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家に帰ると、先日オーバーホールに出したアナログカメラが宅配便で元気になって戻ってきた。デジタル一眼を買って以来、すっかり使うことのなくなったアナログ一眼ではあるが、部品が一部外れて紛失していたので、サービスセンターに部品在庫を確認してみた。その部品は1500円で、その場で直せるというので、正月の休暇中に散歩かたがたサービスセンターを尋ねてみた。
ところがだ!担当の方はものすごいすばやい動作でカメラの確認を始めたかと思うや、不具合部分を次々に指摘。決定的だったのは、ピントがずれているということ。ファインダーでピントを合わせても、フィルムにはピンボケで写ってしまうという。「オーバーホールをお勧めしますがどうされますか?」
ほとんど使うことがないカメラではあるが、ピントがずれているカメラは持っている意味もない。「じゃあお願いします」となったが、オーバーホール代は26000円だった。痛い。しかし見違えるように快適な動作に生まれ変わって帰ってきた。またフィルム入れてみるか。