、3ヶ月間の利用料も無料にしてくれるというキャンペーンに乗っかってしまった。B-Fletsの時の実効速度は30Mbpsだけれど、TEPCOでは50Mbpsに上がり、しかも利用料も安い。また、B-fletsのニューファミリープランは100M線を最大32ユーザーで共有利用するのに比べ、TEPCOは1ユーザーの独占利用となっている。将来のリッチコンテンツ時代(いつ来るんだ?)を考えると、TEPCOひかりの選択しかありえないね。

家庭料理と器の店

昨夜はお得意先と会食。乃木坂の家庭料理と器「志門」という和食屋さん。お店はイマドキのこじゃれた和食屋さんだけれど、料理は一品一品創意工夫が効いていて、とても楽しめた。百合根(ゆりね)のかき揚げと九州産のカラスミ、ひらめと生白菜のポン酢かけなどは、ハッとする味わいだった。お店の中の料理の写真はフラッシュを焚かずに撮っているが、夜はさすがにそうはいかない。で、写真はなし。このお店は器がまたすばらしいので、料理の写真も映えるだろうなあ、と思いながらも、お得意先もいっしょだし、あきらめた。

November 05, 2003

ネット上で旧友発見

昨日、googleで北海道に住んでいたころの中学の友人の名前を検索したところ、見つかった。何年か前にも探してみたけれど、そのときには発見できず、あきらめていた。しかし、今回はついに発見できた。思わず飛び上がった。
大きな病院の長男で、重い宿命を背負っているはずだったので、その後どうなったのか、すごく気になっていたけれど、院長先生になっていた。すごく嬉しかった。
病院のホームページにあったメールアドレスにメールを出してみたところ、今日返信が返ってきた。あらためて、ネットのすごさを痛感した。毎月東京へ来ているとのことなので、今度会うのが楽しみでもある。

November 02, 2003

高田馬場の純連

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先日テレビをみていて、札幌の純連が、高田馬場に出店していることを知った。札幌の本店へは、数年前出張の際に空港から直行して食べにいったことがある。
今日は娘の学園祭に行った帰りに、妻といっしょにその純連に寄ってみた。ちょうど昼時なのに、それほど混雑しておらず、すぐに座れた。ここは味噌ラーメンで全国区で有名になり、ラーメン博物館にも出店しているらしい。1cmぐらいアツアツのラードが浮いているので、湯気が上がらない。しかし、スープはやけどしそうに熱い。味噌スープは独特の風味がある。まあ、おいしいけれど、それほど驚かない。

高田馬場のラーメン屋では、「渡なべ」がすごい!と思う。麺、スープ、メンマいずれも独創的で、一口食べるとアッ!と驚く。これほど、いろんなタイプが展開されているラーメンの世界にも、まだまだ独創的なものが産まれ得るのだなと感心する。

November 01, 2003

わが家自慢の麻婆豆腐

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先週は四川麻婆に痺れたので、今週は、最近はまっている自慢の麻婆を作った。いつも納得いくまで同じメニューにチャレンジし続けてしまうので、家族はかなり迷惑しているようだ。しかし、どこの麻婆豆腐よりおいしい・・・と思う。
今年になって、京都と名古屋の出張が増えたこともあって、京都の七味と名古屋の八丁味噌を仕入れて麻婆豆腐の調味料としている。京都の七味は関東のものとは違って、大部分が山椒で構成されていて、全体に枯れた緑色になっている。四川の花椒に比べると痺れも辛味もマイルド。これをできあがった最後に、大量に加えることにしている。八丁味噌は、豆鼓(トーチー)醤のかわりに使っている。ある時八丁味噌が豆鼓の香りにすごく似ていると気づき、それ以来使うことにした。独特の深い香りで塩角がとれた味わいなので、こちらの方お勧めかもしれない。この八丁味噌と甜面(テンメン)醤、豆板醤、牡蠣油を合わせて醤の部はできあがり。

ちなみに京都の七味は、新幹線京都駅のコンコースのおみやげ売り場で、カクキューの八丁味噌は名古屋駅松坂屋の地下で売っている。
★★★★★

キーボード

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家では、FILCOのメカニカルキーボードと呼ばれるものを使っている。もう5年ぐらいになるけれど、今でもびくともせず、カチカチッと打音を響かせている。キーボードはPCデバイスの中でも一番心惹かれるものだ。学生時代にオリベッティのタイプライターを愛用していたので、キーの配置の美しさや、打音の心地よさがとても大切に思える。そこへいくと市販されているPCでは、あまりキーボードへのこだわりが反映されていないと思う。このFILCOのキーボードは、全てのキーが隙間なく、ぎっしりと詰め込まれている。決して使い勝手のいいものではないが、見た瞬間に衝動買いしてしまった。できれば、ファンクションキーとの隙間もなくして欲しいものだ。
ポータブルPCではIBMのThinkPadを使っている。これもキーボードの美しさで選んだようなもの。IBMはキーボードに関する基礎研究を続けている。IBMもタイプライターを作りつづけてきた会社だから、キーボードの大切さをどこよりも熟知しているのだと思う。