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(PENTAX *istDS / PENTAX-A MACRO50mm F2.8:クリック拡大)
庭園に入ると、薔薇園に囲まれたゴシック建築の洋館が現れる。石垣同様精巧に作られており、朽ちた感じがせず、とても大正時代の建物とは思えない。この洋館の中に喫茶室があり、ぜひ入って照明器具やドアノブ、階段手摺などを撮ってみたかったが、16:00で閉館。間に合わず残念。また紅葉のころに来てみよう。
[旧古河庭園]
旧古河庭園の敷地は、もともと明治時代に外務大臣を務めた陸奥宗光の別邸を古河家(足尾銅山経営の財閥)が譲り受け、大正時代三代目古河虎之助が隣地も買収して庭園としたもの。その後国有となり、東京都が整備して昭和31年から公開されるようになった。
この敷地は高低差が大きく、高いところに洋風庭園、低いところに日本庭園が配されている。というのもこの敷地は武蔵野台地の南斜面にあたり、その地形をうまく利用した造園となっている。洋風庭園の方は鹿鳴館やニコライ堂を手がけたジョサイア・コンドルが受け持ち、日本庭園の方は平安神宮を作庭したことで有名な京都の庭師、植治こと小川治兵衛が造りあげた。