□ 焼きみそ
幻の蕎麦屋さんらしい。
同僚から「一年以上は待たないと予約が回ってこない蕎麦屋さんからようやく連絡が入ったので、行きませんか?」と誘われた。行かないわけないじゃないの。駒込の「玉江」。なんでも一日一組しかとらないのだそうだ。10人前後まで大丈夫そうなので、数寄者10人が集まってぞろぞろ駒込の住宅街を歩いて向かった。なにせ遅れると叱られるらしいのだ。
□ そばサラダ
□ そばクレープ
料理の方は蕎麦づくしのコースに、お酒はセルフでチルドケースから取り出すシステム。日本酒は久保田の千寿と八海山があったので両方行ってみよう。蕎麦という素材を使って多彩な料理が次から次へと続き、とにかく楽しい!
□ そばクレープに肉味噌をたっぷり塗る 豚ひき肉の入った生姜の風味
□ 早そば
茹でた千切り大根と水溶きそば粉を練って加熱してつくる。そば切りより早く調理できることから早そばと呼ぶのだそうだ。大根のしゃきしゃきした食感と蕎麦の風味が際立ち、かなりうまい。
□ 鴨の南蛮漬け
□ そば法度(はっと)
□ そば掻き揚げ
□ なすのそばみそ掛
□ せいろそば
まずは藻塩を振りかけて一口すする。いいねぇ! 蕎麦そのものの風味をインプットしてからあとはお好きにと。うまい。おかわりがあって、こちらはご主人が埼玉で自ら栽培した蕎麦の実を使った風味の強い田舎そば。
□ おかわりはご主人が埼玉で栽培した蕎麦の実を使う
□ デザート (レモンゼリー 韃靼そばの実)
□ 焙炉 (板わかめ)
照明器具かと思いきや、この中に白熱灯に炙られたパリパリの板わかめが。
□ 次回の予約もしたものの、いつ連絡があることやら
□ 八戸産銀鯖の味噌漬け焼
赤坂の「あじさい」が場所を変えて6月に新装オープンしていた。鯖や鮭を炭火で焼いてくれれば、あとはおいしいごはんと味噌汁だけで十分なんだけどなあ...という、枯れかかったおじさんの希望をかなえてくれたようなお昼ごはんだ。八戸の脂ののった大きな鯖の味噌漬け、とてもおいしかった。
[赤坂あじさい]
港区赤坂3丁目15-4 ネピロードビルB1F MAP
TEL:03-5570-9505
「村上開進堂」のクッキーをおやつにいただいた。
無粋な自分にはそれがきわめてシンプルなごくごく普通のクッキーにしか見えなかったが、手にいれるのにひと手間もふた手間もかかる、歴史の深いお菓子なのだそうだ。紹介と登録、それから予約してからじゃないと買えないらしい。ありがたくいただきました。
□ 特製つけめん(濃厚)
川越の行列店「頑者(がんじゃ)」には行ったことがないけれど、通勤路の池袋地下街に「TOKYO UNDER GROUND RAMEN 頑者」というつけ麺専門姉妹店が忽然と現れた。
つけ麺は濃厚とライトがあり、まずは濃厚タイプを注文。「濃厚」と聞いて想像する濃厚さの3倍は濃厚な漬け汁だ。液状の煮干とでもいうか、凄い。隣りに居た女性は「こればっかりじゃ飽きるんで、ライトと交互に食べるといいかも」とつぶやいたが、私も同感。
□ 麺は S (200g)
[TOKYO UNDER GROUND RAMEN 頑者 (ガンジャ)]
豊島区西池袋1-1-30 東武ホープセンター
□ ジャンボハンバーグ 目玉焼きトッピング
研修で成城学園駅に降りたついでに、駅前の「成城洋食まる・まーる」というお店でランチ。ナツメグの香りがほんのりと漂う、粗挽き和牛の分厚い本格ハンバーグ。トッピングの目玉焼きは欠かせないが、これのっけてしまうと、ハンバーグがほとんど見えなくなってしまうんで、割ったところも撮っちゃおう。デミグラスソースもライトな感じで、肉質勝負のストレートな一品。
[成城学園 成城洋食まる・まーる]
世田谷区成城 6-8-8 2階 MAP
TEL:090-7224-1500
□ 釧路のサンマ
「魚のほね」で会食。二年前に感動したオレンジ色のワタをもつ厚岸のサンマには会えなかったが、そのやや西の釧路のサンマがまたとてもおいしかった。
□ シジミのスープ マダガスカル産胡椒の実
□ 軍鶏と松茸の鍋のあとの御飯
[魚のほね]
渋谷区恵比寿1-26-12
TEL:03-5488-5538
□ 車海老の香り蒸し この海老出汁スープにごはんを入れてもらう
新宿御苑駅、四谷三丁目駅、曙橋駅の真ん中あたりの、あまり歩いたことがないようなエリアにあるこじんまりとした人気店「CHEF'S」で会食。赤ピーマンの甘さ、車海老の繊細な風味、ねぎラーメンのスープの澄んだ奥深さ、どの料理もちょっとしたプラスアルファな味わいのセンスのよさが人を惹きつけるんだろうなあ。
□ 上海ソーセージ 赤ピーマンマリネ くらげ
□ ねぎラーメン
[CHEF'S (シェフス)]
新宿区新宿1-24-1
TEL:03-3352-9350
□ 立派な岩牡蠣 三年モノぐらいかな
同僚に四谷三丁目の「酒徒庵」に連れていってもらった。店のツクリはきわめて簡素ながらも、日本酒とつまみの品揃えが見事。お値段もとても良心的だ。また牡蠣を売り物にしていて、季節に応じていろいろな地域から複数の牡蠣を揃えているようだ。この日注文したのは舞鶴の岩牡蠣。あまりに立派な牡蠣殻に驚愕、そしてその身の鈍い光に見惚れる。味も繊細で滋味深く、乾坤一特別純米辛口で合わせる。
□ 牡蠣殻も7cmぐらいの厚さ
□ 莫久来 (バクライ) ホヤとコノワタの和え物
□ マグロの生ハム
[酒徒庵 (しゅとあん)]
四谷三丁目
□ 稲庭うどんと天丼のセット
お盆の時期はお休みの飲食店が多く、どこが空いているのかさすらいながら新規開拓。
「転石亭 HANARE」という地下にあるお店でランチ。コシのあるうどんに、小天丼、茶碗蒸しまでついてすっかり満腹に。
[転石亭 HANARE (てんせきてい はなれ)]
港区赤坂4-3-15 FSK赤坂ビルB1
TEL:03-3584-3373
□ ガレット 月とキャベツ
草津温泉の湯畑からちょっと歩いて、「Uusi」(ウーシ)」という変わった名前のカフェでガレットのランチ。ガレットにはシードルでしょうと、シードルの替わりにアップルサイダー。このガレットがおいしい。そば粉の生地の焼き方も網状でうまく、チーズもムチッと厚く溶け広がり、黄身の固まり方も粘りのあるちょうどよい塩梅。草津温泉でこんなおいしいガレットを食べられるとは思わなかった。
□ アップルサイダー
□ ガレット コンプレット
□ Uusiはフィンランド語で「新しい、若々しい、新鮮」という意味のよう
[Uusi (ウーシ)]
群馬県吾妻郡草津町草津524-77
TEL:080-5020-5774
□ 白根山 湯釜
草津温泉からバスで30分。標高も1200mから2100mにいっきに上がり、白根山のレストハウスに到着。ここからわずか20分ばかりの登山で「湯釜」と呼ばれる火口湖が現れる。辿り着いた人の誰もが思わず声を出してしまうその神秘的な色。自然界にはないようなウソみたいな色に魅せられる。鉄イオンや硫黄などの粒子が太陽光の特定の波長を吸収するのでこんな色になるのだそうだ。太陽の光の具合によっても色が変化するし、上空を雲が通過すると湖面に模様が浮き上がったりする。いくら観ていても飽きることがない。ここは日中でも気温18℃ぐらいだけど、見とれているうちにすっかり日焼けしてしまった。
登山道のまわりは高山植物で、レストハウスに展示されている案内を見てから登るとなお楽しい。
□ 弓池
□ 整えられた登山道を20分登るだけ
□ アキノキリンソウ
□ ナナカマド
□ ヤマハハコ
□ アカモノ
□ 草津ホテル
初めての草津温泉。
陽射しは強いけど、標高1156mということもあって、朝方は20℃を下回り、昼は25℃前後。このぐらいがいいねぇ。朝方涼しい風の中で一人野天風呂につかっていると、東京の寝苦しい夜が狂気に思えてくる。
□ 湯畑
□ 源泉を木桶に通して湯の花採取
□ 江ノ電で江の島から鎌倉へ
湘南モノレールで湘南江の島まで行き、久しぶりに海水浴場に立った。
いやー、眩しいね、若者たちが。
江の島からは江ノ電に揺られて鎌倉まで移動。
□ 湘南港
□ 江ノ島入り口 トンビ
□ 「フクちゃん」の横山隆一氏の邸宅跡地に建てられたスタバ鎌倉御成町店
自分が子供の頃は、こういう吊り下げ型のモノレールは未来のシンボルのひとつで、飛行機や高層ビルと同じような強烈な憧れがあったような気がする。大船から西鎌倉へは湘南モノレールで移動。ちょっと嬉しい。
□ その場所、おじさんにも譲ってくんないかなぁ
□ 鶏のプッタネスカソース 鎌倉野菜たっぷり
今週は夏休み。あぢーっ!
西鎌倉の「フォセッタ」でランチ。広大な住宅地を背負ったロケーションは、平日の昼でも予約でいっぱい。
逗子の小坪漁港から仕入れる魚と鎌倉野菜がたっぷり使われた地産地消のイタリアン。鎌倉エリアは実は新鮮な食材の宝庫なのかもしれない。
□ ラ ブエイロワーズ ぺティヤン
□ アンティパストミスト 青森産ヒラメ 白糠町の井ノ口さんのモッツァレラ
□ フォカッチャ 味わい深くフルーティなオリーブオイル
□ シラスとルッコラのパスタ
□ ワタリガニのパスタ
□ いさきのポアレ 鎌倉野菜たっぷり
□ リコッタチーズと松の実のタルト
□ リコッタチーズにかける蜂蜜 栗の花とアカシアの花 ブルーベリーの蜂蜜漬け
[TRATTORIA Fossetta (トラットリア・フォセッタ)]
鎌倉市西鎌倉1-2-1 MAP
TEL:0467-32-4400
□ みすじ
家族で20年ぐらい通う大塚の焼肉屋「山水園」。おいしい焼肉屋さんがあちこちにできてきたけれど、ぐるりと巡ってやっぱり山水園に落ち着く。分厚いタン元、コリコリとした上ミノ、すっきりとして甘くないタレ、そしておいしい冷麺。頼むメニューもいつも同じになってしまうが、新メニュー「みすじ」が登場。希少部位ブームってなんだか矛盾をはらむ現象のような気がしないでもないが。
□ 北池袋駅
□ 北池袋駅
[山水園 (さんすいえん)]
豊島区北大塚2-2-2
TEL:03-3918-5795