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西垣通先生の本を「こころの情報学」(既出)に続いて、「デジタルナルシス」「1492年のマリア」と続けて読ませていただいた。西垣先生は情報学の先生だが、「1492年のマリア」はなんと小説である。読み進む中で、なぜ、この小説を書かれたのかがよくわからなくなっていったが、最後でようやく一貫した主張が理解でき、心打たれた。小説としてだけ読むと平凡かもしれないが、先生が情報学の中で伝えたいことを小説のスタイルをとって伝えているのだとわかると、実に深淵な熟書に見えてくる。