最後の夜は、誰もが知っているという北京ダックの専門店「全聚徳烤鴨店」に連れて行ってもらった。とても大きなお店だ。店内も歴史を感じるオブジェがあちこちに散りばめられていてすばらしい。お料理は全12品のコースだったが、北京ダックに辿りつく前に、6品目にして満腹になってしまった。前半の汁物系が多いのが効いている。
□ 前菜
□ ダックの胡麻揚げ
□ 松茸と白菜の上湯スープ
□ 北京ダック そのまま
北京ダックは、そのまま甘味噌をつけていただくものや、胡麻つき饅頭に挟んだり、春餅に包んでいただいたりと3種類のいただき方がある。これだけでもお腹いっぱいになる量だ。
■ ローストチキン
中国大飯店での大きなパーティ。いわゆる宴会料理となる。五星ホテルだと聞いていたので期待していたが、残念ながらあまりおいしくない。4時間近いパーティでとても疲れた。
■ 川魚の蒸し物
■ 焼きうどんのような焼きそば
秋葉原の街を一つの大きなビルに押し込めたような「電子商城」の最上階にある「AC・蒸菜」というカジュアルなお店で昼食をいただいた。「AC・蒸菜」のACは「art & cuisine」だそうだ。とてもカジュアルで値段も高くないお店だが、大満足。特に気に入ったのはキノコ料理。見た目はぜんまいのように見えるが、茶色く細長いキノコで、芋がらのようなコリコリとした食感で、味はポルチーニ茸。(茶樹菇cha shu gu)
■ 十穀米みたいなごはん
■ 東玻肉
■ 川魚の蒸し物
■ 豚肉と白菜の水餃子
■ 排骨
ちなみにこのフロアには吉野家が入っていて、みな日本では幻の牛丼を食べている。ランチは100円前後が相場のところへ持ってきて、牛丼は300円ぐらいするという。物価感覚は10倍にするといいといわれたが、日本の感覚に換算するとみんな3000円の牛丼食べてんだ。
22日から北京出張。二泊三日で今日午後戻ってきた。初北京だったが、いわゆる観光はできず、かろうじて走る車の中から雪に煙る天安門を撮影。ただ、食べたものはしっかり撮影してきたので、週末は北京での食べ物日記となる。
話題の唐招提寺展に行ってきた。少ない展示物ながら、よくできた構成でとても楽しめた。特にTBSと凸版印刷で作り上げた、超大型&超高精細のヴァーチャルリアリティでめぐる唐招提寺金堂がすばらしい。10m×3mの大画面にハイヴィジョンの2倍の高精細映像を映し出す。真ん中の前の方に陣取れば、画面が視界を越えるので、あたかも画面に埋没するかのような印象を得られるだろう。残念ながら、混んでいて斜め後ろからの立ち見だった。歴史的偉業を最先端のテクノロジーで再現するすばらしい企画だ。これから行かれる方は、まず最初にこれを見てから、展示物をみることをお勧めする。
写真は盧舎那仏坐像。鑑真和尚はさすがにガラスケースに収められていたが、それ以外の仏像はそのまま展示されている。今回は平成の大改修のため、初めて実現した展示会だそうだ。
また、音声ガイドは「世界遺産」の寺尾聰によるもので、この声がたまらない。
夜、おじさん4人で食事でもしながら話をしようということになり、先日kokoさんから紹介いただいた「タヒチ」のペントハウスにいれていただいた。根津美術館裏の静かな住宅街にあるお店で、屋上にこじんまりしたペントハウスを持つ。ここを4人で占拠し、南方系料理をつまみながら久々に痛飲した。三田の「アダン」と同じ経営者の方のお店とのことだが、料理もおいしく、お店の方々の応対も柔らかで、「アダン」と同じようにとても居心地がよい。途中雪が舞い落ちてきた。雪に煙る遠く六本木の夜景を楽しみながら時が経つのを忘れて、かれこれ5時間も長居してしまった。
[タヒチ] 港区南青山4-27-17 TEL:03-5467-4677
1階の調理場
3階のペントハウス
ちょっと携帯のカメラでは、この暗さを克服できなかった。ひどい手振れ。
一日雨。空気が乾いていたのでホッとする。
夜は西麻布の「醍醐(だいご)」で会食。いろいろ前菜をつまんで、最後に米沢牛を炭火でさっと炙っていただくというお店。その昔「外人の接待にいいよ」と紹介されたことがあるが、なんだかわかるような気もする。
[醍醐] 港区西麻布1-4-25 TEL:03-3479-2277
網に乗っているいるのがヒレ、皿の上のものはロース。とても美しい。
華八の帰り道に見つけた大山のケーキ屋さん。暗い路地の中で、ついつい誘い込まれそうな柔らかな光を放っていた。満腹だったので入らなかったけれど、きっとおいしいに違いない。たぶん。
お店の名前がよくわからなかったが、鑑識課の調べによると写真の左側にガラスに映りこんでいる看板のようなものを発見。拡大して反転してみると、「Rosemary Love Vanessa」と書いてあるように見える。
今晩は知人の所属するフィルハーモニックアンサンブル管弦楽団の演奏会で、池袋の東京芸術劇場の大ホールへ出かけた。全曲ブラームス。渋い。バイオリン協奏曲では千住真理子さんがソリスト。プロの力ってものはたいしたもんだね。すっかり魅了されてしまった。フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団の定期演奏会なのだが、有名なソリストが来ると集客力は抜群だが、主役の座を奪われてしまう。悩ましいところだ。
今夜は大山の「華八(はなはち)」で会食。前回とは違って、文字通り満席。お客が20人に対し大将が一人で握るので、本当に大忙しだ。マシンガンのように握りながらも、実に美しい盛りを披露する。そしていつ来てもおいしい。
[華八] 板橋区大山金井町28-11 TEL:03-3958-8783
炒め物にはピーナッツオイルをよく使う。5年ほど前に試しに一度つかってみたところ、その香りによさにすっかり「お気に入り」になってしまった。そのころはどのお店にもおいてあったピーナッツオイルだが、ここ最近は全くみかけなくなってしまった。百貨店の食材売り場でも、小瓶で高額なものしか売っていない。横浜中華街の食材店で買っていたが、わが家からは遠いのでとても不便。
しかし、なぜもっと早く気づかなかったのだろうと思うが、ついに「楽天」で発見。これでようやく安定的入手ルートを確保できた。送料がかかるので、まとめ買いがいいが、賞味期限もあるので3本(3L)ぐらいがちょうどよいか。
内幸町の「安芸路酔心(あきじ すいしん)」で昼食をいただいた。日替わり定食で金目鯛の煮付けだったが、脂の抜けたパサパサの金目鯛でとてもおいしいとはいえない。残念。945円でおいしい金目鯛を期待するのがそもそも間違いかもしれない。
[安芸路酔心] 港区西新橋1-10-1 TEL:03-3501-1451
知人がRaxcel(ラクセル)というお店をネット上で開店した。これは、エクセルで3万シートぐらいと格闘した男のエスプリの結晶をツールにしたような商品を扱うお店だ。何言ってんだかかえってよくわかんなくなってしまったが、要するに、エクセルでのいろんな繰り返し作業を一発ボタンで解決してしまうことができるツールを売っている。エクセルをよく使う人はぜひ一度試してみて欲しい。作業時間を半減できると思う。とりあえずは「網かけ」ボタンがダウンロード可能になっているが、今後ぞくぞくとこのツールボタンが増えてくる予定だと思う。
世の中で一番好きなラーメン屋さんが「天鳳(てんほう)」。札幌のラーメン横丁からの東京進出店で、もうかれこれ20年ぐらい経つのだろうか。本当においしいと思う。味の好みは人それぞれで、特にラーメンについては皆一家言持っているからランクなんかつけられないのだけど、自分にとってはここが一番。
135(いちさんご)というメニューが標準で、1麺かたく、3しょっぱく、5油っこいレシピーの醤油味。麺の固さはアルデンテなんてもんじゃないぐらい固く、これがおいしい。札幌の西山製麺所から空輸された特注麺だ。この135よりもっとすごいのが「メンバリ」。その昔「メンバリってなんですか?」と聞いたところ、「麺バリバリだ」との答え。
今日は午後から乃木坂で仕事だったので、3時ごろ誰もいない天鳳で135をおいしくいただいた。やっぱりイチバン。
[天鳳] 港区六本木7-8-5 TEL:03-3404-6155
麺の固さは写真で伝わるのだろうか。
子供の頃、ガラナエールという飲料があった。東京でその話をしても誰もそんな飲料を知らない。どうも北海道にしかなかった飲料なのかなあと思っていた。昨年末百貨店の大北海道展でコアップガラナという飲料が売っていたので買ってみた。自分が飲んでいたガラナエールとは違うけれど、ガラナは今でも売っているんだあ。そこでガラナについて調べてみると、大変面白い生い立ちがわかった。昭和30年代、コカコーラの日本上陸を迎え撃つべく、全国清涼飲料工業会がブラジル大使館の協力を得て開発した全国統一ブランドだというのだ。ブランドは統一して、生産するのは各地域の飲料会社。挙国一致でアメリカ軍を迎え撃とうとしたわけだ。それが「コアップ」(Corporation-協力して、Up-向上する)で、コカコーラの参入が遅れた北海道以外は全て駆逐されたのだという。わたしにとってはとても懐かしくおいしい味だが、妻や子供たちは「ゲーッ!」とかいって飲もうとしない。
ガラナと同じように、北海道出身者にしか通じない飲み物が「雪印カツゲン」。これも子供の頃はどこの家庭でも宅配で飲んでいたもので、やがて宅配はヤクルトに駆逐されていった。味はマミーのようなものだったと思う。しかし、これもまだ売っているらしい。
【つぐみ】
いつもはカメラを向けただけで飛んで行ってしまう警戒心の強い鳥たちだが、今日はじっくりと家の前の電線で日向ぼっこをしていてくれた。年末の雪の日に「ひよどり」を確認したが、今日は「ひよどり」に加えて「つぐみ」も確認。鳥の名前なんかまったくわからないが、望遠レンズ+ネット検索でたちどころに判明してしまう。
【ひよどり】
【ひよどり】
(PENTAX *istDs / DA 40mmF2.8 Limited / ISO800)
昨晩、離宮に行く途中、和菓子屋さんで苺大福を見つけた。大福というのは全てくるんであるものという既成概念を取っ払った、なんとも美しいディスプレイ。思わず手を伸ばしたくなる。
(PENTAX *istDs / DA 40mmF2.8 Limited / ISO800)
年末の時とは違った角度からの銀座和光。
バリウム&下剤でお腹がしゅくしゅくと痛む中、夜はお得意先と会食。新しくなった銀座の交詢ビルの5階にできた「赤坂離宮」でいただいた。離宮は銀座にできても赤坂離宮なんだ。店内はすごく混んでおり、今とても話題のお店なのだという。
[赤坂離宮 銀座店] 中央区銀座6-8-7交詢ビル TEL:03-3569-2884
写真はハタの姿蒸しと、それを取り分けた後の頭と尻尾、牛ひき肉の醤油味炒飯。コースメニューはスタンダードな構成で、富麗華のような斬新さはない。
交詢ビルは1-3階がバーニーズNYが入っており、4Fがカジュアルな飲食店、5Fがシャンデリア系飲食店となっている。
今日は人間ドック。以前は赤坂のホテルに隣接する機関で受けていたが、ここ4年間は池袋で受けるようになった。池袋のクリニックは施設はボロイが検査が丁寧なのが気に入っている。内科検診も以前は3分で済んでいたが、ここは15分ぐらいかかる。直腸診などは丁寧過ぎてかなりつらい。今日もあと5秒続いていたら、ギブアップしていたところだ。「しぇんしぇー、やめて」...肝心なところに波状攻撃をかけられるので、心の叫びにも力が入らない。
レントゲンでバリウムを飲み、下剤を飲まされる。そのあと食事券を渡されのだが、バリウムでお腹が膨れ、食欲もない。
食事は「いけす懐石 築地竹若(たけわか) 池袋店」でいただいた。福岡の「稚加榮(ちかえ)」にそっくりなお店の作りだ。湛えた水の流れる音を聴きながら食事するのも、なかなかいいものだ。
昨晩から今晩にかけて大量にトラックバックのpingを受け、エントリーの半数がトラックバックスパムに侵食された。一時間かけて、一件一件プチプチと駆除したが、これだけしつこくやられると(相手は一発の操作だろうが)、しまいには殺意を覚えた。いやほんと。online porkerとonline casinoとtexas holdenの三件が出所の全て。おそらく同一犯。当零細サイトだけでこれだけのスパムを送りつけてきたのだから、世界中のネットトラフィックがスパムで混雑しているのだと思う。
同じ被害に遭っていたyocchiさんのサイトでのディスカッションでトラックバックスパムの対策方法を仕入れ、プラグインをダウンロードした。とりあえず、今のところ防御できているようだ。
お昼ごはんはグリル満天星。先日のリベンジで、今日こそはカキフライを!とオーダー。いっしょに行った同僚が、「じゃ、私も」と頼むと、「ごめんなさい、今のが最後のカキフライでした」とのこと。ラストカキフライだった。カキフライに関して言えば、グリル満天星のものは満点つけてもいいと思う。サクッとした衣にジューシーな牡蠣。上手な揚げ方だと思う。
[グリル満天星 田町店] 港区芝浦3-4-1グランパーク1F TEL:03-5441-2112